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元日の夕食は「80パーセント」

今年は煮しめとお雑煮しか、お節料理は作らなかったので、夕食のメインディッシュを夕方に調理しました。
12月28日にスーパーで、たぶんクリスマスの売れ残りであろう、叩き売りされていた鶏の骨付きもも肉を買い、2日ほど、やはりクリスマスで残っていた白ワインに漬け込みます。

鶏に白ワイン、オリーブオイル、塩、ニンニクチューブ、玉ねぎのスライスを入れて揉み込み、2日漬け込んでいます。

オリーブオイルとサラダ油を熱したフライパンで、一緒に漬け込んでいた玉ねぎを敷いた上で蓋をして蒸し焼きにしました。強めの中火くらいの火加減です。
片面6分くらい、ひっくり返して弱めの中火で9分蓋をして蒸し焼きます。
正しい作り方なのかわかりませんが、適当に焼きました。

やはり玉ねぎが焦げてしまいました…。
イマイチな仕上がりです。付け合わせも忘れました。

食べてみて、いえ、食べる前からこれは失敗したな、と思いました。
玉ねぎはコゲコゲですし、粒マスタードをつけて食べましたが、かなりの薄味です。
不味くはないのですが、手放しで美味しいと言う感じでもありません。

ナイフで切るとこんな感じでした。

恐る恐る夫に「美味しい?大丈夫?」と聞くと、すでに半分以上食べ終わっており、「はやっ!」と言うと冷静に「うん」と頷きます。
「美味しいよ」とやはりクールに答える夫。
しかし、食事と飲むはずだったビールを冷やすのも忘れてしまい、ちょっとご馳走感のある素敵な夕食を想像していましたが、計画倒れと言えます。
食べっぷりをみる限り、不味くはないようですが…。

「でも、美味しくはなかったでしょ」
食後に食器を洗いながら夫に訪ねると、「いや、美味しかったよ」と少し間を置き、「80%くらいかな」と言いました。
80%くらい…。
これは喜んでいいのか、どうなのか?
「あの骨付き鶏のソテーまた作ったら、食べたい?」
「うん」
本当?と半信半疑な私でした。
でも、まあ簡単だし、気が向いたら、また作るかもしれません。



1月1日に「令和6年能登半島地震」が発生しました。
東日本大震災が思い出され、本当に驚きました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈り致します。



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