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「新・魔法のコンパス」を読み終えて。

 昨日の夜、ようやく西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」を読み終わった。読んできてしびれた箇所がいくつかあるからアウトプットする。
 
 SNSを活かして商売しようという項目で何個か例が挙げられていたけど、特に気になったのは、『人は「確認作業」でしか動かない』というところ。これは、人間はネタバレをしていないものには興味がそそられず、逆にネタバレをしているものにしか足を延ばさないという理論だ。これは一見わかりやすい人間の本質からきているかと思いきやすっごく深い。ネタバレを恐れてはいけない、程よい匂わせをすることがいいらしい!

 もう一つアウトプットしておきたいことは、『ヨット論』。
これは人生にはだれでも、「追い風」「向かい風」「無風」の3つの風があって。普通、向かい風だけは避けたいと思うかもしれないけど、西野さんが言うには「向かい風」でも「無風」よりはマシ、という理論。「向かい風」が吹いていたらそれは大きく前に進めてくれるエネルギーとなるから避けずに正しい帆の角度を探すといいらしい。「無風」こそが一番避けなければならない、何故なら周りが前に進んでいるから実際のところはじりじりと後退しているという。
こんなこと自分では考えつかなかった。ありがたく修めさせていただこう!


 最後のメッセージ的なのは本当に西野さんって天才なんだと痛感させられた文面だった。「夢を追いかける人間」と「あきらめた人」の話。『キミは(夢を追いかける人)は「みんなが捨てて今はもうなくなってしまった夢をもち続けている「ごみ人」で、彼ら(夢をあきらめた人)からすると、君は酷く汚く、そして酷く臭い。  迷惑なんだよ。』
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『いつまで、その場所にいるつもりだ?いつまで中途半端な努力を続け、そしていつまで周囲に夢をちらつかせ、そしていつまで、折り合いをつけて夢を捨ててしまった人たちを精神的に攻撃し続けるつもりだ?
誰よりも行動し、誰よりも情報を収集し、絶望とも呼べる量の努力をして、たくさんの傷を負って、夢を見始めたあの頃の自分の思いを背負って、頂上にかかった鉛色の雲を抜けて、その上に行け。』


 胸がジーンとなった。自分はこのままじゃいけないと思った。自分はまだ、ギリギリではあるが、「夢を追いかける人」側にいる。
西野さんの言葉は本当に信じていい気がする。だからただの成功者のきれいごとなんて思わずにこの言葉を信じて一流の努力ができるようになろう。

 今日はただ本に書いてあることを引用するばっかりになってしまった。明日は自分の夢についてかこう。

 写真は課題で作った紙の造形です。

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