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【無料】先週の重賞レース:神戸新聞杯【回顧】

重賞回顧:神戸新聞杯
 
2:23.5R 61.2-57.2 S^4
12.8 - 11.4 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 12.6 - 12.5 - 12.0 - 11.6 - 10.7 - 10.9 - 12.0
 
1着サトノグランツ
好発を切った後はコントロールしながら進めるも徐々に下がって中団内からの競馬となり、道中は前にスペースを保って3角に入る格好となりました。
3~4角でも好位の内のスペースを拾いながら中団で直線に入り、直線序盤で追われてジリジリと伸びてL1で2馬身半の差がありましたが進路確保に苦労しながらも進路を取ってから中を割ってぐんと伸びてアタマ差の勝利となりました。
最序盤ゲートが良くて良い位置を取れそうな感じがありましたが、「上がりも全体時計も速くてついていくのがやっとでした」と川田騎手がコメントしており、少し促しつつで思ったより動く事ができていませんでした。
3~4角で後ろから動き切れない中、L3最速で10.7と極端に速いラップを踏んで力強く伸びており、ここで脚を温存できる形で運べていたのがL1の減速で影響してきたと言えます。
結果的にサヴォーナが良い位置で運べたとはいえ2着に来れるレベルだったと考えれば、力関係としては上に来ないといけない馬だっただけに、最後は地力で捕え切ってくれたという感じの勝利となりました。
ここでは超高速馬場がフィットした点も大きな収穫と言えます。
 
2着サヴォーナ
五分のスタートを決めた後は先行策を取って様子を見つつ上手く2列目の内に入れてレースを進めていく格好となりました。
道中もファントムシーフの後ろをマークし、3~4角でも最短距離でファントムシーフの後ろに絞って2列目内を通し切って直線に入ると、直線序盤で進路を取ってファントムシーフとの差を徐々に詰めてL1でこれを捕えましたが、最後はサトノグランツにアタマ差で捕え切られての2着惜敗となりました。
序盤からしっかりポジションの意識を持って一番良いところを取ってきたのが好走の要因と言え、サトノグランツより一列前で戦えたのがかなり大きかったように思えます。
これまでゲートが不安定だっただけに今後もスタートは課題となりますが、ポンと出られれば一線級相手に遜色ない競馬が出来た点は大きな収穫と言えます。

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