昔取った杵柄と言うわけでもないんですが、以前某SNSにてグランツーリスモ5と6の車のセッティング公開みたいなことをやっていました。今スマホ用のレーシングゲーム『Assoluto Racing』というアプリをやっていて、これがまたかなりのリアルさを誇り、セッティングがきちんと反映される感覚が面白く感じ、じゃあこのアプリに出てくる車もセッティング次第では意外と限界値を高めることが出来るのではと思い、セッティングの一例として公開してみようと思った次第です。

あくまでもこの設定値は自分が扱いやすい数値であるということをお断りしておきます。また速く走れるセッティングであるかどうかは未知数であり、自分が速く走れるほどのテクニックがないことも追記しておきます。

セッティング第五回目は、前回たまたまニュル北でタイムアタックして自分でも驚愕するタイムが出てしまったクルマ『Mazda RX−7（FD3S）Type RS Race Spec ’98』です。ハズレ枠（あくまでレア度上の話ですよ）ガチャ車ですが、いやいやいや、これがハズレ枠はあり得ないだろってレベルで強烈な速さを持っていますよ。

前回のインプレッサでやってたニュル北フリーラン1ラップタイムアタックのついでに遊んでみたら、結構良かったって感じになりますかね。

このページにも匂わせ程度に写真を載せていましたが、それがこれ。

1ラップでこのタイムが出せるなら、ゲーム上のシングルプレイ→タイムアタック→プロ→ニュル北（7分以内でクリア）を1ラップアタックでクリアしてやろうかという目論見が生まれてしまいました。基本は2ラップで2ラップ目がアタックラップになるので、アタックラップでの7分切りって意外に簡単です。1ラップ目はスタンディングスタートなんで大きなタイムロスになってしまうんですよね。さてさてどうなりましたか、行ってみましょう。

Mazda RX−7（FD3S） Type RS Race Spec ’98

Power：468HP
Weight：1050KG

このゲーム上でのFD3S RX−7の性能です。Powerは大体6000辺り〜8500rpm辺りがパワーバンドなのではと思ってます。ターボラグもなくNAの様な回り方をするエンジンって感じですね。高回転でパワーを絞り出す感じもそっくりです。この500HPにも満たないパワーでも7分切り出来るっていうとんでもないクルマってことです。

使用パーツ

マフラー：レーシング
ブレーキ：レーシング
変速機：レーシング
サスペンション：レーシング

rotary：Stage3

ターボ：レベル1

タイヤ：スリック
重量減少：レベル3

使用パーツはレーシング系フルカスタマイズですが、rotaryを集中的に改造してターボはストックより強めた感じです。実はこれが効いてる様で、例えばrotary：Stage2とターボ：レベル2でも462HPになり、468HPから6HP程度落ちるだけな割に、そのたった−6HPに見合わない加速のなさと最高出力を絞り出す回転力が足りないという結果になりました。rotary：Stage3とターボ：レベル1の組み合わせが加速・最高速共にバランスが良いと感じました。実測のタイムで3秒ほど違う結果になったのは驚きでしたね。あ、今更ですが、フルカスタマイズでの7分切りはある意味楽勝ですので、ギリギリの線を狙っていることを公言しておきますね。

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各種セッティング

車体系

TRACTION CONTROL LEVEL：0.6
ABS：ON
パワーステアリング：100％
デフギア：14

トラコンは必要最低限かついつもより若干低めにしてます。ほぼローンチコントロール用でコースを走っている間は介入に気が付かないレベルになっております。。
デフはこれまでの車の中でも割と小さい数値にしています。エアロによるダウンフォースの影響か分からんのですが、路面にビタッと張り付いて逆にアンダー気味になっていく感覚があったんですよね。特にプッシングアンダーが強烈で、デフを弱目にするしかなかった感じです。

タイヤ系

フロントタイヤ：Slick
リアタイヤ：Slick
フロントタイヤの圧力：29.9
リアタイヤの圧力：22.1

タイヤの空気圧は暫定値ですが、独自計数から割り出した数値にしています。今回は係数から割り出した数値にフロントだけ若干圧力を上げてあります。食いつきよりもクイックな挙動を目指した結果ですね。

トランスミッションのギア比

ファイナルドライブ：3.43
1速：2.5
2速：2.07
3速：1.69
4速：1.38
5速：1.18
6速：0.95

ほぼデフォルトでファイナルと6速だけ弄ったんじゃなかったかな？ ガチャ車のギア比はほぼ完成している様なイメージですので微調整で済ませました。ニュル北には全然合ってると思いますよ。

サスペンションジオメトリ

スタビライザー前軸：1
スタビライザー後軸：0.7
最大舵角：60
アッカーマンアングル：0.2
フロントネガティブキャンバー：−3.6
リアネガティブキャンバー：−2.2

割といつも通りの設定に近いのですが、リアのネガキャンだけかなり大きめにとってあります。よく分からない現象なんですけど、コーナー立ち上がりでリアが簡単にブレイクするんですよね。滑り出しが突然なんで安心して踏めない感じ。修正しようとするとどアンダーになるという謎設定なんですよ。で、妥協点としてデフを弱目にしてクイックに曲がる代わりにリアネガキャンで路面を噛んでもらおうという目論見です。実はこれでも結構リアブレイクはしますが、設定前よりはマイルドなもんですよ。
あとはエアロパーツでの前後ダウンフォースが働いている様なので、スリックタイヤでもいつも以上のグリップ感がある事を追記しておきます。

ブレーキ設定

BREAK POWER：1
ブレーキバランス：0.5

プラス側に数値を振って、ストッピングパワーを稼いでいます。左足ブレーキでのチョン押しにもいい感じに反応しますよ。
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こういうセッティングになりました。やっぱFD3Sっていいですわ。セッティングに気を使いますが、出来てしまえばこの上なく乗りやすいというね。
さて結果ですがこんな感じになりましたよ。

最近ガチャ車アタリ枠でポルシェ911GT2 RSを手に入れましたんで、そいつのセッティングが煮詰まったら公開してみましょうかね。それではまた！

追記

あ、そういや初のFR車セッティングでしたね。いつもの如くこのセッティングは、他のFR車にも応用が効きます。微調整は必要ですが、そこは好みの範囲で調整すればOKと思われます。