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一般人がサーモンランで野良カンストするために①

前回は私のサーモンランに対する考え方と野良ならではのポイントについて少し触れた。
今回は練習するうえで意識する目標と全体を通して持つべき意識について触れる。

前回の最後に書いたように「まずは上手い人の動画を見る」ことを前提としているので、それによって基礎ができている人は今回の内容を意識するだけで上達するかもしれない。


1.基本目標について

「自分のリザルトを良くするために」を目標として頑張ってほしい。

さて、さっそく全国各地のサモラン勢から怒られそうなことを書いたわけだが、これには明確な理由があるため詳しく説明する。

リザルトを良くしようとは言ったものの
・オオモノ討伐数を稼ぐために全く寄せずに倒す
・納品数を増やすため金イクラを運ぶことだけを考える
・デス数が多くならないよう極端に控えめな動きしかしない
などは最悪。

ここで言いたいのは「リザルトの総合点を良くしよう」という話。

上手い人たちの考え方として「クリアのために動こう」というのがあるが、この指針は状況判断力に依存してしまうため、場数が少ない人にとって何が良くて何が悪かったかが分かりにくい。
そこで登場するのがリザルト。

納品数が多くて、オオモノたくさん倒していて、デス数も少ない!そんな人が戦犯な可能性は低いので非常に基準が分かりやすい指標と言っていいのではないか。
※一場面を切り取れば大きなやらかしをしている場合は考えられる。あくまで単純化した場合の考え方。

残り時間でクリアできるかどうかを考えて~などと言われると混乱する人が多いだろうが
・たくさんオオモノを倒すために味方と被らない位置をチェックする
・ノルマまで遠いとき自武器だと処理が難しい遠距離オオモノが海岸にいるが、出来るだけ討伐数を稼ぎたいのでSPを吐く
・納品数を増やしたいので見かけた金イクラは投げておく
・デス数を減らしたいので海岸で周囲のザコの流れに気を付ける

こうして言い換えてみるとエゴのように見えて正解に近い動きになっているのではないだろうか。

少ない経験値で「クリアするために」の天秤に乗せた結果各所の判断をミスる人が非常に多い。(私もその一人)

とりあえず面倒な湧き方してたらSPを吐いてさっさと討伐!
第3ウェーブがやばい湧きになるかもしれない可能性があるのならぬるい湧きになる可能性も全然ある。もっと気軽にSPを。

そもそも野良カンストを安定させるには縁の下の力持ちとしての潤滑油的な強さではなく、全リザルトが高水準のメインエンジン的な強さが必要だと思うので一つの指標にしてほしい。

2.全体を通して必要な意識

①無駄な時間を作らない

この目標の理想は全ての動きの質を上げるということなのだが、まずはちょっと意識するだけで回避できるものを潰していく。

それは「無敵状態のオオモノは完全に無視して別のことをする」という時間間隔を身に着けること。

爆弾を出していないバクダンや閉じているコウモリなどに対し、弱点露出を律儀に待っている人がたくさんいるが無敵時間の長さを覚えることで、その間にイクラを投げてインク回復を待ったり、周りの雑魚・他オオモノを削ったりできるようにしよう。

②各オオモノの攻撃位置・湧き位置を覚える

・バクダン→爆弾展開する場所
・コウモリ→停止位置。(飛んできたミサイルの向きからどの位置なのか即座に判断できるとなおよい)
・タワー・テッキュウ→湧き位置
・カタパ→ミサイル発射位置とその位置で発射した後どこに移動するのか。

資料とにらめっこして暗記してから臨め!というわけではなく、回数やることで経験値として覚えてもらえばよい。

※ただしタワー・カタパに関しては危険度が高すぎるので一度湧き位置・移動周期についてまとめているものを見ておいた方が、実戦での吸収率が高いかもしれない。

③雨弾とハシラへの殺意をカンストさせる

レートカンスト目指す前にここをカンストさせてください。

ハシラは自分が何使っていても味方が見なそうだったら倒すくらいの心構えで。

上に行かないと倒せない武器の場合はハシラ産イクラは1本につき基本2~3個納品。イクラ投げ後のインク回復中に周囲の様子を把握しよう。

下から見れる武器の場合は撃破した後他の場所をサッと様子見して、カタパ・タワーなどが大量に湧いてたり、コンテナ付近に大量のオオモノが密集していたりした場合はそちらへ。
少し余裕がありそうだったら上って2~3個納品(上と同じ)

雨はとりあえず落とす意識を。
慣れてきたらそれを使って跳ね返しキルを狙えるようにしたいが「跳ね返しキルできる位置に移動しようとしている間に炸裂させてしまった」は最悪なのでここら辺の感覚は徐々に鍛えてほしい。
慣れるまでは無理せず落とすことだけに注力する。

④「撃ちながら納品する」などの複合動作に慣れる。

コンテナ周りでずっとイカ移動しながら散らばったイクラを頑張って納品している人がいるが、納品最高速度を出さないといけないギリギリの盤面でない限りは総合的に非効率。

中盤以降だと金イクラがコンテナ付近に落ちてたりする場合もあるので「寄せてきたテッパンを歩き撃ちで止めながら金イクラを拾って納品」のような動きに慣れておきたい。

⑤どんな武器を持っても安定したリザルトを出す意識を持つ

本来サーモンランというゲームでは適材適所が大切で、ワイドローラーとボールドマーカーが同じレベルの処理をする必要はない。

が、残念ながら野良ではそんな甘えは許されずワイドローラーを持とうがかなり頑張らないといけない場合も多い。
当然ワイドローラーでボールド並の活躍をすることは上手い下手などの次元では不可能なのだが、SPを使うことで出来るだけパワーを近づける。

どの武器でも似た戦績を出すためにSPを使ってカバー。SPを余らせがちの人はこの意識を持ってみよう。

実際味方が気づいてないタワーやカタパを早めに潰せた方がクリア率は上がるため、それを処理しにくい武器を持った時は「処理しやすい武器を持ってたらメインで倒しに行ってるはず」という戦績に合わせるためSPを吐こう。

⑥結果が確定した行動はノールックで

「オオモノシャケを撃っているとき急にザコシャケに殴られてびっくりした」という経験がある人はいないだろうか?

例えばここで撃っていたのがスタン済みテッパンであなたが持っていたのがスプラシューターだったとしよう。

テッパンの背中に意識を集中させなくても弾を当て続けることは簡単ではないだろうか?

密着で撃ち始めた時点で「テッパンを倒す」という作業についてはほぼ結果が確定している。

こういった状況ではテッパンではなくその周辺の雑魚の動きや、視界の奥の海岸沿いに湧いてるオオモノの種類把握などに視線を向けられるようにしたい。

3.実際に目指したいリザルトとおすすめ練習法

平均オオモノ討伐数:15~20体
平均納品数:20~30個
平均赤イクラ数:700~1000個
平均デス数:1未満
※伝説でレートが上がるにつれて要求値も上がっていくイメージ。

この内何個を達成していればよい、とかではなく全てを満たすことが必要。

この「全リザルトをバランスよく満たせるかどうか」と最も簡単に練習できるのが達人~伝説復帰チャレンジ

ここでは自分が頑張らないと厳しいバイトが多いのだが、幸い湧き方と要求ノルマがまだ優しいためクリアしやすい。

ここで何度もミスしてしまうようならカンストは厳しい。自分に不足してるリザルトを伸ばす・納品進行度を意識する癖を鍛えるなど試してみよう。


次回は各スペシャルで出来るようにしたいことと吐きどころについて(多分)

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