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<ライト版>【対策とコツ】知識ゼロから独学で通関士試験に一発合格した勉強法と体験談

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特に忙しくて時間がない、なるべく短い時間でnote記事を読みたい、という方向けにライト版を作成しました。

記事のクオリティは極力そのままにしつつ、文字数を減らした時短版となっています。通常版より価格も400円お安くしました!

なお、通常版はコチラです ↓



「通関士試験に独学で何とか一発合格したい」、この想いで当noteを手に取ってくださったあなたへ

このnoteにはわたしの体験談をもとに
・実際にどのテキストをしようしたか?
・どんな勉強スケジュールが最適か?
・どうやって勉強時間を確保したのか?
・具体的にはどうやって勉強すればいいのか?

などについて書きました。

・貿易業界全くの未経験
フルタイム共働き、月残業40時間
勉強ブランク7年(新卒入社8年目に合格)

わたしはこの状況で、6カ月間ここに書いた勉強方法を実践し、通関士試験に一発合格しました。

通関士試験は1年に一回しかなく科目合格もないため、不合格の場合は1年後に全科目を再受験しなければなりません。

・通関や貿易の知識が全くないけど、独学で通関士試験に合格したい
・家事や仕事が忙しいけど、どれくらい勉強すれば合格できるのか
・通関士試験合格のための最短ルートや勉強する順番が知りたい

是非そんなあなたにこそ、このnoteを見て頂きたいです


■前提として、以下の2点があります

・勉強期間は6カ月間、勉強時間は400時間を想定しています
 これより長く勉強期間をとれる分には申し分ないですが、
 モチベーションの維持•勉強の継続が大変です。6カ月間が最適だと思います。

・とにかく通関士試験に合格したい!
 
この想いを持った方に見てもらいたいです。その動機は何でも構いません。

それでは、合格に向けた具体的な勉強法を以下に書きましたので是非ご覧ください!





1.試験対策を間違うと受からない!?通関士試験の合格率が低いわけ

通関士試験の合格率は例年15%前後です。

なぜここまで合格率が低いのか、その理由は以下の4点だと思います。


(1)科目合格の制度がなく、全3科目とも一発合格しなければならない

前述のとおり通関士試験は1年に1回しか開催されません。

それなのに、全3科目ともを一発で合格しないと合格できないのです。
科目合格の制度がないからです。


(2)暗記ボリュームはテキスト1200ページ強分あり、大半が専門用語

下のグラフは各科目の勉強ボリュームを視覚的に表したものです。

おおよそのテキストページで換算すると、通関業法は30ページ、関税等法等および通関実務はそれぞれ600ページほどあります。


また、業務未経験の方にとっては専門用語の理解も難しいのではないでしょうか?

わたしも業界未経験からの受験でしたので、最初は全く理解できませんでした。


(3)正解率が低くなるように問題設定されている

通関士試験はマークシート方式ですが、非常に正解率が低くなるよう問題設定されており設問が多くあります。

具体例をみてください

設問例1】
次の記述は、関税の確定及び納付に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい

【設問例2】
次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算し、その額をマークしなさい


令和4年10月の試験を添付しますので、詳細を確認したい方はこちらをご覧ください ↓



(4)ひとつの判断ミスで芋づる式に得点を落とす、通関実務が最大の難関!

通関士試験最大のポイントといっても過言でないかもしれません。

通関実務科目の中でも最大のポイントは、問1「輸出申告」・問2「輸入申告」です。

問1「輸出申告」5点 + 問2「輸入申告」15点で計20点(44.4%)を占めています。

合格のボーダーラインは正解率60%ですので、問1「輸出申告」および問2「輸入申告」が全問不正解だった場合は不合格となりますが、ひとつの判断ミスで全問不正解となる可能性が大いにあるのです。


【第1章まとめ】

・合格条件は3科目とも一発で合格すること(科目合格はなし)
・暗記すべきボリュームは1200ページ強で、勉強法に工夫が必要
・正解をすべて選ぶ・計算結果をマークするなど正解率が低くなるように問題設定されている
・特に「通関実務」は1問間違えると連続ミスにつながり不合格になる可能性大


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