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【初心者必見!】「難病医療費受給者証」の使い方を徹底解説!


・「難病医療費受給者証」をもらえたけど、使い方が分からない。
・「難病医療費受給者証」を使っての初めての受診で不安。
こんな方はおられませんか?

「難病医療費受給者証」は慣れれば使い方がよくわかりますが、
最初は使い方が分からなかったり、どうすればいいか不安ですよね。
分からないまま病院に行くと時間がかかってしまったり、
金銭的に損をしてしまうこともあります。

僕も最初は病院の先生に言われるがまま申請をして、
受給者証をもらったものの何をどうしたらいいのか全く分からない状態でした。

そこで今回は、潰瘍性大腸炎歴3年でずっと「難病医療費受給者証」を使っている僕が、「難病医療費受給者証」の実際の使い方をお伝えします。

この記事を読めば、「難病医療費受給者証」の具体的な使い方が分かり、
安心して病院に行くことができるようになります。

それでは見ていきましょう。!


★前提

①「難病医療費受給者証」とは?


「難病医療費受給者証」

「難病医療費受給者証」は、とても簡単に言うと、
「難病の人の医療費や薬代を安くしてあげるよ」
という制度を使うための証明書
のことです。

具体的には、
難病に医療費が2割負担になったり、
上限額が設けられたりします。(所得によって決まる)

僕の場合、自己負担上限額が月1万円と決まっているので、
それ以上お金を払う必要がありません。
これはうれしい!


②「難病医療費受給者証」は、「自己負担上限額管理表」とセットで使います。


「自己負担上限額管理表」

「難病医療費受給者証」があれば、
2割負担にはなるのですが、
いろいろな病院に行っていると、
その月の上限額までいったのかどうなのかわかりません。
なので「自己負担上限額管理表」を使って、
今月医療費を何円支払ったのかを記録しておきます。

「自己負担上限額管理表」を出さないと、
病院の窓口の人も上限額が分からないので、
安くすることができません。

なので
「難病医療費受給者証」と「自己負担上限額管理表」はセットで使う!
ということを覚えておきましょう!

★病院での使い方

まず病院に受診するときは、
・「難病医療費受給者証」
・「自己負担上限額管理表」
を用意しておきます。

※もちろん診察券や健康保険証なども用意しておいてくださいね。

①受付で「難病医療費受給者証」と「自己負担上限額管理表」を渡す。

受付では、いつも受診の時に診察券や健康保険証を渡すのと同じように
「難病医療費受給者証」と「自己負担上限額管理表」を渡してください。

セットで出します!



「難病医療費受給者証」はすぐに返してくれ、
「自己負担上限額管理表」は、お会計のときまで預かってくれます。
すると会計のときに記入して渡してくれます。

②受診する。

受診はいつも通り。
病院の先生に特別してもらうことや言うことはありません。

③お会計で「自己負担上限額管理表」を受け取る。

診察が終わったら、受付でお会計をしますよね。
その時に「自己負担上限額管理表」を返してもらえます。

④「自己負担上限額管理表」に正しい金額が記入できているかチェックする。

「自己負担上限額管理表」を受け取ったら、
中を確認して今回の診察代が上限額に収まっているかを確認しましょう。
収まっていたらOK。




もし間違っているところ、気になることがあれば、聞きましょう。
この後は薬局にGO!

★薬局での使い方

①処方せんと一緒に「難病医療費受給者証」と「自己上限額管理表」を渡す。


セットで出します!

これは病院の受付と一緒です。
「難病医療費受給者証」はすぐに返してくれます。

②お会計のときに、「自己上限額管理表」を受け取る。


薬を受け取るときに、「自己上限額管理表」も受け取ります。

③「自己上限額管理表」記入できているか確認する。

潰瘍性大腸炎の方は、薬の金額が高い場合もあると思いますので、
しっかりと「自己上限額管理表」の金額の欄を確認しましょう。
上限額までいったら、それ以上請求されていないかも確認しましょう。

★難病医療費受給者証は慣れると簡単に使える。

注意点①:忘れないように注意

「難病医療費受給者証」を忘れて病院で診察をしてもらった場合、
その場では、通常の3割負担に戻ってしまいます。
差額を返してほしかったら、市役所や区役所に行き、払い戻しの手続きをしなければいけません。その申請には領収書が必要です。
僕は忘れたらめんどくさいと感じるので、
いつも「難病医療費受給者証」と「自己上限額管理表」を車の中に入れています。

注意点②:しっかりと病院や薬局が記入できているかに注意

「難病医療費受給者証」は病院や薬局の方が手書きで書くので、
間違いがあることもあります。
上限額になっているのに、お金を払っていることや、金額が間違って書かれていることもあるので、受け取った後に自分でしっかりとチェックするようにしましょう。

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