そこは、よく行く場所で
初めてあなたと出会った
記憶がよみがえる大切なところ

たくさんの緑に囲まれて
僕の目に映るあなた
これが一目ぼれという感覚なんだろう

出会ったころは　まだ幼く
ずっと見てないと　倒れそうで

春には少し背伸びをしてた
夏には元気よく手を振る
秋は切なく寂しい表情
冬は静かに天を仰いでいたね

僕の庭にそびえたつ
あなたはその大きな木

強い心とからだをもって
すべてをあたたかく見つめ続けた
たくさんの勇気と希望を運んでくれた
これからも　ずっと　見守ってください

劇団さる