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多摩川の生き物とヒト 水系 その77 羽村散策       23/1/12

多摩川の羽村付近の散策へ。玉川上水取水堰上流にキンクロハジロやホシハジロが昼寝し、オオバンが鳴きながら川面を泳いでいた。川の維持のために玉川上水から水を流し、さらにここで完全取水する第二取水地前(名称調査中)の雑木林ではカワラヒワやヒヨドリが鳴き、飛び交っていた。
第二取水地付近では1959年まで砂利採取を行っていた。痕跡を探そうとするが、半世紀以上も経つと、跡形もない。
この砂利採取跡から玉川上水の側道へ。先ほどの取水口から対岸にある村山へ送る第三水門に着く。水門付近には何やら尾にニワトリみたいな飾り羽があり、頭は緑の光沢のある見慣れないカモがいた。調べてみると、ヨシガモだった。オカヨシガモは知っていたが、ヨシガモの親戚とは。オカヨシが地味で、ヨシガモは派手である。光沢はタマムシやモルフォチョウと同じ構造色とわかった。

福生加美上水公園付近にて。玉川上水はこのような素掘りで、しかも200年間も持っている。この中をマガモがいた。
第三水門付近にいたヨシガモ。美しいカモ。見る角度によって頭の色の見え方が違う。

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