オカルト麻雀対戦記vol6  女流雀王 逢川恵夢プロ対局編

 2022年11月24日、さあ、今日も麻雀だ。
神様の確率、神様の偶発への、挑戦、、、。

今日は、どうしても、逢川恵夢プロと初めて打ってみたくて、ゲストで来られる、まーすた王子店へ。
(Mリーグルール、時間打ち切り有り)

フリー対局が始まる17時の、20分前くらいに到着。フリー客は僕が最初だった。
健康麻雀をやられている方々が、最終局を終え、帰り支度を始める。
時間が来るまでのあいだ、空いている卓で、4枚だけ牌を取り出して、摸打の練習、動作を繰り返す。(瀬戸熊のアニキか!? 笑)

お客さんが、集まりだす。
ほどなくして、逢川恵夢プロが出勤される。そして恒例の、挨拶回りが始まる。逢川プロは、ゲスト出演される時、いらっしゃるお客様、一人一人に、挨拶して回られるのだ。
僕の前に、来た。

「ご挨拶失礼しまぁす! 日本プロ麻雀協会所属、令和生まれの清純派! 今はまだ女流雀王の、逢川恵夢です! 本日は、よろしくお願いしまぁぁす!」
「よろしくお願いします。あれ、、今度の、女流雀王戦っていつあるんですか?」
「ああっ、11月の、、もう実は始まっていて、最終節は、12月24日のクリスマス。それまで、」
「いやあ、まだまだ、ずっと、名乗って行きましょうよ、女流雀王!」
「そうですね、、へへっ! ずっと名乗れるように、頑張りますっ!!」
「応援しています」

時間がまだ早いのもあり、初回は2卓開催。充分同卓のチャンス有り。っていうか、2分の1。笑 さあ、引けるか櫛引祐二! 2分の1の確率を、引け、、
やった~!! 同卓だあ!
(どちらかというと、僕が引いたというより、2卓に空いている席が一つずつあって、逢川さんが最後に、抽選箱から抽選ボールを引いて僕の卓に決まったので、逢川さんが僕の卓を当てた感覚。笑)

さあ、そろそろ、時間だ。対局開始だ。
やっぱり、映像で見ていて、好きだった雀士だけあって、いざこうやって向かい合うと、ピリッと、緊迫する何かがあるな、、。

座順は、東家に逢川恵夢プロ、
南家に、常連の顔見知りの女性、
西家に、僕(オカルトfreak)、
北家に、若い男の子、となった。


対局、開始。
始まると、ピリッと緊迫する何かも束の間、まあ逢川さん、ほとんどずっと喋っている。笑 放送対局で見るあの真剣な表情は束の間、どちらかというと、確実に、インタビューを受けている時のテンション高い逢川さんの様相。

まあ、それはそれで良い。俺は普通に、いつも通りに麻雀を打つ。功名心、全開で。さあ女流雀王、お覚悟。

東1局 西家 ドラ 三萬
配牌は、、

 一四萬1s①②②③③⑦⑧⑨⑨ピン中

なんじゃあこりゃあ~! 良い! オカルト麻雀対戦記、掲載以来、一番良い配牌を載せれたかな? どうかな? これは、覚えるの楽ぅ~。すなわち、載せる時も楽ぅ~。笑 
くっきりピンズの下目でイーペーコーが見えていて、アリャンメンの形だけど、これまたピンズの上目で雀頭候補と面子がある。
さて、配牌から読み取る、この局のアヤ、、数字、、あがり牌になるところは、、、
369(サブロクキュー)だ! マンズか、ピンズの、369でのあがりとなるはず! これは、この配牌の、形の強さを、信じたい!

東パツ、誰もが先手を打って、勢いづきたい。
だが、終盤までもつれる局となった。

  中①②②③③⑦⑧⑨⑨六七八

僕の手は、このイーシャンテンから、ピタリと時計が止まってしまった。マンズの六七八の面子を逃さなかったのは、自分を褒めてあげたいが、肝心のピンズが、高目の①ピンが序盤に2枚切れてしまって、しまいには④ピンも2枚切れに。そして⑨ピンも早い段階で1枚切れ、⑥ピンも、立て続けに2枚切られてしまったのだ。

こりゃあ俺、出番じゃないな。みんなも、時間がかかっている。ひょっとして、誰か面子逃し、あがり逃しとか起こしたか、、、?

「お待たせしましたぁっ! リーチでゴザイマぁースぅ!」
捨て牌も三段目、親の逢川プロからリーチが入る。
「私も、、リーチ!」
次巡、南家の女性も追いかけリーチ。一気に場が、沸騰する。
僕は、2人の現物であるピンズを次々抜いていき、完全に店仕舞い。
う~ん、、配牌は輝いて見えたんだがなあ、出番ではなかったかあ。

「ツモッ!」

 二三四五五八九③④⑤555

五萬の1枚は赤牌です。
5ソウの1枚は赤牌です。

南家の女性が、七萬をツモあがり。リーチ、ツモ、赤、赤、ドラ。裏ドラは、乗らず。2000、4000の、満貫のあがりとなった。

外した! 369の、あがりじゃなかった! 七萬でのあがり。147だったか? 258は絶対無いと思っていたけど、そうか、147だったか、、、。
しかも、このあがり、あがり形、、マンズの色が、そのままダイレクトに強い色、場を支配する色になる可能性があるな。通常、147でのあがり色が、そのまま強い色になることは、割かし、可能性は低いんだけどな。でもこれは、今回は、マンズが匂う、かも、、。

逢川プロ「くう~~、ちきしょう~、次!次!」

東2局は、逢川プロが、下家の男子に振り込みの局となった。また、マンズでのあがりだった。

東3局 僕の親番 ドラ1ソウ

重たぁーい、ジリジリ終盤までねじれる局となった。
上家の女性が仕掛けを入れている。そして何やら、ドラ色のソウズ模様。テンパっていてもおかしくはない。そして全員、ソウズが、やや高い(場にあまり出ていない)。逢川プロもオーラ全開で、摸打を繰り返している。最終形のイーシャンテンで、いつ、「リーチでゴザイマぁ~ス!!」と、来るか分からないといったところか。この状況で僕に、このテンパイが入った。

  12567⑥⑥三四五七八九

 五萬は赤牌です。

ドラ1ソウと赤五萬を内蔵した、ペン3ソウ待ちの、役無しのこの手。僕の親番。巡目は、だいぶ煮詰まりを感じさせる、13巡目。

場のアヤ状況は、先ほどから確実に、マンズと147。僕のこの手は、そのどちらからも外れている、3ソウ待ち。では低い数字のシャンポン待ちに受け変えは? それは、1ソウが場に1枚切られていて、相方の待ちも⑥ピンと、あまり期待できる牌ではない。

・・・場況にそぐわず、あとから追いかけリーチなどを喰らい、一発でマンズやソウズの低目(147)の牌で放銃する未来は、あるにはあるかもしれない。しかし、親でこの手、、。あのバラバラだった配牌から、なんとか今、たぶん、先手を取れたということ。そして何より、あとからの放銃を考えるより、万が一この手で他家から溢れてくる3ソウを、捉え損ねること、それが何より、それが何より、一番の罪だろう。いくらマンズ色が強かったって、この局に関しては、ソウズ場だったということだって、全然、あるにはある。
(淡い期待。笑)

打点、先手、親のリーチ、ドラ色合わせ、これは、、、(愚形だけど、)

「リーチぃ!」

僕はリーチを放つ。

(実際にはテンパイ即リーチでした。ただ、長々と書いたのは、一応、これに至るまでの思考や心の葛藤を描きたかったので、テンパイに至る巡目までに、どうしようかなと色々考えていたのをお伝えしただけです。なのでリーチ前に長考はしてません。まあこれは、よほど3ソウが切られていない限り、大体、リーチですよね? 笑 3ソウは場に1枚も切られていませんでした。)

数巡経って、ハイテイ間際、相当に悩んだ上家の女性から、3ソウが押し出される。
ロン。僕のあがり。
リーチ、ドラ、赤、裏ドラ1つ乗って、親の満貫。12000点の収入。
これはかなり、デカいんじゃないか!?

東3局の1本場は、上家の女性がサラッとあがった。
そして東4局、0本番、北家番、ドラ六萬、ここが、この半荘の、運命の分岐点局となった。

 ②②⑥⑦⑧234678七九

結果的に、親番の男の子が、リーチ一発のみでこの八萬待ちを逢川プロから打ち取ったのだが、それから、この男の子が大爆発してしまった。4000オール6000オール2600オールリーチリーチ、の嵐。
実は僕は、無理やりピンズの染めに行って、マンズの面子を、一二三、三四五、をヘクり、ドラの六萬あとから持ってきて切りたくなくて、最後もフリテン待ちの五八萬で待っていたのだ。
逢川プロが最初にリーチを入れて、リーチ直前に八萬を処理していたのに、男の子がリーチをかけた後に、八萬をまた一発で持ってきてしまっての放銃。こんなマンズが強い場で、僕がヘクり、このカンチャン待ちでリーチに行って打ち取った男の子が大連荘するのは、想像に難くない。結果、男の子は60000点を超えて、僕の上家の女性に鳴きタンヤオのハネマンを打ってもトップのまま。最後も男の子が平和のみをあがり、そのまま時間打ち切りで、半荘は終了した。

僕は、23600点持ちの3着となった。
逢川さんは、何度もリーチを掛けるも悪い方にハマっていて、僕の、他者には見えないヘクりのせいで、更にハマってしまい、マイナス14000点台で終了した。

強い偏りの色であがりを逃すと、そしてプラス偶発的なことが起こると、ここまでの大変な事態になってしまう。しかもその煽りを一番受けたのが、ミスをした当の僕ではなく、逢川プロだったのだから、本当に面目ない。心の中で、ごめんなさい。


気を取り直して、次の半荘。なんとまた逢川プロと同卓出来てしまった! 女流雀王と連続で戦えるなんて、まるで夢のよう。
ま、ちょっと、普段の対局の、厳かな雰囲気の競技麻雀って感じではなくなってしまっているけど。
(逢川さんの面白キャラが凄すぎて。笑)

この2半荘目は、逢川プロの強さの神髄が、垣間見えるだろうか? クジの結果、先ほどと同じ卓で同じ席に座ってらっしゃるのが、なにやらかなり、不穏な空気を醸し出してはいるが、、。笑笑。

「なーにここ、! また同じじゃあーん!」
バンバンバンバン!!(卓叩き音。)


東1局 0本場 逢川プロが起家、僕が南家でスタート。
僕が早い段階で、メンピンドラ1くらいのリーチを入れる。続いてすぐに対面の北家が2軒目リーチを入れてくる。

相当怖いけど、一応仮テンが入ったから押します、的な感じで、逢川プロが五萬を切ってきた。
「ロン。」
対面の方のあがり。

 ③③123一二三四六七八九

カン五萬待ち。リーチ、一気通貫、裏ドラ六萬1枚乗って、満貫。またしても逢川プロには厳しいスタートとなった。

これはやはりまだ、前の半荘のマンズの流れを、思いっきり引きずっている。マンズ色が強い。すなわち対面の席の好調も、ちょっとやそっとじゃ収まらないということか、、。

東2局、僕の親番、ドラ五萬。
この局、逢川さんが、もう、色んな意味で、弾けた。(面白テンション的な意味でも。笑)

ポン!! ポン!! ポン!! 加カン!!

あっという間に逢川プロが、3フーロプラス加カンで、この鳴きを場に晒した。

???? 北北北ポン ⑨⑨⑨⑨カン 
     東東東ポン

そうだよな、流れを変えようと、鳴いてくるよな、、。
逢川さんの捨て牌から推察する僕の読みだと、この手、たぶん、ホンイツは無さそうだった。ホンローも、まず無いな。僕の読みでは、愚形トイツ系トイトイ狙い、役牌はしっかり二つ捌けました手牌、だと思いました。問題は、ちゃんと最終形で逢川さんはテンパっているのか、そして、下家の方からリーチが入ったこと。この時の僕の手牌、、、。笑

  三三四六六六六45567⑤⑥

5ソウの1枚は赤牌です。

1枚、切らなければならない。万事休す。笑

下家のリーチが流行りのマンズ待ちなら、かなりの確率で、三六萬だと思いました。きっとドラ表示牌の四萬はもう内蔵されていて、ドラの五萬そのものは、リーチ後に通ってしまった。なので、ここは、気が狂うけど、思い切って六萬の、、、暗カン!!
おっ、雀頭の三萬が新ドラ! これはもう、行きますかあ。親満貫確定だしな、逢川プロもリーチも怖いけど、、。打、四萬切り!!

ドラは全部で、五萬と3ソウと今乗った三萬になっています。

その後、割とすぐに、薄かった④ピンをチー出来て、これまたかなり薄かった、3ソウをツモって、僕のあがり。タンヤオ、赤、ドラ3の、4000オールの収入。

逢川プロ「ヴヴヴヴヴヴヴ、、高い~~!」

1本場は対面の方が他家から出あがりして終わり。続く東3局、北家番、ドラは①ピン。

珍しく、逢川プロが寡黙に手を進めている。
対面に鳴きが入ったあと、仕上がった、といった感じで、逢川プロからリーチが入る。

  “頼む、、これはあがらして、、、”

小声で喋る、逢川プロ。笑 まあ高目、バイマンクラスの手だろうな。ほどなくして下家が逢川さんの現物の四萬を切ったら、対面のあがり。

 五六七八九78889 ⑦⑧⑨(⑦ピンチー)

三色のみ、1000点。

「んもーー!!! 見てよこれ、やっと良い手が入ったのにぃ!」
逢川プロが手牌を晒す。

 45677②③④⑤⑥⑦⑧⑨

5ソウは赤牌です。⑤ピンは赤牌です。

高目ドラの①ピンツモで、バイマンの手。

逢川プロがことさら悔しそうだった。ただずっとずっと、楽しい雰囲気のままは崩れず。

・・・・・・


結局、好調の対面席の方が、終始ほとんどあがり続けるといった感じで半荘は終了。僕にもその後見せ場はなく、36900点持ちの2着となりました。

だいたい、2半荘とも、一人の人が爆発してあがり続けるといった感じになってしまい、あまり牌姿を覚えていなくて、ごめんなさい。逢川プロの面白トークで、僕もほとんどずっと笑っていて、正直あまり内容を覚えられなかったです。笑笑


申し訳ないので、このあと、後日に行った、五反田next、日本プロ麻雀協会所属、
鴨沢橋英里(かもさわはしえり)プロとの対局編を、このまま掲載します。

これも、、、まあ、、、、見物です。笑
興味のある方は先へよろしくお願いします。
一旦、閉めます!



今日の成績、

3着 -16.4
2着 +16.9

合計=+0.5ポイントとなりました。

本日の教訓

教訓1

 逢川恵夢、、恐るべし!

です!

とりあえず一旦、以上です!

最強への道が、なんか、、遠くなっていっている気が、、、笑



2022年11月27日、五反田は、麻雀nextさんへ。 (Mリーグルール、時間打ち切り有り)

今日は女流プロのゲストが2人。2人ともと、同卓出来たら良いなあ。何か新しい発見が出来るかも、、。

ゲスト2人がお店に居る時間が被っている、17時ちょっと前にお店に到着。

最初の半荘は、女流プロとの対局は叶わなかった。


だが、この、卓に座った時にわかる、目の前に座った時に感じる、百戦錬磨の、空気の漂い。間違いなく、今、この卓に付いた一般の男4人、間違いなく、デキる! 打てる! 強い4人が、集まったはず! これはこれは、好勝負の予感!!

 「よろしくお願いします!!!!」

東1局 北家スタート 

うん、今の段階でのアヤ、支配筋は、147だ。分かりやすい、得意なやつだ。問題は、誰がどのタイミングで先手を取っていくかだが、、
親から、捨て牌2段目、9巡目で、リーチが入る。数巡後、カン7ソウでツモ。リーチ、ツモ、赤1で、2000オール。

うわ、アブねー! 上手く4ソウがリーチの数巡前に処理されているから、対子で持っていた7ソウに一瞬手がかかりそうだったよ!やるねえ、下家の、東家、、。
やっぱり、この、支配筋読み、大事だな。
俺が、高校1年生から友達と始めた麻雀で、開拓して持ち合わせている武器! (気づいたのは30歳とうに過ぎてから。笑)

東1局1本場、ドラ3ソウ

また親から先手リーチが入る。そして、僕もこの形で追いつく!

 七八九萬44777888s④④ピン

通常であれば、4ソウや④ピンの部分を両面にして、ドラの3ソウ受けなどを作って、あがり枚数を増やしてリーチと行きたい人も多いだろう。だが、僕には自信があった。この、147がアヤの場況。このままの形の、ツモり三暗刻に。それに、絶対、親の待ちは47ソウか④⑦ピン。たぶん、、、いや、、確信。

「リーチ、」

僕は、リーチを宣言。

数巡後、予感通りに④ピンをツモ。リーチ、ツモ、三暗刻、裏ドラ乗らず。2000、4000は2100、4100と、親のリーチ棒の収入。

うん、、これは、点数がどうこうじゃなく、だいぶ、手応えのあるあがり、、、、。
・・・行けるか? 

東2局は、失点せず通過。
東3局、ドラは6ソウ。また僕に好手牌が舞い込む。そして、聴牌。

 22345678四五⑤⑥⑦

ドラの6ソウを持ってきて聴牌といきたかったが、入り目は3ソウ。いや、充分充分。先ほど、場のアヤの変化も何となく感じたし、3フーロとまではいかないけど、鳴きも入っている。というか、もう、支配筋とかアヤとか関係ねー。こんな良い手で先手を取れたら、リーチだろ。笑 だいたい、この、場の支配筋や色のアヤを追っていく、真の目的は、そういった思考から、良い意味で解き放たれ、全スジ、全色、全字牌、を、自分の強さに、自分のあがり牌に進化させてしまうこと。それこそが、真の目的。最強の、状態へ、、。

「リーチ。」

リーチ後、立て続けに、四萬を2枚持ってくる。これ、三六萬待ち、絶好じゃないか?

ほどなくして、六萬をツモ。
メンタンピンツモ、ドラ1。裏ドラ乗らず。2000、4000の収入。

東4局の親番は、チョロっと加点して難なく通過。ここまで、振り込みゼロ。
南1局、親が西家のリーチに対して⑥ピンを振り込む。この形のあがりだった。

 西西西一一一二三345⑦⑧

5ソウは赤牌です。

リーチ、西、赤、そしてなんと裏ドラが西!
裏ドラ3、ハネマンのあがりとなった。

そして南2局、ドラ⑧ピン。
完全にリズムと態勢を崩してしまったかなと思われる下家の方が、親番の方にまたしても高打点の振り込みをしてしまう。あがり形はこの形。

  ⑤⑤⑥⑥⑧223355八八

⑤ピンの1枚は赤牌です。

タンヤオ、チートイイツ、赤、ドラドラ。ダマテンでの18000点。

その後、ノーテン流局で進行し、
南3局、2本場、ドラ4ソウ。
この局が、最終局の合図を告げられる。

割と、上が、競っている。僕は40000点台のトップ目だが、親からは4000オールツモで、ギリ、捲られてしまう。少し前の、下北沢でのトップ捲られが、頭をよぎる。(笑)

ジリジリと、深い巡目に差し掛かった頃、案の定、親から決死のリーチが入る。
僕は、自分でのあがりに向けて、必死に鳴きを入れていた。何故か、下家の方も、鳴いて喰らいついてきていた。なんだ? 素点回復のタンヤオか?

僕の手形。

 ②②④④④45677 ⑤⑥⑦(⑦ピン、チー)

早い段階でケリをつけられないかなと思い、鳴いていった手。
最初は4ソウではなく8ソウを持っていての、かたあがりタンヤオ69ソウ聴牌だった。親のリーチ後に、切れないプラス自然なタンヤオ確定移行の4ソウを入れて、②ピンと7ソウのシャンポン形。

このまま進んで行き、最後の親のツモ番も過ぎさり、ホッと胸を撫で下ろした後のハイテイで、“ツモ”、の、発声が上がった。ラス目の下家だった。5ソウで、ツモ。

 西西23344⑤⑥⑦  三四五(四萬チー)

五萬は赤牌です。

ハイテイ、赤、ドラドラ。満貫。2000、4000は2200、4200のツモあがり。

ああ、よかった、、。トップ目、死守、、。40000点ジャストでのトップ。逃げ切った。高打点の応酬が、全部横移動で終わってくれた展開運の良さ。(だいたいいつも、親っ被りするのに。笑)
そしてさらに、振り込み自体が無くて、良かった。二つのチャンスも、しっかりあがってモノに出来て、恵まれていた。ツイていた。


2半荘目は、抽選の結果、最初の卓とは違う卓で、鴨沢橋英里プロと、同卓できることとなった。
失礼ながら、僕はこの、鴨沢橋プロのことを、存じ上げていなかった。今日初めて会い、もちろんつまり、初めての同卓。

絶対最近、プロ協会に受かった方だよな。初めて聞く名前、珍しい名字。どこの地方にある名字なんだろう? 俺の櫛引って名字も、東京じゃあまり聞かないけど(麻雀界で俺以外聞かない。笑)。
キレイな感じの方だなあ。和風(?)な感じ。擦れてない感じ。よく分からないけど(笑)。素直に、かわいい。


ふっ、、、ふっふっふっふっ、、、。
プロに成り立てで、いきなりこの、知る人ぞ知るオカルトジャンキー、悪名は無名に勝る(勘弁しろや。笑)、だいたいみんなから、違う意味で恐れられる、そして、だいたい全員から嫌われる、この、麻雀界都市伝説、陰の最強の打ち手、櫛引祐二と同卓できるとは。(長ぇーよ。) お嬢さん、随分類い稀な運命をお持ちの方と見える。

ふっふっふっふっふっ、、俺と打ったあとの麻雀プロの運命は、二つに分かれる。飛躍的な活躍ぶりを見せて大スターになるか、あるいは、、、ふっふっふっふっ。(だいたい二択なんだよバカ。笑 最後までなんか言えよ。)

さあ、鴨沢橋プロ、新世界の麻雀を、ご堪能あれっ!!


鴨沢橋プロが起家、
南家に男性
西家に僕(都市伝説)。
北家に男性。

 はじまる。

 東1局 西家スタート

うん? ・・なんだ、これ? 打点の欠片も見えない手牌、この局のアヤは、、258か?

ようわからん、やめるわ考えるの、

とりあえずあがれるのはあがって自分で流れ作るぞ。
「ポン!」

僕に、早々にこの聴牌が入る。

 ②③⑤⑤⑦⑧⑨一二三  西西西ポン

西のみ。1000点。下家の男性からあっという間に出る①ピン。ロン、僕のあがり。


ふーっ、う~ん、、
まあ、ピンズか147の場にでもなるのかな?あとはあまり細かいことは気にしないで流れに任せて行こう。

東2局、下家の方から6巡目にリーチが入る。四萬が3巡目に切られている。僕の目から四萬は3枚見え。僕は、何の気なしに自分のアリャンメンの形であった三萬を捨てた。

「ロン。」

 
  四五七八九③④⑤55678

五萬は赤牌です。5ソウの1枚は赤牌です。

メンピン、赤、赤。満貫。8000点の振り込み。失点!

ああっ! そうか! 弾けた、か!? 
俺の安手に打ち込んで、場にリンクしていった下家の方が、本手を入れる形になったのか!? 俺の弱すぎる、147のあがりから、一つ下がって369、とも捉えられる。あがりや支配筋転換のキャッチボール!! 何で読めなか、何で感じなかったんだクソっ!! オカルト麻雀対戦記、掲載以来、初めての、ラス獲得あるか!? いや、振り込んで俺も場面にリンクしていった。俺もどこかで本手を入れる。あがってやる、ちきしょう!!

流局進行が続き、向かえた東4局。
ドラ、④ピン。僕に勝負手が入る。そして早々に聴牌!

  23345④④⑦⑧⑨四五六

五萬は赤牌です。

平和、赤、ドラドラの、満貫聴牌。

先ほどから明らかに、場のアヤは、369、のはず。だが流局なども挟み、きっとその支配筋はどこに着地しようかブレている状態。誰に本流の流れが行くかも、まだきっと、決めあぐねている状態。
俺のこの手、、、この点数状況、、ツモってハネマンにするリーチを掛けないは、あり得ないだろう! さすがにリーチしないは、無いだろう。いくら俺が、オカルトバカでも。まだ5巡目、、よし、待ちの147をツモりやすい、7巡目にリーチを掛けるぞ!!

よし、14ソウ、やはり誰からも切られない。よし、7巡目が来た! 

スーパー伝家の宝刀! ツモ切りリーチ!!

次巡、下家の方にチーの鳴きが入る。そしてその次巡、僕のツモは、、
イーソー!!

「ツモ!」

メンピンツモ、赤、ドラドラ。裏ドラは乗らず。ハネマンのツモあがり。櫛引祐二、ラス目から32000点台の、暫定トップ目へ。


南2局を迎え、ここから、最低の流れを自分で汲んでしまう。
毎回毎回、親から1段目リーチが掛かるのだ、これ見よがしに、雰囲気たっぷりに。そして流局、開けてみると、リーチのみの嵌張ペンチャンばかり。
もちろん僕の手は戦える状態になっていないのだが(それこそ嵌張ペンチャンばかり)、結果的に、ゆっくりでも押していると、僕が終盤に最速で、嵌張ペンチャン埋まり、役牌アンコにドラの發と七萬のシャンポンで捉えているとか、そんな結果論的な結果ばかりが続いてしまったのだ。もちろん、もちろん、、はい、流れは最悪になります。
そのまま親に6本場まで積まれ、ほとんど毎回、俺がノーテン。しまいにゃ下家に満貫ツモられて僕の親番を迎え、持ち点は、26000点台。なんとか再び栄光を取り戻そうとしても今までのツケで、手が全く効かない。対面の鴨沢橋プロに三萬をアンカンされてからリーチを入れられ、案の定ツモりあがられる。その手牌がこちら。

  二二56678⑦⑧⑨  三萬アンカン

7ソウでツモ。表ドラの二萬が、カンドラの裏ドラにさらに乗って、リーチ、ツモ、ドラ4!! ハネマンのあがり。僕は親っ被り。
鴨沢橋プロが35000点台の一躍トップ目に!
僕は、、、、ラス目に、、、、。

オーラスは誰かさんのヒヨリのおかげで大連荘をした、上家の方の一人聴牌で対局終了。フリテンの、147ソウ待ちでした。ドラの役牌、ポンしての、、。

僕は、19600点の、ラスで終了。



このままでは、、
このままでは、、、、終わらせない!
(俺の麻雀人生。笑)

キレイに、ラスに導かれました。
ヒヨって、チャンスあったのに、最低の半荘にしてしまった。なんか、ずっと、可愛い子いる時、絶対トップ取れないな。笑

今思い出しても、悔しい。
次回は、櫛引祐二ゼンツMODEがお見せできる“かも”しれません。笑

今の俺なら、、イケるか? いや、、笑。



長くなりました。最後までご覧頂き、ありがとうございます。

今日の成績

1着 +60.0ポイント

4着 -40.4ポイント

合計=+19.6ポイント、となりました。

ちなみに、トップ取ったあと、格好つけてお喋りしようかなと思っていたけど、どうしても気になったので、半荘終了後、鴨沢橋さんに、名字のことをお伺いしました。すると、なんと、この、“鴨沢橋”、本名では無いそうです。麻雀ネーム、プロ登録ネームだそうです。そこから先のことは、どんな思い入れがあってその名前なのか、微笑んでしまって、照れてしまって、聞けなかったです。
(急に、シャイ。笑) 気になる方は、本人に直接聞いて下さい。笑 


本日の教訓です。反省を込めて、二つ。
 

教訓1

リーチして良い“ツモ”あがりが出来たなら、ラッキーゲージは確実に貯まっている。
だから、支配筋や色の強さや巡目のアヤのことは、一旦、一切忘れろ。
真っすぐ進むで、良いじゃないか。


ここから先は

210字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?