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多摩川の生き物とヒト その164 ヒト ボタニカルアート展    ”23/10/9

会員のTMさんのボタニカルアート展が国分寺の司画廊で開かれていた。関心したのは最新のAPG分類体系を取り入れている事。例えば、出展されていたイロハモミジではカエデ科ではなく、ムクロジ科で、アスパラガスはキジカクシ科となっている。

会員の方のイロハモミジ。背景などを入れず、葉の傷など、ありのままに書くのが植物画。ボタニカルアートともいう。

葉の質感は素晴らしく、ヒメリュウキンカはそのまま、生えているかのようだった。
この展示会の作品は園芸種が多く、野草が少なかったのが唯一の残念な点だった。

ブドウ。牧野富太郎氏はさらに、花の構造なども取り入れた。

TMさんの書かれたカツラはなかなか気付かない、実がなった雌花が描かれていた。

TMさんが書かれたカツラ。雌雄別株になっている。


このように植物をよく観察する観察会やスケッチなどの取り組みが広がればと思った。

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