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多摩川の生き物とヒト その188 水系 冬の三頭山        ‘23/12/2

妻が都民の森主催の陶芸教室に参加。その制作の傍ら、私は三頭山の麓にある三頭の滝に行くことにする。ベニマシコなどの冬鳥も見たかった。
静かな人工的なチップが敷き詰められた山道の中、途中では鹿除けのネットが設置してあった。

人工的なチップを敷き詰めた三頭大滝までの道。
ボタンズル。センニンソウと似ているが、葉の形などが違う。
斜面などに這うボタンズル。葉に鋸歯がある。
絡みついているツルアジサイとその花の跡。
斜面には多くの草が春を待っている。
ヤマトリカブトの実。
種ももちろん、毒がある。
美しいサワフタギ
切れ込みが無いチドリノキ。カエデの仲間。
おそらく、リンドウの芽。

寒いが、三頭大滝は流れていて、凍っていなかった。シモバシラも捜したが、見つからなかった。
戻る途中、都民の森入り口ではヒガラが人から逃げず、さえずっていた。ヒト慣れしているのだろう。

鹿除けのネット
イヌブナの冬芽。まだ、葉が残っている。


三頭大滝。この滝を見るために、わざわざ、東京都は行き止まりの橋を架けた。
ヤマグルマ。水を吸い上げる道管が無く、仮道管があるなど、分化が古い時に起きた。
ツガ。ブナの少し上に出てくる。
ホオノキ。冬芽も大きく、目立つ。

後日、素敵な一輪挿しや皿が完成、送られてきた。
でも、このような施設は都民の森にはいらない。麓の桧原村に移した方が良いだろう。
都民の森を以前のような何もなく、静かな山に戻すべきだろう。

身近な所にあったサイハイラン。黒いのは種子。
さえずっていたのはヒガラ
山に遅い光が差し込む。

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