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多摩川の生き物とヒト その139 番外 青森黒石から秋田阿仁合をへて、東京の自宅へ           23/7/23

宿から近い、津軽こけし館に向かう。鉄印帳やアポイ岳などは妻にとって興味がなく、できない事。通称、引率旅行になっている。妻の興味を引いたこけし館に寄る。こけしにも津軽系など、地方によってデザインが異なることを知った。
近くのコンビニに寄り、子供達へのお土産を発送。道具も少なく、発送に手間取る。虹の湖沿いを通り、大館を抜ける。例によって、ハチ公で有名な秋田犬の里などは寄らない。その先で、秋田内陸縦貫鉄道と並んで走る。

秋田内陸縦貫鉄道の鉄印。


阿仁合(あにあい)駅に着き、鉄印を求める。この駅は秋田内陸縦貫鉄道の本社がある。本社と言っても、立派なビルではなく(失礼)、駅舎のそばにある模型に出てくるような普通の2階建ての建物だった。ここは機関区もあり、中心の所。売店には鉄道グッズ以外にもツキノワグマのTシャツ(月の模様だけ)やむぎこがしなどのお菓子などが売られていた。ローカルの私鉄が頑張っている様子がうかがえた。しかし、駅前は静かで、閉店している店もあった。人口減の中、これからが問われる。駅舎には食堂があり、美味しく、ソフトクリームなどをいただいた。2階には阿仁合を紹介するスペースがあり、また、行きたい気持ちにさせる。しかし、本社脇の資料館の方が興味があった。この内陸鉄道は角館線と阿仁合線が鉱山開発のため、施設されたもの。その様子が資料館で紹介されていた。その後、第3セクターとなり、この2つの線が繋がった。だから、内陸縦貫鉄道になった。昨年(2022年)、災害のため不通になっていたが、復旧した。いろいろと鉄の3兄弟と呼んでいる展望や観光車両を貸し切りにするなど、模索しているので、是非とも、生き残ってほしい。

8両ある中の3号車。オレンジ色。
ここで交換。角館行き。
鷹巣から1号車がやってきた。
阿仁合には車両基地がある。水色は7号車。AN-8007。


内陸線の歴史を伝える資料館。機関区とは反対にある。
国鉄阿仁合駅のジオラマ。模型の事。
鉱山だけではなく、林業も栄えていた。線路幅が狭いナローの森林鉄道もあった。
阿仁合鉱山の説明。銅を採掘し、ドイツ人技師もいるなど、多くの人がいた。

阿仁合でゆっくりした後、一路、南下する。笑内(おかしない)、昔の終点比立内(ひたちない)と国道沿いに一両だけ止まれるかわいい駅が続き、汽車が来ないかと期待したが、ついに現れなかった。
線路と別れ、田沢湖、角館を通るが、例によって、通過。大曲に出て、横手に入る。この辺は昨年(2022年)、鳥海山へ行き、通った所。及位駅などを見ながら、東根へ入る。
山形鉄道の鉄印は時間がなく、見送り。来年(2024年)早池峰山に行くので、帰りに東北地方の鉄印を全部、集めたい。
100㎞/hの定速で東北道を南下し、日付が変わる手前に無事、自宅に着いた。

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