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もりまりっっ

とうとつですが

何故か

「ぜんりんのちず」

という言葉の響きが好きです。

片仮名表記が正式でしょうか?

「ゼンリンの地図」

ウキウキします

‥‥な

‥な

なんのはなしですか?
コニシ木の子様!
か、回収大丈夫でありますか?
少々どもり気味の
なんのはなしですか?
お断りしたくなっておりませんか?


皆さんにはそんな
お気に入りの
言葉はありませんか?


それから
私には
作家さんのお名前で
つぶやきたい
第一位
というのがありまして

私の第一位は!

「レイ・ブラットベリ」

「れい・ぶらっとべり」


平仮名でつぶやいてもいいのですが

ポイントは
「り」の後ろに小さい「っ」です

「レイ・ブラットベリッ」

英語
まるでいけなくて
いつまでも憧れなまま

英語な感じの?発音が
出来たなら

きっとなめらかで美しいだろうに‥

それから
日本の作家さんで
つぶやきたい
名前ベスト10
に入っている

「森茉莉」さん

「もりまり」

「モリマリ」

ドキドキします。

同点で

「森絵都」さん

「もりえと」

「モリエト」

いい感じです。

‥‥

今日は
そんな
日本の作家さん
お名前をつぶやきたい
ベスト10の中の

「森茉莉」さん(1903年〜1987年)

昨年秋から
シリーズで出版されている
精選女性随筆集

森茉莉 古屋信子 小池真理子 選 文集文庫

                                        

つぶやきたい日本の作家さんベスト10に入っていたのに
今回初めて作品を読みました。

お父様が文豪の森鴎外(1862年〜1922年)
「舞姫」で有名ですね

物資的に恵まれているイコール幸せ
とは思いませんが
作家でありお医者様でもあった
森鴎外の森茉莉への愛情は
豊かさで溢れています
それはご自宅のお庭の様子からも
うかがえます

「幼い日」

下駄を履いて庭へ下りると
暑くて眩しいほど明るい

夏の太陽が庭一杯に輝いている

耳の中で鳴いているような蝉の声の中に軽い

微かな虻や蜂のうなりが聴こえ

暑い光りの中に沢山の花々が、庭を埋めて、咲いていた。

薄紅色の花魁草

黄色と赤茶の蛇の目草

薄紫の、煙のような藤袴

雁美

檜扇

こまかな蟲取菊

紫のジキタリス

淡紫、白、紅なぞの葵

罌粟

貝殻草

濃い紅色のダリア

天竺牡丹

夾竹桃

薄藍色の紫陽花



濃い桃色の秋海棠

紅や白の水引なぞがあった


直ぐにはわからない
お花の名前もあるのですが
色を想像するだけで
うっとりします

そしてお洋服の事

〜ドイツから見本を取り寄せてその中から母と選び
 私の洋服や帽子を誂えた。

なんと、ドイツです。
(父鴎外にドイツへの留学経験があったそうです)

〜私は洋服を選んでいるのを見つけると
 かけていって父の背中に寄りかかり肩越しにのぞき込んだ
 父は私がいくらとりついても、うるさいという気配さえなかったので
 私は時を選ばずよりかっかたり飛びついたりした

父 鴎外は言います
「この帽子はいい。黒びろうどで、
 リボンは猩々緋だ ごく濃い紅だ。」

3歳の頃には
黒地に緑と紺の細かい格子柄
四角く開いた襟や袖口
裾の廻りなぞに濃い紅で太い縁を取った
可愛い洋服
紅い帯が
前で大きく花結びになっていた

10歳の頃には
海軍青の羅紗に
白い縁飾りと金の釦のついたもの
黒にオリーブの荒い格子柄
同じ色のリボン飾り

冬の帽子は
茶の毛皮に
共色のリボン飾りが

椿姫のような帽子は
白いフランネルで
波打った広い鍔の縁に
オリーブ色の毛皮がついていて

夏の帽子は
細かい襞やリボンで飾られた
白い寒冷紗

真っ白な雪のようなレースの夏服は
細い、絡み合ったレースで
布と布との間がつながれている
複雑な飾りのひどく美しい白いレース

父、鴎外は言います

「うむ、上等、上等」

吸いかけの葉巻をとって遠い棚の灰皿の上に置き‥

大変な上等ぶりです
物語りの中のお話のよう

この後 
お着物を選んでもらった様子が続き
豊かさムンムンです。

ふと、社宅住まいだった幼少時代、小さい家庭菜園でキャベツをいたずらする青虫を母からもらって、手のひらに乗せて可愛がり、野菜屑を入れて育てていた事を思いだしました。あんまり手のひらの上で撫でたりしたものですから、チョウチョウにまで育てて上げられなかったのですが。

後100回続けて作品を読み込んだら
少しだけ森茉莉さんの
お庭のイメージが思い出に
まぎれ込んだりしてくれないかな
何て
又、ヘンテコな事を思いながら

最後に

「好きなもの」の中から

私は食いしん坊のせいか
スウエイターの色なぞも
胡椒色
ココア色
丹波栗の色
フランボワズのアイスクリーム色なぞが好きで
又似合うのである
すべて味も色も甘く柔らかいのが好きで
「渋い好み」というのが、
好みである。

「フランボワズのアイスクリーム色なぞが好きで又似合うのよ」


なんと優雅な語りなのでしょう

ただただ食いしん坊である私は
チョコモナカジャンボなど食べながら

「モナカ色が似合うのよ」とうっすらと微笑み


「もりまりっ」と
喜んで発音を楽しむばかりの日々です。

とてもとても嬉しい事がありました☺️
皆様すでにご存知のクリエイター様
💖宇宙っ子様     「生活」への追加
💖山根あきら様    「文学マガジン」への追加
💖ぷるる様      「大好きな記事」への追加

を、して頂きました!!!
いつも、天まで登るような気分になります
青空一杯にありがとうございます‼️と
書いているイメージです‼️
新しいご縁を頂いております
感謝で一杯です
本当にありがとうございました😊

最後まで読んで頂きありがとうございました😊
こうして好きな事が出来ている今に感謝です。







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