思い出された記憶
せしぼんちゃんのノートを読んでいて思い出したことがある。
私も一度、バイクの免許を取ろうかと思ったことがある。
その時、夫には、ビッグスクーターにすれば?と言われたが、クラッチを使うバイクに乗りたいのだ!と思っていた。
スクーターはその後だ!なんてことすら思っていたことがあった。
しかし、いまだに私は、どちらの免許も取得していない。
なぜか?
諦めたからである。
なぜ、諦めたのか?
一言で言えば、私は右側から自転車に乗るから。
幼少期、弟の方が先に補助輪なしで自転車に乗れるようになったのが、悔しくて、
弟の自転車より大きな自転車で、車の来ない路地で1人練習をした。
バラの垣根があるところで、何度も倒れ込んで、手や腕に引っ掻き傷が無数に出来た。
今思うと、バラたちにも迷惑をかけた。
1人特訓のおかげで、補助輪なしの自転車に乗れるようにはなったが、右から乗るというスタイルが出来上がってしまった。
トランプを切ったり、お札を数えたりするのも、人と逆なので、左利きのDNAが多少組み込まれているのかもしれない。
野球のバットも右が上なのか下なのか、どっちに立った方が打ちやすいのか?は、未だによくわからない。
自転車を右側から乗る事には、別段不便は感じていなかった。(鍵とかスタンドのロックが左にあるので、ちょっと面倒だけど)
しかし、
ある時、原チャリの乗り方を教えてもらっていた時、スタンドを立てる事ができなかった。
右側にあれば、簡単に出来そうなことが、左側にあるがために、力の入れ具合が全くわからなかったのだ。
もちろん、倒れたバイクを立て直すのも非常にやりづらかった。
その時に言われたのが、だから、左から乗れるようになれって言っただろ。(夫ではないデス)
この原チャリの事をすっかり忘れ、免許取ろうかなーと思い立ったりしてたわけだけど、
あ、そうだった。
と思い出し、バイクに乗るのは、諦めたのであった。
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