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多摩川の生き物とヒト その34番外 鳥海 山麓を巡って、3日目 22/7/20 

朝、散歩し、近くのため池に行き、ハスなどの花を見る。鳥海山の麓には多くの湧水があり、このため池もそうかもしれない。

オモダカ 後ろにピントがあった。
人家に植えられていたオオバギボウシ
思い出 秡川にあったヤマハハコ
ナラ枯れ病と思われる。ここでもミズナラなどが枯れていた。しかし、巨木が枯れ、世代交代する天然更新かもしれない

世話になった宿を出て、真室川町を通り、鳥海山湯の台にある猛禽類保護センターを目指す。途中で及位駅に立ち寄る。音威子府(おといねっぷ)などと並ぶ難読駅の一つである。この辺は遊佐、象潟(さきかた)など、読み方が難しい駅や地名が多い。ナビに音声で入れようと思っても、入らない。

JR東日本 奥羽本線 無人駅
駅の云われ、近くに月山などがあり、山岳信仰の対象だった。

センターへ行く国道344号線が通行止めのため、来た道を戻り、ぐるりと迂回する。う回路があったり、片側通行ができるかと思ったが、甘かった。迂回に時間がかかり、猛禽センターへ行くことを諦める。代わりに最上川を見る。まさしく「五月雨を集めて早し最上川」通りだった。旅は思い通りにはいかないが、このようなことがあるのも面白い。

中国の山水画のよう
多摩川と違って流れが多い。この上流で洪水が起きた。しかし、景観を守るため、堤防を造っていなかった。

帰りに鳥海の湧水が滝のように出ている元流の滝を目指すことにした。地図を2次元的に読んでしまった。鳥海ブルーラインで行き元流を見ようとした。ところが3次元的にはブルーラインは標高が1080mも上がる。間違って鉾立へ行ってしまった。後で調べると鉾立が登山のメインルートで知った。そうだろう。鉾立から2時間ぐらいで鳥海湖へ行けるからである。霧が舞う中に仁賀保方面へ降りる。降りる途中に元流があった。          宿舎は平屋建てで素敵な所だった。金浦学校の栖といい、懐かしい二宮金次郎の像がある小学校の後地に保養所を造り、それを一般施設にしたものだ。ここもかなうらと入力しても、出てこなかった。このうらと入れなければならなかった。部屋番号が2-3と教室名だった。ところで仁賀保はなぜ「にかほ」にしたのだろうか。いくら合併したからといっても、地名を捨てることはなかったと思う。

金浦 学校の栖 平屋建てで、お風呂はラジウムであった

訂正 その32に出てきたオガラバナはミネカエデであった。オガラバナは花が尖っている、葉の鋸歯が深くないなどの特徴がある。分布地域だけを気にしていた。

ミネカエデの果実 鋸歯が深く、果穂は直立していない

カミキリとしていたのはスゲハムシであった。色々な体色の個体がいるようだ。しかし、スケールを入れるのを忘れてしまった。          指摘していただいたwaiwaiさんには感謝しています。

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