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【アニポケ雑談】あれから一年…変わったこと・変わらなかったこと

春雨で花冷えの雑談☔

本日、3月24日はアニメ『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』最終回の放送日だ。

あれから一年…時の流れはフシギダネという常套句を挟みつつ、節目としてこの一年を振り返ってみよう。といってもサトシの冒険そのものの振り返りは既に過去記事で纏めているので、"あれから"の話がメインになる。

サトシとピカチュウを追っていたカメラが切り替わり、新主人公のリコを映したのは2023年4月14日のこと。HZ初回を観た感想は"わからない"だった。

こめこめくらぶ(2023)
「アニポケHZ初回一時間SP(第1・2話)「はじまりのペンダント」感想」

サトシが主人公のアニポケはもう見慣れ過ぎていて、「わからない」という感情が惹起されることはほとんどなかった。シリーズが変わろうとも骨子は変わらないという先入観があり、そしてそれが裏切られることも少なかった(人によってはいるかもしれないけど)。

しかし、リコを主人公とするHZシリーズは何もかも勝手が違った。リコがどういう素性なのかも、敵であるEXPが何を目的としているのかも、ペンダントから変化する亀ポケモンのことも何一つ「分からなかった」…これらの謎の多くは一年経った今でも明らかになっていない。

それでもポケモンはポケモンだろうと思ってそのまま見続けていたが、ほどなくして違和感を無視できなくなってくる。話数としては5話あたりでターニングポイントを迎えた。当時のことは以下の日記に記してある。

正直なことを言えば、自分は"サトシロス"とは無縁の視聴者だと思っていた。サトシというキャラクターは魅力的だけれども、それ以外のキャラが紡ぐ物語にも関心があったからだ。

しかし、新シリーズに移行する上でアニポケの文法が大きく変わっていたことを考慮できていなかった。大まかなプロットの組み立て方から、細かいポケモンの所作まで全く異なるロジックで物語が紡がれている…新しいアニポケの物語だということを本当の意味で理解できていなかったのだ。

この辺りを契機にアニポケの見方は意識的にも無意識的にも変わったと思う。サトシとピカチュウを映すカメラが変わったという認識から、カメラマンが変わったという認識へ。

それから自分の見識を広げる為に様々な作品を観ることになる。印象に残っているのはポケモンの原点である「スタンド・バイ・ミー」とHZシリーズ構成:佐藤大の代表作である「エウレカセブン」だ。

「サトシとピカチュウの冒険=アニポケ」という図式が崩れたことによって、自分の中で改めて「ポケモン」とは何か・「アニポケ」とは何かを問い直すこととなった。

激動の一年だったが、自分の中で楽しんで観るという点については変わらず意識し続けられたと思う。それには何よりもこのような発信活動が基盤となっている。

私にとってアニポケ視聴はライフワーク…生活の一部だ。個人的な趣味としては別にEsports観戦などもあるが、誰かと共有して話したいと思えるのはやはりアニポケだと思う。

新シーズンが始まってまた潮目は変わるかもしれない。それでも生活の中にアニポケがあり続ける限り、こめこめくらぶのアニポケライフは続くったら続く…To Be Continued.

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