ソウル旅行記【4】
2022/9/2 ソウル2日目後半。
昌徳宮へ
宗廟観光を終え、次は昌徳宮(チャンドックン)へ向かいます。こちらもユネスコ世界文化遺産。元々は景福宮の離宮として建てられましたが、豊臣秀吉の攻撃によって焼失し、その後長く再建されなかった景福宮の代わりに正宮として使われたとのこと(昌徳宮も同時期に全焼したが1615年に再建された)。
景福宮が風水や儒教的思想に基づき建てられたのに対し、こちらはより自然に寄り添った成り立ちで多くの王族に愛された、という説明でした。たしかにどこかのびのびとした雰囲気が印象に残りました。
韓流ドラマ『赤い袖先』のロケ地にもなったそうです。「(ドラマが
)素敵でした〜(目がハート)!」というガイドさんの感想が気になり、帰国したらちょうどテレビ東京で放映が始まったところだったので視聴開始!韓流ドラマはほとんど見たことのない私ですが、どこまでついていけるかな?
帰国後、日本の宮家から嫁いだ李方子さんについて調べていたら2021年に林真理子さんが『李王家の縁談』という本で書いていたようなので、読んでみたいな。発行時に行われた林真理子さんと磯田道史さんの対談も面白かったので自分のメモのためにリンクを貼っておきます。
北村韓屋村散策
ソウル半日観光、最後は北村韓屋村の散策です。ここは韓国の伝統家屋が多く残るエリア。車を降りたところのお店でマッコリの試飲をしていました。甘酒のようでおいしそうでしたが、これから坂をのぼるし、すぐに酔っ払ってしまいそうなので残念ながら私はパス。
これから1時間の自由行動で街並みを楽しみます。韓屋を利用したカフェやおしゃれなお店がところどころ並ぶ他は、今も一般の方がお住まいの住宅地。「静かに歩いて」というプラカードを持った係員の方が観光客が騒がないようしっかりと見張っています。
ガイドさんに「展望台までのぼってくださいね!」と言われたので「はい!!」とずんずん坂道を登っていくも、展望台がよくわからずに一同うろうろ。9月頭のソウルは湿気こそなかったものの、30℃を越える気温。坂道を歩き回るとなかなか体力を消耗します。どこかでお茶を、と思っても人気の伝統茶カフェは行列しておりはてさて、と思っていたところ、雰囲気のいいお店に偶然通りかかったので入ってみることにしました。
可愛い飾りものを売っていたり、中のインテリアもオリジナリティあふれるこちらのお店、帰国して調べたらセラミックアートセンター(googleマップはこちら)、ということでした。カフェがメインではなかったんですね汗
たしか5000ウォンだったかな?でコーヒーやレモネードなどの飲み物を楽しめます。コーヒーは豆から挽いてくれていい香り!陶器の作品もたくさんあり、お友だちご夫妻はここで一対のおしどりの置物を購入されていました。
2階のテラス席でのーんびり。私は旅先でもカフェや公園で静かな時間を過ごすことも大好きなので、一泊二日の短い滞在中にもしばしこういうゆったり時間が持てたことは嬉しかったです。
1時間の自由時間はあっという間に過ぎ、車で明洞まで送ってもらい半日観光は終了。ガイドさんの説明を聞きながら効率よく回ることができました。ありがとうございました。ガイドさんにおすすめされた明洞餃子、今回は訪れる機会がありませんでしたが、次回以降のためにメモ。
つづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?