見出し画像

【#私的ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2023】

今年ももうすぐ終わるということで、2023年中にプレイしたゲームの中で個人的に特に面白かった作品をランキング形式でまとめたいと思う。
なお、あくまで2023年内にプレイした作品たちから選出するため、2023年発売の作品以外もいくつか入選している。

【10位:ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~】

KOEI TECMO GAMES

アトリエ『秘密』シリーズ3部作のフィナーレを飾る本作は、惜しい作り込みのオープンワールドと洗練し切れていないシステム面こそあれど、ひと夏という季節の中で少年少女たちの成長を描いた物語として、これ以上ないほどに綺麗な着地を見せつけてくれた。

【9位:リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX】

KOEI TECMO GAMES

アトリエ『不思議』シリーズの最終作である本作は、前二作の良いとこどりのシステム面と、賑やかな雰囲気で進行するストーリーが個人的に特に気に入っており、僕の中で最もやり込んだアトリエ作品となった。

【8位:Stray】

Annapurna Interactive

猫を主人公にした本作は、視覚的には可愛らしく、操作感的には良質なアクション・アドベンチャーゲームとして非常に楽しめた。
圧倒的な世界観描写と綺麗にまとまった物語からは、面白いゲームにボリュームは関係ないということを思い知らされた。

【7位:パラノマサイト FILE23 本所七不思議】

SQUARE ENIX

全体的にどこかレトロなデザインが特徴であり、ホラーゲームと見せ掛けた良質なミステリーアドベンチャーの本作は、ロープライスであるにも関わらずフルプライスのゲームにも負けず劣らずのクオリティを誇っていた。

【6位:ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS】

Spike Chunsoft

『学級裁判』が有名なデスゲーム×推理アドベンチャーの名作であり、遅ればせながら初プレイとなった。名作の名に恥じない唯一無二のゲーム性は、未だ多くのプレイヤーを魅了している訳を納得させられた。

【5位:Wo Long: Fallen Dynasty】

KOEI TECMO GAMES

『三国志×死にゲー』と呼ばれる本作は非常に高い難易度を誇るが、「化勁(かけい)」という捌きを駆使したスタイリッシュな戦闘から得られる爽快感が途轍もなかった。まだ『赤壁の戦い』や『五丈原の戦い』といった有名な戦が描かれていないため、次回作に期待したい。

【4位:ファイアーエムブレム エンゲージ】

Nintendo

余りにも杜撰なシナリオ・癖の強いキャラクター・聴いた瞬間に落胆したオープニングムービー・意味不明なミニゲームといったマイナス要素を全て消し飛ばすほど戦闘システムが秀逸だった。過去作のキャラクターたちが登場する点も個人的に嬉しいポイントだ。

【3位:Summer Pockets REFLECTION BLUE】

VISUALARTS / Key

夏が舞台の『Key』作品であり、まさかの美少女ゲームランクインである。
しかし、僕はゲームを評価する際に、記憶に残るか・心に残るかを最重要視しているため、この順位となった。
年にひと作品ぐらいは、この手のジャンルも遊んでみるのもいいかもしれないと思わせてくれた作品でもあった。

【2位:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON】

FromSoftware

尋常ではない難易度と、自由度の高いカスタマイズが大きな魅力である本作は、シリーズほぼ未プレイの僕でも非常に楽しむことが出来た。
他の『フロムゲー』とは大きく異なる、わかりやすく熱いストーリーと展開・演出には何度も興奮させられた。

【1位:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】

Nintendo

何の意外性も捻りも無くて心苦しいが、僕が2023年中にプレイしたゲームを語る上で本作を無視することは到底不可能である。
圧倒的完成度を誇る前作のハードルを越え、新たな遊びを提供してくれた本作以外に1位の座は考えられなかった。
追加DLCが無いのがこんなにも悔やまれる作品も珍しい。


続いて、カテゴリ別に特に優れていた作品をいくつか紹介していく。

【ベストストーリー】

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

『火』をテーマにした熱いストーリーは今年遊んだ作品の中で最も僕の胸を打った。立ち絵に頼らずにこれだけの物語を成立させる手腕は見事と言わざるを得ない。叶うのなら”記憶を消してもう一度遊びたい”作品だ。

<次点>
・Summer Pockets REFLECTION BLUE
・超探偵事件簿 レインコード

【ベストゲームデザイン】

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

前作がただでさえ自由度の高い作品であるにも関わらず、今作では新たにクラフト要素が加わったことにより、遊び方はもはや無限大へと進化した。

<次点>
・ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
・ファイアーエムブレム エンゲージ

【ベストゲームビジュアル】

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

ややアレンジの効いた前作のハイラルと、どこまでも広がる空に浮かぶ島々は冒険をする上で高い没入感を与えてくれる。対して禍々しい瘴気が蔓延する地下のマップは緊張感を漂わせる。

<次点>
・パラノマサイト FILE23 本所七不思議
・Stray

【ベストサウンドトラック】

Summer Pockets REFLECTION BLUE

ゲーム音楽は耳に残った曲が印象強く記憶に残り、そうでない曲はどうしても記憶に残り辛かったりするものだ。僕にとって本作で流れる音楽はどれも印象強く、作中に登場するほぼ全ての楽曲が未だに耳に残り続けている。

<次点>
・ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~
・ペルソナ4 ザ・ゴールデン

【ベストインディーゲーム】

※1000円未満で購入できる作品の中から、という縛りで選ばせてもらう。

溶鉄のマルフーシャ

ハイテンポで進行するタワーディフェンス・シューティングの本作は単純明快な操作でありながら、高い爽快感を得られるのが魅力だ。退廃的なディストピアの世界観も素晴らしかった。

<次点>
・Vampire Survivors
・スイカゲーム

【2024年発売予定・個人的期待作】

来年発売予定の作品の中で、僕が特に期待している作品を紹介する。
なお、発売日が発表されている作品のみを取り扱うことにする。

【ペルソナ3 リロード】

2024年2月2日発売予定

既にSwitchにて『ペルソナ3 ポータブル』はプレイしたのだが、やはりシステム面が古くて快適にプレイ出来たとは言い難かったため、このリメイクは非常に嬉しかった。
新たな追加要素に期待すると共に、今度こそ『ペルソナ3』の世界を十二分に楽しみたいところだ。

【GRANBLUE FANTASY: Relink】

2024年2月1日

初報から数年経過しており、ついに発売に漕ぎ着けた作品である。
スマホアプリ版とは違ったゲーム性が楽しみである。
決して特典目当てという訳ではない。
しかし、アプリ側の運営が盛大にやらかしたため、もしかしたら購入は見送ることになるかもしれない。

【ユニコーンオーバーロード】

2024年3月8日発売予定

アトラス×ヴァニラウェアの最新作であり、マニアックなゲーム性と美麗なゲームビジュアルが個人的にかなり好きなメーカーであるため、今から期待大だ。

現時点ではややプレイステーションの作品に偏っているような気がするので、ニンテンドーダイレクトなどでSwitchの作品が紹介されるのを期待したい。
また、そろそろ任天堂からは次世代機の発表が考えられるので、PS5と併せて購入の検討をしていこうと思う。
来年もまた充実したゲームライフを送れますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?