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めざポケ第11話「虹とポケモンマスター!」感想

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
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〇はじめに

アニポケ・サトシ編、ついに終幕。「ポケモンマスター」とは何か、サトシの言葉を聴きましょう。

Point1:別れ…そして帰宅

めざポケの旅が終わりマサラタウンへと向かう一行。カスミ・タケシと何度目かのお別れをします。別れてもまた会えるという信頼からか、そこまでしんみりした感じはありませんでした…がコダックはちゃんと別れを惜しんでいて可愛かったですね…。

そして家に帰ったサトシとピカチュウ、二人とも泥んこになって帰ってきました。お風呂に入って、食卓を囲み、そして寝床へ 当たり前の…、でもサトシにとっては束の間の休息。ただ、寝る前にふと心に残るのは前回であったラティアスとラティオス。

「友達」に…なれなかったかもしれないポケモンのこと。

Point2:オーキド研究所にて

旅を終えた翌日…定番のルーティンであるオーキド研究所への訪問 ハナコは新しい靴を用意してましたがサトシは断ります。ボロボロの靴で向かった先で懐かしのケンジに出会います。声付きで登場したのは何年振りか…後述しますが「忘れ物」がないようにしてますね。

研究所を訪れたのは初心者用のポケモンを見せてもらうのが目的。 眠そうなフシギダネ、緊張しているゼニガメ…もう一匹いるはずのヒトカゲが迷子に?研究所のポケモンに手伝ってもらっても中々見つかりませんでしたが、ピカ様が岩場の間にいるのを発見。実は雑用のエースもピカ様だったりするのかも。

体を張ってヒトカゲを助けるサトシに手を差し伸べるのは生涯のライバル・シゲル。このヒトカゲたちはシゲルが連れてきたようです。シゲルはサトシのWCS優勝を称えた後に尋ねます。

「チャンピオンになったキミはどこまでポケモンマスターに近づけたのかな?」

…サトシは返事をしませんでした。

Point3:みんなでめざせ「いいかんじ」

サトシが実家ライフを送っている中、ケンカ別れしたムコニャはロケット団本部の食堂で働いていました。同じ穴の貉ですがケンカは継続中。ソーナンスは影から三人のことを心配しています。ムコニャ箱推し勢としてソーナンスの気持ちは察して余りありますね…。

ある日、サトシとピカチュウはトキワの森に向かいます。サトシがキャタピーを捕まえた冒険のはじまりの場所。

そしてそれを追うニャースの影、コジロウの影、ムサシの影。三人が考えることはただ一つ「ピカチュウゲット」!

いつもの捕獲ネットでピカチュウを捕らえるロケット団ですが、サトシはピカチュウ以外を研究所においてきてしまっていました。万事休すかと思われたところ、かつての仲間であるピジョットが駆けつけて網を破ってくれました。
自由になったピカチュウはいつものように10万ボルト⚡

シビレビレからいつものように飛ばされるムコニャソですが、表情はどこか晴れやか。

夢は大きい ロケット団 みんなでめざせ いい感じ

めざすべき悪がある限りロケット団は不滅なのです。

ロケット団を追い払った後、サトシはまた、一緒についてきてくれるかとピジョットに問います。ピジョットは快諾し、サトシは随分古い約束を果たしたのでした…迎えに来てくれたのはピジョットのほうとか言ってはいけません。

Point4:虹とポケモンマスター

今日もサトシはあてもない冒険へ。ポケモンと触れ合い、全身で遊ぶサトシ。雨が降ってきて大樹にもたれ雨宿り。サトシはおもむろにピカチュウに語り掛けます。

シゲルにどこまでポケモンマスターに近づいたか聞かれたけど

チャンピオンはゴールじゃない
俺はまだチャレンジャーだと思ってる

毎日起こること全部一つも無駄なことなんてない
あのラティオスとの出会いもね

俺世界中全部のポケモンと友達になりたい
それがきっとポケモンマスターってことなんだ

ピカチュウ、俺がいつかポケモンマスターになったときそこにいてくれよな。

サトシがはじめてポケモンマスターについて語り終えた瞬間、雨は止み虹がかかります。そして二人は新たな旅へ走り出しました。

Point5:ピカピカの靴をボロボロにする旅へ

ピカピカの靴を履いて新たな冒険へ。ボロボロにするまで歩き回って。サトシとピカチュウのポケモンマスターをめざす旅は続く、続くったら続く。

というところで、NEXT TIME… A NEW BEGINNING!

〇総括

これでアニポケ・サトシ編の幕が閉じました。幕が閉じるというよりはカメラが切り替わったという方が適切な表現なのでしょうが、一区切りついたのは間違いありません。

まずは26年の長い間シリーズを制作してくださったスタッフ・演者の皆様に感謝申し上げます。

サトシ編全体の総括は後の機会に譲るとして、めざポケ11話の感想としては「忘れ物の回収」、そして「再確認」の意味合いが強い回でした。(以下にサトシ編の総括のリンクを貼っておきます)

ケンジの声付きでの登場、ピジョットの回収などの古いものから、ムコニャソ再結成などの新しいものまで忘れ物のないようにと念を入れている感じが伝わります。

そしてサトシの原点「ポケモンマスター」の再確認。
思うに、サトシはずっと前からこの答えに辿り着いていたはずです。でも目の前の目標を乗り越えるのにそれを言語化する必要がなかった。それがはじめて「立ち止まる」機会をもらえたのがこの「最終回」なのではないでしょうか。

サトシを映したカメラはもう次の物語を映す準備をしています。新シリーズも視聴を続ける予定ですがとりあえずこれで一区切り。

ご清聴ありがとうございました また次の冒険で!

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