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腫瘍か異形成か

私 原発性アルドステロン症のお話です
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粛々と残りの検査をして、あらためて病気が確定された。
これで、治療開始とかするのかな?と思ったら、副腎が左右の腎臓の上に一つずつあるのだけれど、この左右どちらに腫瘍があるのか、または両方の副腎の形が変形している異形成なのかを調べる検査があり、しかもこの検査はカテーテル。この検査をするかしないかどうするかを聞かれた。

普通、検査するでしょ⁈

と思うのだけど、左右どちらかに腫瘍があった場合、手術で副腎を取り除く事で、血圧が安定する。
しかし、
「怖くて副腎を取りたくない!」
「手術する時間もない!」

などの理由で手術を受けない選択をした場合は、一生、血圧を下げる薬を服用する事になる。
この薬は通常の高血圧を下げる血圧の薬とは違う。アルドステロン症だと通常の血圧を下げる薬は効かないのだ。

そして両方の副腎が異形成だった場合、副腎を2つとも取り除く事は出来ないので(副腎は人間の体に必要なので2つとも取ったら死んでしまう)、一生、血圧を下げる薬を服用する事になる。

と言う事で、検査したところで、飲み薬を服用するという選択をするなら、初めから検査しなくても薬を処方します。みたいな感じに私は解釈した。

でも私は、もしも片側に腫瘍があるなら、手術で取り除いてしまいたかった。これは自分が乳ガンになった事もあり、腫瘍があるなら自分の体から取ってしまいたいと言う思いが強かったんだろうと思う。

私は
「左右どちらかに腫瘍が出来ていたら手術して取りたいです。なので検査の方、受けたいと思います。」
と先生に伝えると、

「そうですか。わかりました。検査はこちらの病院では受けることが出来ないので、◯◯病院の方へ紹介状を書くので、そちらで受けていただきます。」

と、まさかの東京の大学病院へ行く事を告げられた。

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原発性アルドステロン症とは?
副腎(ふくじん:腎臓の上にある臓器)からアルドステロンと呼ばれるホルモンが大量にでてしまう病気です。アルドステロンは血圧を調整する役割をもつホルモンです。

原発性アルドステロン症にかかると、高血圧になることが多いですが、高血圧にならないこともあります。どちらの場合であっても血管傷害が進行して、脳卒中や心不全、腎不全(腎臓の働きが大幅に低下した状態)を発症するリスクが高まると考えられています。

(medical note参照)


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