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アニポケSMヘビロテランク 制作後記

〇はじめに

アローラ!
アニポケSMクラスタのこめこめくらぶです。今回は久々にアニポケSMの企画をやったのでそれの制作後記です。

企画名は題して「アニポケSMヘビロテランク」。ずっとTierMakerを使った企画をやりたいと思っていたのですが機会がなくて先送りにしていました。やってみて感じたことが結構あったのでシェアしたいと思います。

アニポケSMエピソード おすすめヘビロテランク ver.1.0(2023/1/29)

※TierMakerのサイトは以下のアドレスから

https://tiermaker.com/list/anime-and-manga/smver10-tier-list-maker-15567840/2736164

〇企画の動機

そもそもなんでこの企画をやりたいと思っていたかというと、大きく二つの理由があります。

第一にTierMakerを使った企画をやってみたかったというのが一つ。私はアニポケ以外にスマブラ観戦も趣味にしているのですが、スマブラ界隈はキャラのTierリストを作って共有する文化があって面白いんですよね。アニポケ界隈でもたまに見かけますがTierにすると人の考えが簡単に可視化されるので話題に関して議論しやすいという特徴があります。

第二にこめこめくらぶの企画としてアニポケSMについてエピソード単位で語ったことが少なかったというのが一つ。私はアニポケSMについていくつも企画を考え記事を書いていますが、登場人物や組み合わせ論などの枠で括ったりするのがほとんどでした。

それはそれで楽しく何よりも自分なりの視点を組み込みやすいので「語り」としては適したやり方だと考えているのですが、シンプルなエピソードについての個人的な評価もそろそろ出してもいいかなと思った次第です。

〇基準の設定

Tier表を作成するにあたって一番重要なのは基準の設定です。アニメなどの創作物に関するTier表は個人的な主観が根幹にありますが、人に見せる以上客観的にわかりやすい指標がないと伝わりづらくなってしまいます。

今回のTier表では「どれだけ繰り返し観たいか」を基準に作成しました。自分の感覚を大事にしながら回数という客観的にも分かりやすい指標にしました。

「SS:永久保存版」、「S:三回以上観る価値あり」「A:二回は観たい」「B:とりあえず一回みればいいかな」の4階層のTierにしましたが、実際はどのエピソードも3回以上周回しています。あくまでもこれからアニポケSMをヘビーローテーションする人に向けてのおすすめ度をランク化しました。

またアニポケSMという作品の性質上、全体的に縦軸(エピソードごとの繋がり)が強くこの回を楽しむためにはこの回を観た方がいいという事例が頻発します。それも込みでTierに盛り込みたい気持ちもありましたが、実際ヘビロテするにあたっては単発でも楽しめる回の方が優先度が上がると思い単発回の評価を気持ち高めにつけています(公式様のアニポケセレクションに寄せた感じ)。

〇工夫したこと・大変だったこと・よかったこと

TierMakerというサイトの特性上、Tierに入れる画像を選定してアップロードする作業が必要になるのですがこれが地味に大変でした。エピソードそれぞれを代表するカットを探し、それをわかりやすくするために話数を表示するように加工、それをアップロードして変になってないか確認。難しい作業ではないですが全146話分となると…。チリも積もればという奴ですね。

でもこのエピソードといえばこのカットというのを自分で選定していく作業は楽しかったですね。現在放送中のアニポケの感想記事を挙げるときは視聴後すぐにサムネを選定していますが、放送から時間が経ってからエピソードを象徴するカットを探すのはそれとは違った宝さがしのような楽しさがありました。

あと個人的な話ですが、自分の中で話数の整理がしやすくなったのはかなり革命でした。このカット何話のどこの場面だっけ?というのがサーチできるのは語り手としてはとても嬉しいことなのです(頭がいい人はこんな手間はいらないと思いますが笑)。

・基準の再発見

またTier表を整地する過程において自分のアニポケSMに対する評価軸もはっきりとしてきたように思います。何を高く評価し逆に何がネックになるのか。個人的な嗜好と言われればそれまでですが自分なりの評価軸を挙げてみます。

●ポジティブな評価軸
一貫したテーマ(家族、生命、共存など)が描かれている、映像的に挑戦した表現がある、学校要素、ポケモンが活躍しているetc…

●ネガティブな評価軸
テーマ性が薄い、マンネリズム、過度なギャグ(≠コメディ)要素、一部キャラ(人間・ポケモンの違いを問わない)に対するぞんざいな扱い

SSを見ると特に学校要素がうまく組み込まれた話に結構弱いことがわかります(30,68,79話など)。逆にSMにおける一つの特徴であるギャグ要素が強調された回の評価は伸び悩んでいます(95話など)。この辺りは属人的なものなので人によって意見が分かれるところですが、ひとまず私の本音として受け取っていただければと思います。

〇おわりに

Tier表を作成してみて、改めてアニポケSMは何度も繰り返し観たくなる「味」がある作品だということを再認識しました。またTwitterでの反応をみるにアニポケSMを繰り返し見る人たちが思ったより多くいるというのは嬉しい発見でした。

このTier表を観て面白いと思ったなら、ぜひ皆さん自身のヘビロテランクを作成してみてください!色んなTierが入り乱れるのがTierランクの面白いところです。

ご清聴ありがとうございました。また次の語りで会いましょう。

・おまけ

SSランクのエピソードに関するひとこと評を語ったので、興味のある方は以下のリンクからご覧ください!

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