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【無料】先週の重賞レース:キーンランドカップ【回顧】

重賞回顧:キーンランドカップ
 
1:09.9 34.3-35.6 H^2
12.1 - 10.9 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 12.3
 
1着14ナムラクレア
五分のスタートを切った後は、無理せず様子を見ながら中団の外目で進めて行く形となり、そこから3角にかけてじわっと進めて追いかけて4角で手が動いて好位列の外で直線に入る格好となりました。
直線序盤で渋太く伸びて2列目付近に接近し、L1でそのまま伸び切って1馬身差の勝利となりました。
タフな馬場でかなりハイペースまで上がった中で追走し、この流れで脚を使えた点は大きな収穫と言えます。
高松宮記念は後半型のバランスだったのに対し、今回は34.7-35.2で平均まで引き上げても対応できており、タフな馬場での1200~1400mなら現役トップクラスの1頭と言えます。
 
2着シナモンスティック
序盤は押してハナを主張し、外のヴァトレニが競ってきましたが引かずにハナを取り切る格好となり、3~4角で馬場の良い中目を選択しながらも緩めずに仕掛けて1馬身の差で直線に入りました。
直線序盤で左手前に替えて踏ん張りましたがL1で外のナランフレグに交わされ、内から伸びてきたトウシンマカオを何とかハナ差で振り切って2着を死守しました。
松岡騎手が思い切ってハナを取り切り、その後も譲らずに淡々と運んで積極的にペースを作った点は意外でしたが、特殊な馬場状況だっただけに前を取ってキックバックを受けずに走れた事が好走の要因と言えます。
これまでのシナモンスティックのバランスで考えると攻め過ぎた印象もありましたが、特殊な馬場や色々な部分で噛み合った点と、馬自身の成長も含めて粘り切った2着と言えます。
 


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