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[カードラッシュCSベスト4]アルセウス軸悪リザードンexデッキ

はじめに

10月15日(日)に開催されたカードラッシュCSにて、ベスト4に入賞できましたので僭越ながら使用デッキについて記載させていただきたいと思います。

自己紹介

こんにちは。リョウと申します。

ムゲンゾーンの少し前からリザードンVmaxのスタートデッキを買って友人と2人でポケカを始めて、3年ほどプレイしております。
ポケカのイベントに出始めたのは、2023年5月の新潟CLに当選したことがきっかけでした。
それまでは友人と2人だけで楽しんでいましたが、そこから自主大会や、ジムバトルに参加するようになりました。
現在は、初のシティリーグ(古代未来環境)に向けて準備を進めております。

初めてのnoteなので拙いところもあると思いますがご容赦ください。少しでもリザードンexデッキを使いたい方や興味のある方のヒントや参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします!

デッキリスト紹介

当日のデッキリスト

デッキ選択の理由

正直なところ、一番使い慣れていたというのが大きいです。

現在のレイジングサーフ環境では、強いと言われているデッキが多く、どのデッキも勝てるポテンシャルがあるといった印象があります。

また、黒炎の支配者が発売されてからリザードンexとアルセウスvstarを組み合わせたデッキをジムバトルや自主大会などに持ち込んで試行錯誤してきました。そのためデッキへの理解度が高く、時間切れによる負けなども防げると考えました。

なぜアルセウスvstar組み合わせたのか?

リザードンexは様々なデッキタイプが存在しています。

例 森の封印石型(エンテイv)
  リファイン型
  ロスト型
  アルセウス型 ect…

この他の要素として、デッキを回すためのシステムポケモンにピジョットexを採用するのか、はたらくまえばのビーダルを採用するのか、どちらも採用するのかなど使用者によってばらつきがあり、まだ研究途中のデッキタイプといったような印象です。

今回、私はリザードンexとアルセウスvstar、ピジョットexを組み合わせました。

この組み合わせの強み

1. アルセウスvstarの特性「スターバース」とピジョットexの特性「マッハサーチ」による1ターンに最大3枚の確定サーチによる盤面完成の速さ

2. リザードンexの特性「れんごくしはい」によって山札から炎エネルギーを3枚まで好きなようにつけられる。最初の番にエネルギーを付けることができなくても、進化さえできれば技を使う準備が整う点

→攻撃までのハードルの低さと安定感

他の理由として、黒炎の支配者発売以前から、アルセウスvstarとギラティナvstar組み合わせたデッキを使っていたのでアルセウスのスターバースを起点とする使用感が近いデッキタイプであったこともあり、移行し易かったこともあげられます。


また、直近のシティリーグの結果を参考にして、個人的にTiar表をこのように考えていました。

Tiar1 ギラティナ、パオジアン、リザードン
Tiar2 サーナイト、ミュウ
Tiar3 ミライドン、ルギア

ギラティナ
→ 互角 ジラーチでロストマイン対策をして多少戦いやすくなった。

パオジアン
→ 不利 リザードンの高耐久を青天井で突破に加えて、月光手裏剣によるサイドの複数取りがきつい。どのアタッカーを使っても最初にパオジアンが倒せない。

サーナイト
→ 互角 弱点をつける、毎番なるべくサイドを取って逃げ切る意識。

ミュウ
→ 有利 弱点をつける、3-3の最速プランがある。大体、メロエッタかコオリッポを挟まれる。

各Tiar上位のデッキに対しての個人的な印象は上記の通りです。私自身、パオジアンに対面に苦手意識があった且、パオジアンを使う人が多いと予想を立ててあるカード(後述)を採用しました。

採用カード

・アルセウスv、アルセウスvstar  2-2

ゲーム中に1体立てたいので、この枚数の採用です。最初は4-3で採用していましたが、ゲーム後半はリザードンexの方が高いダメージが出るので1体立てば充分だと感じて枚数を絞りました。
最序盤は、基本エネルギーのみのトリニティノヴァだとリザードンexよりもダメージが出ること、スターバースによってリザードンexやピジョットexの進化が容易になる点、vstarのHP280の高耐久が非常に優秀です。

・ヒトカゲ、リザードンex(悪テラスタル)  3-3

リザードンexはゲーム中に2体立てたい、尚且つ最初のターンに最低1体はヒトカゲを置いておきたいです。ヒトカゲは本当は4枚目が欲しいです。枠の都合で3枚の採用になっています。

リザードンexは特性れんごくしはいによって基本ほのおエネルギーを自分の場のポケモンに3枚好きなように付けることができます。
技のバーニングダークは2エネで使うことが出来るので、技を使うためにリザードンex自身に付けても1エネ余ります。この余った1エネを前のポケモンの逃げエネに使ったり、後続のアタッカーになり得るポケモンに付けておくことで素早く攻撃を仕掛けていくことが出来ます。

・ポッポ、ピジョットex  2-2

ピジョットexの特性マッハサーチの自分の番に好きなカードを1枚手札に加えられるのが強力です。
ナンジャモやボスの指令といったサポートカードを確実に手札に加えられるのはもちろん、スターバースの足りない1枚を補ってくれたり、今の環境ではサポートでしかサーチできないポケモンの道具も手札に加えることができます。

それに加えて、技も120ダメージと望むなら場のスタジアムをトラッシュできるといった最低限の攻撃性能を持ち、逃げるエネルギーが0。強いことしか書いてないです。
弱点を突かれるミライドン相手でも、立てられた時のリターンが大きいので、個人的には怯えずに出していっても問題無いと思います。

ポッポの技、なかまをよぶも優秀です。
後攻で、グッズなどによる展開が難しい場合は選択肢に入ってきます。

・かがやくリザードン 1

サイドを1枚しか取られない優秀なアタッカーです。メインのポケモンがサイドを2枚取られてしまうので、このカードを挟んであげると相手のサイドプランをずらせる可能性があります。

特性のエキサイトハートによって相手に取られたサイドの枚数分、技に必要な無色エネルギーが少なくなるので、ゲーム後半には少ないエネルギーで250ダメージを出してくれます。

逃げるエネルギー3と逃がすのが難しく、スタートしてしまうと少し嫌ですが、ダブルターボエネルギーとれんごくしはいでエネルギーを付けてあげると、相手にサイドを取られていない状態でも230ダメージのかえんばくが使えるので狙える場合は、すごいつりざおをゲーム中に必ず使う前提にはなってしまいますが、目指すという選択肢もあります。

・ミュウ(ふしぎなしっぽ)  1

特性によって山札の上から6枚の中から好きなグッズを手札に加えることができます。ミュウでスタートできれば、バトルVIPパスを高い確率で使うことができたり、アルセウスやヒトカゲ達が進化するためのグッズを早い段階で準備できます。
また、逃げるエネルギーが1だったり、壁役になってくれる点も優秀です。

・マナフィ(なみのベール)  1

ヒトカゲやポッポなど、HPの小さなポケモン達を、主にかがやくゲッコウがの月光手裏剣から守るために採用しています。

・ジラーチ(ステラベール)  1

ロスト軸デッキのヤミラミへの対策カードです。
ジラーチのお陰で、ロストインパクトを受けたリザードンexとHPの少ないたねポケモンサイドを同時に倒されないようになりました。

・ボール系 ネスト、ハイパー、VIPパス 2-4-4

最初のターンにどれだけ展開できるかが重要なので、バトルVIPパスは4枚。ネストボールも同じ理由でもう一枚欲しいところですが、枠の都合と進化することがポケモンを並べた後のターンで必要になってくるので、ハイパーボールを4枚にしています。


・ふしぎなアメ 4

リザードンexとピジョットexの二つの進化ラインを採用しているので最大の4枚です。


・いれかえ系 ポケモンいれかえ、あなぬけのヒモ1-1
ミュウの特性を使う都合上、バトル場とベンチのアタッカーと交代したい場面があるので採用しています。また、リザードンex、アルセウスvstar共にHPが高く、攻撃を耐えてくれることがあるので、攻撃できる状態で、ベンチへ逃せるのが強力だと感じます。

・すごいつりざお 1
入っているエネルギーの枚数が少ないので採用しています。最初のアタッカーが倒された後に使用したいです。

・ロストスイーパー 1
ミュウの特性から持って来れる頂への雪道を壊すために採用しています。


・スポンジグローブ 1

パオジアンへの対策カード。

アルセウスvstarに付けることによって、水タイプのポケモンに対して基本エネルギー3枚のトリニティノヴァで230ダメージが出せるようになり、パオジアンexを一撃で倒すことができるようになるカードです。
(※ダブルターボエネルギーを付けてしまうと倒せなくなってしまうので注意!)

パオジアンexは特性のわななくれいきを使うためにバトル場に残ることが多く、盤面を作るためのサポートを使いながらサイドを2枚取ること高い確率で出来ます。その後、アルセウスvstarが倒されるとサイドを2枚取られ、リザードンexのバーニングダークが240ダメージになり、リザードンexが次のパオジアンexを一撃で倒せるようになります。

もちろんリザードンexに付けても有効に使うことが出来る場面があって、サイドを1枚取られた状態でリザードンexに付けることで240ダメージを出してパオジアンexを突破できます。

比較できるポケモンのどうぐとして、ダメージを+10する、げんきのハチマキでも同じことが可能です。ミライドンexや進化前・タネのポケモンvなどにも対応することができますが、このデッキにはこだわりベルトが入っています。そちらを使って相手のポケモンvを一撃で倒すことを狙います。



・こだわりベルト 1

進化前のポケモンvを倒す、ポケモンv相手にリザードンexの技の打点をサイド1枚分進めることができます。

・ナンジャモ 3

ドローサポート兼、手札干渉の手段です。
こちらはピジョットexの特性で好きなカードを持ってきつつ、相手の欲しいカードを引かせにくくできます。また、アルセウスの技の効果でこちらがナンジャモを使った後に山札をシャッフルできるのも効果的に働く場面があるので、頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。

・アクロマの実験 3

進化に必要なカードを手札に抱えたまま、山札から5枚見て3枚手札を加えられるカードです。

博士の研究も採用を検討できる一枚ですが、トラッシュしたく無いカードが多すぎるため、今回はアクロマの実験を採用しています。

・ジニア 1

進化ポケモンを山札から2枚手札に加えることができます。進化ラインが多いこのデッキの性質と合っている思って採用しました。

・ボスの指令 3

盤面が整っている状態で、ピジョットexの特性で毎番使用できるのが理想です。
4枚入れてしまうと手札が詰まってしまうので3枚の採用になっています。

・ボウルタウン 2

ルールを持たないたねポケモンを展開できる且つ、頂への雪道を壊すカード。
相手も効果を使用できるカードです。
こちらが最低限ポケモンが置けている状況で、相手の展開が思うようにいっていない場合は使わない方が良い場面もあります。

・マグマの滝壺 1

ベンチの炎タイプのポケモンへのエネルギー加速手段です。主にかがやくリザードンに加速する用途で使うことが多いです。
リザードンexに加速したい場合には、進化すると悪タイプになってしまうため、進化させる前に付けておかなければいけません。

・ロストシティ 1

相手のデッキの重要なポケモンをロストに送って何度も使われることを防ぐことができます。

・基本ほのおエネルギー 7

個人的にこの枚数が一番回しやすかったです。1枚増やしてあげると回すのが簡単になるのでお好みで調整してみてください。

・ダブルターボエネルギー 1

主にアルセウスvstar、ピジョットex、かがやくリザードンの技を使うために使用します。
逃げるエネルギー2つ分としても機能するので、入れ替え手段としても使う事ができます。

当日のマッチアップ

予選

予選はなんと全勝…!自分が一番びっくりしてました。



トーナメント

結果はベスト4でした!

印象的だった試合

準決勝 パオジアンex(予選4戦目の方)

予選で戦っていたので、互いにデッキは分かっている状態での対戦でした。配信もされていたようなので気になる方はこちらをご覧いただければと思います。

パオジアンの高火力から、最後は鮮やかに月光手裏剣を決められて負けてしまいました。

強いて言うなら、2ターン目に攻撃せずに返さずに、リザードンexで前のビーダルを倒していれば少しは変わったかなと思います。

予選で相手のパオジアンを先行2ターン目にスポンジグローブをつけたアルセウスで倒していたので、相手もそれを警戒して、パオジアンでは攻撃してきませんでした。また、私自身も、パオジアンをとらなければという考えで頭がいっぱいでした。ですが、それには必要なカードが一枚足りずマナフィを前にして攻撃しないという選択肢を取りました。その後クロススイッチャーからアルセウス、リザードンと倒され、最後はキャンセルコロンでマナフィの特性を消され、月光手裏剣でやられてしまいました。。

最後に

今回のカードラッシュCSでベスト4という成績を残せて嬉しく思います!前回開催されたカードラッシュCSでは2勝5敗と全く振るわなかったので、非常に驚いています。
また、よく参加させていただいているシェシム杯で交流のある方も何人か決勝トーナメントに残っていた事も勝手ながら心強く思っていました!笑

シェシム杯は、美味しいランチが食べられて、ポケカも出来る自主大会です!気になる方は遊びに行ってみてはいかがでしょうか?


ここまで読んでいただき有難うございました!上手く文章に表現できている気がしませんが、また、機会があれば書かせていただきたいと思います。

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