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釣りのシッパイちょっと(いい話、悪い話)シーズン2の6

爆買いへ至るシッパイの側面
このことについて、状況を遡ってみたいと思います。
(釣りの失敗であることに「留意」して読んで頂けると幸いです)

良い竿が欲しい ← 良い竿を知る ← 先輩たちに色々教えてもらう 
← 猛練習している ←  遠投したい ←  釣りへの熱い想い
←  魚が釣れない ← フライフィッシングに憧れる

この流れを恣意的に翻訳しますと、
魚を釣りたいから、練習するし、いい道具も欲しい。

この流れが、もしも、
魚を釣りたいので、空き時間に遠投の練習して、次の釣行に活かす、
であればどれだけ良かったことでしょう。
色々と遠回りしたかもしれませんが散財の程度は軽かったと思います。

しかし僕は、
練習に明け暮れる中で、釣りへの情熱を物欲に変換「昇華」させてしまったので、
ニューロッドを買う事を躊躇いませんでした。
合理的判断だと思い込んでいます😇

初心者セットに早く見切りをつけたい僕は、
手始めに中級クラスを購入、
その次には競技でも有名なメーカーの最上位シリーズを、
国内メーカーの最上位シリーズも・・・
我が師に出会うまでの三年間に4本の竿を手に入れてました。
もちろんそれぞれの竿に合わせて、新たなリールとラインもセットで。

・・・
フライフィッシングにのめり込む前の僕、
二十歳前後の僕は当時の学生らしくバイト明け暮れ、
渋谷系音楽や服屋さんめぐり、それにサーキット走行で散財していました。

それらの消費行動や浪費行動と比較すると、
釣りはあまりお金が掛からない趣味に感じた事が爆買いに拍車を掛けました。
金銭感覚の参照点が狂っていたのだと思います。

行動経済学の本に書いてあった事を引用してシーズン2の流れを説明してみます。

練習と飛距離の向上はエンダウド・プログレス効果で説明できるように感じます。
そこに新しい竿の購入、1万、3万、5万、7万と段階を踏んで性能の良い竿を手に入れることで、思い込みをさらに補強。無敵へ邁進しています!?

・・・
いえ
初歩の初期の出だしから間違っているのです。
魚の住んで居る場所で、針を視界の中に送り届ける事から、
遠ざかっているとさえ言えます。


長くなってきたので2−7でまとめます


追記
この本の内容、
現代でマーケティングしている方なら抑えている内容だと思います。
が、僕には学びの多い内容でした・・・
嗚呼二十五年前に知りたかった。


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