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スピリチュアルにハマった友人の話①

友情が壊れるときにはいつもお金の音がする・・・。
金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもの。本当にそうだと思う。
最近、私は友人を一人失った。A子とする。

A子は子供が同級生で所謂、ママ友というやつだ。
が、同じ職場にパートに行ったり、名字や●●ママではなく、名前や愛称で呼び合い、子供抜きでよく遊んだ。
PTAや学校行事にも積極的に参加して、しんどいと言いながらも、よく動く子だった。

1回目の結婚は旦那のDVが原因で離婚したそうだ。その時に助け出してくれたヒーローみたいな人と2回目の結婚。
前夫との間に子供がいて、2人目の夫との間にも子供が2人いる、ステップファミリーとして、仲睦まじく見えていた。
義両親と完全同居なのをよく愚痴っていた。

コロナが流行るちょっと前から、PTAで問題を抱え、精神的に参っている様子だった。
PTAの話は、私には持論があるので、またの機会に。
・・・正直なところ、PTAなんてただのボランティアなんだから、精神病んでまですることじゃないし、頑張る必要も全くないと私は思っているのだが。
A子は無理して頑張ってしまう性格なんだろうな。
その頃から、A子のPTAに関する考え方と私の考え方に壁があると感じるようになった。

その問題後、A子は学校に来ると体調を崩すようになり、学校行事のほとんどを旦那さんが来るようになった。
というか、以前から夫婦で参加していたので、A子が来なくなったと言った方がいいのかもしれない。会う機会が減った。

子供が5,6年生の頃(はっきりとした時期は覚えていないが)、A子の子供が起立性障害になり、学校にあまり来られなくなる。
みんな心配していたが、家でいる間も、A子は子供に寄り添っていたように思うし、調子のいい時には好きな場所へ連れて行ったりと献身的にに支えていた。
A子が好きなのか、子供が好きなのかはわからないが、神社などによく行くようになったっぽい。私も、信仰心関係なく、神社とかお寺はあの雰囲気が好きだ。

その後、コロナが流行。
私もしばらく、じっとしている日々だったが、消毒、マスク、自粛とA子がどんどん神経質になっていっているのが目に見えて分かった。
修学旅行がなくなり、代わりの遠足にA子も付き添いで参加していた。
一緒に付いて行くというところまでは理解できるが、その様子をSNSに「特権~~☆彡」みたいな投稿をしていたのは理解不能だった。

そうこうしてる間にあっという間に中学校入学。コロナの自粛もあり、あまり会わなくなってから、ずいぶんと時間が経った。今や3年生になり受験シーズンだ。
今年5月の運動会、7月の夏祭りでチラッと見かけた時には元気そうだったのだが、8月末に信じられない電話がかかってきた・・・。

>>その②に続く


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