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新無印第113話「ラストミッション!レジエレキ・レジドラゴをゲットせよ!!」感想

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇概要

とうとうゴウのトライアルミッションも終局へ。タッグバトルを通してシゲルの貫禄とゴウの成長が見られましたね。
ただ若干機械的に進んでしまった部分もあるかも…。

〇現状確認

サクラギ研究所でラストミッションの内容を確認するゴウとサトシ。今回のミッションではトークンが三つ付与され、その合計数の上位三名がチェイサーに選ばれます。
シゲルやライラ、トキオがトークン数で先行する中ゴウはトークン7個で順位も7。

ゴウがチェイサーに選ばれるためにはこのミッションを確実にとり、しかも周りの競合次第という厳しい状況です。しかし、サトシもいうようにやるしかありません。
ゴウも前回のミッション終了後のような打ちひしがれた表情ではなく前向きにミッションに取り組むメンタルを用意できているようです。

◎ミッション選択

ミッションは「三つの聖なる足跡を追え」「レジエレキ・レジドラゴをゲットせよ」の二つから一つを選ぶというもの。
前者はBWの準伝説聖剣士の足跡を追うもの、後者はガラルで発見された新たなレジシリーズのゲット。ゴウは後者を選びました。

プロジェクト・ミュウではレジシリーズを世界の成り立ちを探る上で重要なポケモンとして位置付けていて、このミッションはそれに関わるものです。(ミュウとレジといえば波導の勇者の映画を思い出しますね)
ロック・スチル・アイスはツルギが捕獲済で、これがエレキ・ドラゴ出現の条件となるようです。

〇各々の道へ

そしてゴウは今回サトシが着いてくるのを断ります。理由は「オレはオレの為に頑張る。だからサトシはサトシのために頑張ってほしいんだ」とのこと。
これはゴウが新無印で一貫して発信しているメッセージでindividual(個人)たれ!ということですね。(最初から一人でもよかった気もしますが)

〇シゲルとの再会

エレキ・ドラゴがいるカンムリ雪原の定めの遺跡までは難なく到達するゴウでしたがそこに待ち受けるのは、かつてのサトシのそして今はゴウのライバル・シゲルでした。
シゲルはゴウの前回のトライアルミッションを観ていたらしく、最後にトキオと一騎打ちになったのも知っていました。

トライアルミッションで一歩先んじているシゲルがなぜゴウの動向を注視していたのか…。
シゲル曰く「自分と組む資格があるかどうか確かめる」
…相変わらず強気な態度ですが、協調してミッションに臨む気持ちはあるようです。

〇ミッションスタート

ツルギがロック・スチル・アイスを召喚し遺跡の封印を解いたところからミッションスタート!
手持ちポケモンは各自二体まででエレキ・ドラゴのいずれかをゲットすればクリア ミッション後のツルギの口ぶりから、一名がエレキ・ドラゴのどちらかをゲットする想定だったようです。

◎なぜミュウを追い求めるのか

道中シゲルはゴウに改めてミュウを追う理由を問います。
ゴウはプロジェクト・リーダーのホダカの言葉、そして自分が幼少期にミュウと出会った経験から「もっとポケモンのことを知るため」と回答します。

ゴウの返答にシゲルは「同じか」とこぼします。
シゲルの目標は「すべてのポケモンを研究すること」
ミュウに出会えればポケモンの謎に近づけると考えています。
あらゆるポケモンの遺伝子を持ち、全てのポケモンの先祖とも言われるミュウが持つ研究価値は確かに計り知れないのでしょう。

◎パズルと張り合い

レジの顔の形に文様を踏むパズルに取り組むシゲルとゴウ。原作では一つのソフトで一体のレジしかゲットできませんがアニメの都合でパズルも二個用意されています。
しかし、一方のスイッチしか押せない仕様になっているようで…、シゲルとゴウは自分の方が優先されるべきと張り合うことになります。

◎競争ではなく協働

しかし、ここでシゲルからタイミングをあわせれば同時にパズルを解けるのではないかという提案が入ります。
ここはアニオリ要素ですが競争ではなく協働というテーマを入れ込む機転としては面白いですね。

〇ライラとシュンヤ襲撃

シゲルの思惑通りパズルも解けて、新レジとご対面…というところでシーキンセツのミッションで争ったライラ・シュンヤが襲撃!
モスノウにGヒヒダルマと今まで未登場のガラルポケモンが登場!…両方メロンさんの手持ちですが彼女が登場することはあるのでしょうか…?

エレキ・ドラゴとの対戦権をかけてシゲル・ゴウチームとライラ・シュンヤチームでタッグバトル開始!
ライラ・シュンヤはゴウのエースバーン対策にデスバーン・サダイジャのコンビ …ここぞとばかりにガラルポケモンがでてきますね(笑)
贅沢を言えば彼らの主役回も見たいところです。

デスバーン・サダイジャのコンビは同じ技を波状型にして攻撃してきますが、それにシゲルとゴウはコンビネーションで応酬。長年の試合巧者であるカメックスのアシストもありシゲル・ゴウがライラ・シュンヤに勝利しました。

なおも食い下がるシュンヤでしたがライラが制止。ここは領分を守りシゲル達が失敗したところをカバーしたほうが利益につながると判断したようです。
前回のあくどいイメージから一転クレバーな立ち回りをしてましたね。(シュンヤは被れちゃった感じ)
というわけでシゲル・ゴウはエレキ・ドラゴに挑みます。

〇VSレジエレキ・レジドラゴ

初手はレジエレキVSフライゴン、レジドラゴVSブリムオンとタイプ相性で攻め立てようとしますが、エレキ・ドラゴはトレーナーのタッグよろしく二体のコンビネーションで攻めてきます。一人ずつでは勝てない、息を合わせねば…2ラウンド目に移行します。

2ラウンド目はライラ・シュンヤに挑んだのと同じくエースバーン・カメックスペア。
先ほど相手していたライラ・シュンヤが自分たちを倒したように倒せとアドバイス。その甲斐あって無事にエレキ・ドラゴをゲットすることができました。

ここでミッションクリア!ということでレジ兄弟が一同に集まりますが、ここで異変が!
ゴウたちの背後に巨人たちの王、レジギガスがダイマックス状態で現れたと思ったら消えてしまいます。
世界の謎に近づいたのか…?という予感を残してラストミッションは終了。

〇トライアルの結果

トライアルの結果は一位シゲル、二位トキオ、三位ゴウの三名が通過! フリーザー回で組んだ三人がチェイサーになりました。
しかし、ここまであくまでトライアル。(試用期間)
ミュウへの道は始まったばかりというところで
To be continued…

〇総括

総括としては…、まずはゴウのトライアルミッション通過おめでとう!
前回のことを引きずっていないか心配でしたが自分で持ち直して協調性を働かせたのは成長だと思います。
シゲルも自己開示してくれてこれから一緒にプロジェクトに参加する仲間として頼りがいのある姿をみせてくれました。

ただ…、拾うべき要素が多すぎて若干機械的な印象を持ってしまいました。特に未登場ガラルポケモンを一気に消化したのは…、本来一匹ずつどんなポケモンか詳しく説明するべきでは?
また身も蓋もありませんが、シゲル・ゴウ・トキオがチェイサーに入るのが既定路線っぽく見えたのも残念です。

しかし本番はここから!
このまま順調にプロジェクトが進んでいくとは思えません。ミュウを付け狙うハンターやロケット団のような組織との攻防があるかもしれません。
ここからは予定調和ではなく予測不能のドラマが展開されるのを期待して本日の感想は終わりです。
ご清聴ありがとうございました!
(了)

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