2023 G1グランプリ 初日①
急遽開催されることとなったクリスマスイベント「G-1(ごはん1)グランプリ」。
寒風吹きすさぶ中で、最後の買い出しを終えた我々は、無事に開催初日を迎えたのだった。
2週間のスカウト活動の結果、気が付けば20名の選手が我が家に集結していた。
テーブルに広げてみると、並々ならぬ存在感。
いずれも一騎当千のご飯戦士達が、今か今かと大会を待ちわびているような覇気を感じる。
運営委員会の二人(妻と私)も物言わぬ選手達に負けないよう、立派な大会運営を心新たに誓ったのだった。
開催に向けて、最も重要な儀式が行われた。
そう、米を炊いたのだ。
我が家では大体2合~2.5合を炊いて2日に分けて食べきることが多いが、今回は3合炊いて大会へ備える。
勿論、今年の新米。コシヒカリだったはずである。
ずっしりとくる米の圧力に、米を洗う運営委員長(妻)も緊張を隠せない。
2Days開催の初日、まずは初日参加選手の選考が行われた。
メンバーのバランスや翌日の運営を考えて、10選手がエントリー。
運営委員も腹ペコなコンディションで栄えある第一回大会の初日に臨む・・・
参加順序については厳正なるあみだくじにより決定された。
阿弥陀如来の名前を関する神聖なくじ引きの結果、初日の選手達が轡を並べ、その持てる力を競い合うこととなる・・・!!
以下、選手達の紹介をしていこう。
①下北沢の納豆専門店、納豆専用の自動販売機で購入!北海道そでふり納豆!大豆は米との永遠の相棒、発酵の王様の力を見せてやれ!!!
②地方からの参戦!日本海海戦の立役者、秋山真之も研究したという村上水軍の里からやってきた漆黒の戦士、大島海苔!!
③エリートどもが調子に乗るな!「こういうので良いんだよ」が結局強い。大会運営委員長が会社で貰ってきたネギ味噌!!
④アミノ酸スコア100は伊達じゃない!完全栄養食の原点にして頂点。日本以外では全然普及しない生卵文化!とよんちのたまごの入場だ!!
⑤予想外の出会い!玉子を買いに行ったらそこにいた、審査委員長の大好物のどぐろの名前で衝動買い!のどぐろふりかけだ!!
⑥老舗の看板は勝ち抜いてきた証!新橋の名店玉木屋から、ふりかけ3連星の一角!人気No.1 きんぴらふりかけ!!小兵ながら堂々入場だ!
⑦米の相方は譲れない!おにぎり界隈の帝王、鮭フレークの登場だ!ド定番はつまり最強、その姿勢で頂点に挑む!
⑧全ては俺から始まった!大会開催のきっかけ!広島は瀬戸内海の江田島から参戦!最高級魚の鯛をひっさげて登場、鯛味噌!!
⑨パワー!結局最強は肉!!FOODEX最高金賞のベルトを掲げて信州からのパワーストライカーが登場!信州牛 肉みそだ!!
⑩初日最後の戦士、玉木屋第二の刺客!佃煮は江戸から続く伝統文化だ!
鰹節のイノシン酸が米を何倍も美味くする!つくだに味道楽!!
以上の10名で初日は戦われることになった食の最大トーナメント「G-1グランプリ」
参加選手の紹介だけでかなりの容量となったので、実食編は更に次回。
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