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札幌木鶏クラブ11月例会

 金曜は、月~木曜に含まれない内容です。最近は、私が学びの場の一つとしている、札幌木鶏クラブの例会について書くシリーズを続けています。札幌木鶏クラブについてはシリーズの第1回(R6.1.19)を御覧ください。
 今回は、令和5年11月16日(木)にネストホテル札幌で行われた、札幌木鶏クラブの11月例会について書きます。
 今回、最も意見が多かったのが、中村幸子先生の記事「新・生涯現役 第2回 たった一人のお客さんのために」です。中でも、私が凄いと思った話が2つあります。
 1つ目はK先生の、「実家が靴屋で、お客が来ると、お客に気付かれないようそっと、お客の靴を母が磨いていた。中村さんの話を読む事で、素晴らしい母の事を思い出させてもらった」という話です。人知れず陰徳を積んでいらっしゃるK先生のお母様、本当に素晴らしいです。自分が良い事をすると、ついつい私なんかは自慢したくなりがちなので、それでは駄目だなぁ…と反省させられました。
 もう1つはK先生(先程のK先生とは別な方です)の、「札幌雪祭りで自衛隊の方は、最後に素手で雪像を磨いて光らせている。中村先生も手で靴墨を塗っていて、どちらも良い仕事をしたいという気持ちがこもっている。だから、心って手に入るのかなって思った」という話です。確かに、担任している子供を励ましたい時など、その子の手を握りながら話をしていました…私も。これは無意識に、手を通して心と心をつなげようとしていたのかもしれません。
 この他に興味深い内容としては、岩崎一郎先生の「脳科学が明らかにした『誰もが幸せになれる法則』についてのS先生の話があります。「例えばコップを割った時、『コップを割ってしまった自分は駄目だなぁ』のような意味づけをしがちだが、これがネガティブバイアス。コップを割ったなら、それはコップを割っただけ。それで終わり。余計な意味づけはしない」という話でしたが、とても納得です。振り返ると、ついつい私も余計な意味づけをしがちですから。S先生の仰る通り、余計な意味づけをしないよう気を付けようと思いました。
 ところで例会中、B先生から12月を「熱燗例会」にしてはどうかという提案があり、N代表の意見などから試しに開催してみようという事になりました。ただ、開催するのは1月例会となったので、次回12月例会は通常通りの例会となります。

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