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多摩川の生き物とヒト その65 番外 稲村ケ崎          22/11/11

秋はキクの季節。イソギクを見たくて稲村ケ崎へ。
渋滞にはまり、3時間かけて江ノ島経由で鎌倉公園稲村ケ崎地区へ。公園のトイレ近くにも、ツワブキが群生し、満開で美しい。

公園から江ノ島を望む。ここは稲村ケ崎の磯伝いと歌われている所。磯はあるが、浜は浸食され、無くなっている。
ツワブキ。文字通り、葉が照っている。


タンポポと同じ、キク科とわかる。舌状花が発達している
タイトゴメ。葉を米に見立てた。
ボタンボウフウ
ハマグルマか。


トウオオバコ。外来種ではなく、葉が大きいので、唐、つまり、中国から来たと考えた。
崖沿いにウミウがたたずんでいる。
巻雲が発生し、雨が近いことを教えている。

イソギクも予想通り崖沿いに咲いていた。このイソギクは太平洋の沿岸にベルトのように分布している。仲間がハマギク、イソギク、シオギクとあり、染色体もイソギクが90本となっていて、シオギクの72本からゲノム数の半分の増加(n=36)となっているなど、興味が尽きない。

イソギク。文字通り、磯などに咲いている。管状花のみ。
葉が白く、隈どられている。
ツルナ。有名になったアイスプランツと同じ科。
ツルナの花。遅くまで咲いている。
イワダレソウ。クマツヅラ科とは思えない。
クマツズラ科のため、匂うかどうか、確かめたい。

夕日が迫ってきて空が青から赤へ。夕焼けが美しく、富士山も彼方に見えた。

日が落ち込んて来た。
きれいな夕焼け。
富士山も彼方に見えた。
残照

海浜植物は高山植物と同じように地域や種が限定されているので、同定が楽である。

これから、シオギクなども見てみたい。牧野さんの故郷、高知へ行かないといけない。

野鳥 ウミウ キジバト、ハクセキレイ、 ウミネコ
植物 イワダレソウ(f)  イソギク(f)、 タイトゴメ(f)、 ボタンボウフウ(f)、 トウオオバコ(ℓ)、ハマヒルガオ(ℓ)、コウボウシバ(ℓ)

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