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多摩川の生き物とヒト その62 水系 カワラノギク保全プロジェクト22/11/3

福生でのカワラノギク保全作業の一環。プロジェクトは明治大、河川事務所などの行政、一般の方、NPO法人が協力して、年間で4回行われている。今回は個体数やロゼット数をカウントした。
全体の開花株は約300株ぐらい、ロゼットを含めた個体数は3000株くらい。昨年(2021年)よりも全体の個体数は増えたが、開花株は少なかった。

対岸の左岸の福生市から見たカワラノギク保全地域


B工区ではロゼットが多数あった。昨年はノギクらしからぬ肥大成長していたが、今年は普通の大きさに戻った。洪水もなく、土が肥えなかったかと思われる。Ⅾ区はアシ原へとはみ出して生えているのもあった。除草するなどの時は抜いたり、踏みつけないように気を付けないといけない。
E区は保護している範囲外の川辺に近い河原でもロゼットが見つかった。
今年はもっと広がると期待できそうである。

河原の奥が保護区
永田橋から見た保護区
相模川のように、カワラノギクが自然に咲けばよい。

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