一番好きな仮面ライダーでも語る
…そろそろ挨拶変えたいですけどどうしましょうか
ごきげんよう皆様
星隠幻夢(ほしがくれげんむ)です。
最初に書いておきましょう、私が一番好きな仮面ライダー作品は
仮面ライダービルド
です。
はい、幻夢って名乗ってるのにエグゼイドじゃないんかいって感じですが、私の名前と某神に一切関係はありませんので、以後お見知りおきを。
ライダー単体で言えばゲンムが一番好きですけど
本題
ストーリーについて
それはさておき仮面ライダービルド、とてつもなく素晴らしい作品ですよね。
王道を行く改造されたライダーたちの正義に対しての苦悩を描く作品。
何よりもストーリーの重さに驚き、自分はビルドが一番好きな仮面ライダー作品になりました。
日朝で人死ぬの!?
しかも殺したの主人公!?
あの衝撃は今までなんとなくで仮面ライダーを見ていた私に仮面ライダーの本質のような物を見せてくれました。
他の作品だと、なんだかんだで生き返ったりしていたのですが、ビルドでは死んだキャラクターの立ち位置やら何やらで全くそんなこともなく、ライダーの話なのにリアルさを感じました。
全編通してシリアス、なんてこともなく、ギャグパートとのバランスも良い、見ていてとても心地良い作品です。
最初の劇場版を映画館に行って見たのですが
戦兎は葛城巧なのでは…?
という疑念が浮かび、事実そうだとわかった時は
やっぱり!
と一人でテンション上がってました。
いやぁ良くできている作品です…
変身フォームについて
変身フォームの多彩さも目を引くポイントで、変身に用いるフルボトルというアイテムは合計で60本、それぞれ2本で一対のコンボ?を持っているため、総フォーム数は30にものぼります。
劇中活躍あるのは半分くらいですし、仮面ライダーあるあるの
後半になるにつれて中間フォームや最強フォームで戦うため初期の多彩さが減る
という波にのまれたのとビルドの最強フォームはその60本の力を抽出して作っているため、見る機会は減ってしまうのですが…
それでも意外性のあるコンボに胸を躍らせたものです。
ライトオクトパス、というライトと蛸のコンボなんか普通思いつきませんし、戦い方も目を眩ませて蛸の触手でぶん殴るという奇想天外なものもあってとても面白いです。
俳優さんについて
俳優さんたちが実力派揃いだったのも記憶に残っていますね。
仮面ライダーや戦隊モノといえば…というのも失礼ですけど、特撮の最初の頃といえば多少棒読みな俳優さんたちの演技がつきものだったりするのですが(最近は見ていないのでなんとも言えません…)ビルドは最初から迫真の演技で、第一話から見ていて引き込まれました。
犬飼貴丈さんがかっこいいんですよ…
クールな物理学者、失礼、てんっさい物理学者でありながら、自分が何者なのか、仮面ライダーとしてどうすればいいのか悩むところは繊細さを感じさせますし、決める所はちゃんと決めるので見ていて安心感もあります。
その後ぐらんぶるの実写で全裸になっていて落差が激しすぎて笑ってましたが…
赤楚衛二さんもかっこよかったですね…
2号ライダーとしての活躍もさることながら、脳筋野郎としてのギャグでの活躍も面白い。
何より万丈龍我の出自を明かされるシーンは必見です。コメディ的に
その後ラブストーリーに出演し、演じ分けの広さからなのかドラマに引っ張りだこになり、今でも見る機会は多く感じます。
…作中シリアスが多かった犬飼さんはギャグに走り、コメディが多かった赤楚さんはシリアスに行った。
なかなか面白い2人だと思います。
余談
とまぁキャラもストーリーもライダーとしての特異性も褒める所ばかりの仮面ライダービルド、欠点をあえて上げるとすれば
途中から話の展開が早すぎて一話見逃した時の置いてけぼり感が強い
というところでしょうか。
まぁ私が見逃した話がちょうどクローズの最強フォームが出る回で、なんでそこ見逃すのん?って感じなんですけどね。
話の重厚感が凄いあまりに、一話一話の濃さも凄いわけで、一度見逃してしまうとわりとついていくのが大変に感じました。
好きなストーリー
まぁ色々とこの辺にして、私が特に好きなストーリーをいくつか挙げさせていただきたく存じます。
ここからはネタバレガンガンしていきます。
ご容赦を
まずは…第14話、偽りの仮面ライダー
喫茶店のマスターである石動惣一がまさかの敵、スタークであることが判明し、恩人である石動惣一と戦わなければいけない事に苦悩する戦兎、そして…
という激熱な回です。
雨の中石動惣一に拾われた戦兎が、雨の中石動惣一に対するその姿はあまりにも悲観的でありながら、決意に満ちたものだったと記憶しています。
この回で最初の強化フォーム、ラビットタンクスパークリングが出るのですが、純粋にラビットタンク(基本フォーム)を強化したようなスーツに、シンプルであるがゆえのかっこよさに目覚めました。
続いて、第21話、ハザードは止まらない
はい、この回が例の
主人公が人を殺す
という衝撃のシーンがある回です。
ビルドは強さを求め、ハザードトリガーという危険な物を使ってしまい、自我を喪失、暴走状態になり、その時は敵であった三人組の一人を殺してしまうのです…
深い悲しみとライダーとしての尊厳、それでも強くならなければ世界を救えないという苦しみ。
この回は殺したシーンの衝撃が強すぎてそれ以降の話が入って来なかった記憶があります。
そして第27.28話
逆襲のヒーローと天才がタンクでやってくる
この辺りのストーリーでは、仲間の一人でジャーナリストの砂羽さんが敵にビルドのデータを渡さないと知り合いの娘を殺す、と脅され、戦兎にどうしたらよいのか相談する、という一連の流れがあり、それまで裏切ったりなんだりしていたこの砂羽さんという人が、本当はただ平和を願っているだけだ、と知ることができ、真に仲間になるというストーリーでもあります。
砂羽さんはビルドの新フォームのデータを敵に流すのですが、戦兎は新フォームを2つ作っていてその片方のデータを渡す、というシンプルな作戦で相手を圧倒、新たな力を得たビルドと、絆が強まる仲間、そして裏で暗躍を続けるスターク…
最終編に繋がる重要なポイントだったと思います。
いやーもうずっと語ってられるんですけどね、さすがに長いので次でラストにします。
ラストは
第47話、ゼロ度の炎
グリス、猿渡一海の漢を見せる回。
かっこよすぎるし悲しすぎるし…
猿渡一海には三羽ガラスと呼ばれる舎弟がいて、その3人を模した敵が現れ、なすすべなく圧倒されてしまう…
そんな中、戦兎が開発こそすれど猿渡一海に渡さなかったアイテムを、猿渡一海は持ってきており、それを使い変身、その効果は、劇的な強化と引き換えに命を落とすというもの…
ヒロインであり猿渡一海の推しているネットアイドルの石動美空の静止の声を振り切り変身した猿渡一海、グリスブリザードはかつて愛した三羽ガラスに擬態した敵を自分の手で打ち倒して行き、最後には…
涙なしには語れない、漢の熱い想い
この回語りだしたらマジで止まりませんよ…
最後に
さて、長々と悠々と仮面ライダービルドについて言葉少なに語りました。
やはり好きな物の何が好きかを書くのは良いですね
とても有意義な時間でした。
完全に私得なnoteになりましたが、こんな感じのも書いていきたいですね。
後公式サイトに全話ストーリーが載ってて上の感想とか書くのに非常に助かりました。
皆様もぜひ、仮面ライダービルド、見てみてくださいませ。
お疲れ様でした。
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