見出し画像

恋愛諦め女子が運命の人に出逢った話(ノンフィクション)

こんにちは
有栖伶です( ఠ͜ఠ )


来月で節目の誕生日を迎えます。
今までの人生を振り返ってのnoteを
書きたいなと思って


今回は「恋愛諦め女子が運命の人に出会った話」
ノンフィクションです。
現在婚約している彼との出逢いの話です。
惚気爆弾です。

Twitterで出逢ってまさか婚約して
来年結婚するなんて…??というものです。

読んで貰えたら嬉しいです。


あらすじ




私は仕事に生き甲斐を感じて
ずっとバリバリ働いていました。
周りの人達からは「週7働いている?」
「止まったら死にそう」「休み取らないの?」と
よく言われてしまう程仕事大好き人間で、
休みを取ってもそのうちの
8割位は講習やコンサルなどの
仕事関係の予定を入れてしまうタイプでした。

忙しいけど人と会うのは楽しいので
男女関係なく会いたいと
思った人には時間を作って会いに行ってました。
ご飯を食べたり、他業種の話を
聞きに行ったり一緒にゲームをしたり

我ながらすごいなと思ったのは
仕事朝9時から20時勤務→22時の夜行バス→
車中泊→スーパー銭湯→関西のフォロワーさんに朝から会いに行く→解散→最終新幹線で日帰り→帰宅→ 次の日朝9時から仕事→20時に
終わってから友達とご飯

という過密スケジュールで動いてました。
今思うとエネルギッシュ過ぎない?!って
ツッコミを入れたくなります😂笑


恋なんていいや、
仕事に生きるしやりたいことも沢山ある、
今仲良い人達といられればそれで満足。
親とも上手くいってなくて(毒親です。
どくタイプ。またこの話はどこかで)
一般的な家庭のイメージが湧かない、
自分が家庭を持っているイメージも浮かばない。
この歳でお付き合いしたら結婚って話も出る
親に紹介する?私の親はどんな人を連れて行ってもきっと文句を言う。好きになった人の悪口なんて聞かされたくない。

それこそ友達に一生独身宣言を宣誓する位、
恋愛に関して諦めていたのです。


そんな時、彼と初めて出逢いました。

彼との出逢い

元々共通の知り合い(Wさん)繋がりで
相互フォロワーになっていました。

同い年でヲタクで話は合いそうだなぁとか
仕事だけじゃなくてやりたいことに向けて
頑張ってるんだなぁ、生きる姿勢がかっこいいなと思って眺めていました。

ウマ娘が流行り始めた頃
周りでアプリをやっている方が少なく
みんな始めないかな~?面白いし可愛いのになあと思っていた矢先に彼が始めていて
尚且つ、同じウマ娘関連の番組を見ていたので
「あ!私も見てます!!」と
Twitter上で私からリプを飛ばしたのが
話すようになったきっかけです。

共通の好きなものって大きいですね…

それからはたまに
リプを飛ばして話す存在でした。
この時は、お互い「話が合いそう、
話していて楽しいな」と思っていました。
今思うと急にタメ口ではなくてお互い敬語で
徐々に仲良くなっていて、
距離の詰め方が合っていたこと、
背中合わせで生きていきたいという
ポリシーまで同じでそんなところまで同じ?!と
言ってしまう位共通点が多くて親近感を
抱いていました。

そんな関係が約1年続いてました。

とある日
彼とWさんが一緒に遊びに行った帰り道
彼の方から伶ちゃんに会ってみたいんだよねと
言ってくれました。
Wさんは彼と旧知の仲、私もWさんには
年単位でお世話になっていて、
彼と私の性格をよくわかっている方でした。


「お!いいじゃん!!2人は相性いいと思うよ」と、言ってくれたそうです。

(実際色々な方からお似合いだねと
言われる位、性格の相性はいいです…)
(早々に気づいていたWさん、すごい)

私にも彼が会いたがっていると
Wさんが教えてくれました。

きっとその一言がなかったら私は
彼に会う約束を取り付けなかった。
いつか会いたいな…で終わっていたと思います。

背中を押してくれたWさんには
感謝してもしきれないです。仲人です。
大好きです。


そんな背景があり、仕事終わりに都内某所で
合流しご飯を食べることに
合流するまで、心臓がバクバク煩かったのを
今でも鮮明に覚えています。


お互い顔をみたことがなかったので、
服の特徴を聞いて
それっぽいこの人かな…?と声をかけました。

一目惚れってあるんだ
と思うぐらい顔と声がタイプでした。

もうびっくりした…自分で言うのもなんですが
決して惚れっぽい訳ではないんです!!


物腰や格好は柔らかいけど
その中にある意志の強さ
優しいだけじゃなくて聞き心地がいい声
笑った時のくしゃっとなる笑顔が可愛いなとか
背が高かったり個性的な髪型をしているけど
威圧感を与えない人柄の良さ

をはじめましてをした段階で見つけてしまって
元々内面をいいなと思っていたのが
後押しになったと思いますが

ただ、今振り返ると運命的な
出逢いってあるんだ…と

最初は緊張してましたが話始めると
Twitterで話していた雰囲気になり
好きなアニメの話、お互いの仕事の話、
やりたいこと、勉強法、読んでる本の話、
将来の夢の話、やらかしたエピソードなど
喫茶店の閉店時間まで
話し込んでそれでも話は尽きなくて

終電まで時間あるけど足りないよね?
どうする?帰る?と
駅のホームで顔を見合わせてました。

この時点で5時間喋っていたのに
足りないってなんでー?!と笑いながら
家とは真逆の彼の家方面の電車に飛び乗って
20分話していましたね…えぇ(行動力)


初めて会った次の日、職場の先輩一緒に
彼が働いているお店に行きました。

イエーイ!!!昨日ぶり!!と挨拶して
飲んで食べて。

先輩には昨日彼と会って楽しかったんです!と
話していたのもあり
『私、用事あるから(これは本当)先帰るね!
伶ちゃんのこと送ってあげて』と
帰ってしまいました。

先輩…ちょ…置いていかないで…嬉しいけど…
あああああああ!
と心臓バクバクでした(2回目)

退勤した彼に駅まで送って貰いました、優しい。
(女の子を夜道で1人歩かせるなんて、出来ない。 喜んで送ろうと思っていたそうです)


お酒が入って高揚していた、二日連続で
会えた嬉しさと働いている彼のかっこよさに
感情がぐちゃぐちゃになって

顔と声がタイプなんだ、かっこいいよね

と言ってしまいましたね、ええ

彼は、お世辞をいっぱい言ってくれるなーと
思っていたらしいです。
(鈍感め、そういうところだぞ)

送ってくれたこともあり、無事電車に乗ってから

なんであんなこと
言ってしまったんだーーーーーー!!!
私のバカーーーーー!!!!
出会って2日目!!!告白するなーーーーー!!
でも、好きなんだもん…事実だし仕方ないよね
ああああああああああーーーーーーーーーー!

と、恥ずかしいやら照れやら後悔やらで
叫んで走りたい気持ちでいっぱいでした。


告白編

初めての出逢いから
毎日やり取りをしていて、ある日
彼の方から「僕のお店に来てほしい」と誘われて
食べに行きました。

その時に本心からの嬉しい!という笑顔で
話し掛けてくれて
あーーーーーー!!この人のこと好きだな、
付き合ってもらえるか分からないけど
想いを伝えたいな、と

我慢出来なくてお店出た瞬間にLINEで
告白をしました。(行動力)

そこから4時間返事がなくて
(仕事や講習会でバタバタしていたそうな)
返事が来た時にたまたま先輩と一緒にいて

先輩!!!!!!返事来ちゃった!!!!!!
両思いでした!!OKですって!!!!
これからよろしくって来ちゃいました!!!!!

パニックになる私。
ニヤニヤしている先輩。
なんて返そう!!!!!と
ひたすらあわあわしている
私のスマホに文字を打っている先輩。

声が聞きたいので電話したいです、と

『送信ボタンは伶ちゃんが押しな!!』と
渡されてすぐ押しました(行動力)

電話が来て改めてこれからよろしくねと言われて
嬉しいやら照れるやら
すごくどもっちゃいました…
電話越しの彼は優しい声で笑ってました。
そういうところだぞ。無自覚マンめ。

カップル誕生をリアルタイムで見守ってくれた
先輩は2人目の仲人です。

あの時一緒に彼の職場に行こうと
誘ってもらわなかったら
あの時背中を押して貰わなかったら

きっと私は彼にアプローチを
できなかったと思います。
今も人生の先輩としてお世話になっていて、
出逢えてよかったなと思う人の1人です。
大好きです。


お付き合い始めましたと周りに報告したら
びっっっっくりするぐらい
周りの方々から祝福して貰えて
よかったね!と泣いてくれる方まで

この話を振り返る度に
私達は周りに恵まれてるんだね、
いい人にしか恵まれていないね、と
彼と顔を見合わせてしみじみしてます。

婚約編


初めてのデートで彼が気になっていた
ハケンアニメという映画を
見に行くことになりました。

覇権(人気になれる)アニメを作ろうと頑張っている新人監督とライバルのヒット作がある監督がいて各々のプロデューサーと二人三脚で作っていくという作品です。

つまり背中合わせで生きていきたいという
私達のポリシーにドンピシャな映画でした。

同じところで泣いて、同じところで鼻をすすって
映画を見終わる頃にはお互いボロボロの
ぐちょぐちょでした。

当初の予定だとラーメンを食べて解散でしたが

このまま帰りたくない

いい映画だったねだけで終わらせたくない

映画を見て感動した気持ちだけではなくて、
彼の為に何が出来るか?を考えていました。

彼の目指している仕事は、
とても狭き門を潜る仕事で
デートの予定を組んでいても急に仕事が
舞い込んだら、チャンスを逃さないためにも
二つ返事で職場に行かないといけなかったり、
スケジュールの見通しが立たない仕事です。

それも全部理解した上で、
これからも彼を支えたいと。


そんなことを思いながら
「言葉にすると薄まるね」と
ポロっと呟きました。

映画の感動も含めてですが私の決意も
直感的にその時は言葉にすると
薄っぺらく感じてしまうのが怖かったのが
正しいのかも知れません。

彼も同じことを思っていたようで、
驚いた顔で私を見つめて
「僕も同じことを思っていた」と


あああーーーーーーーーーー!!!!(語彙力)

婚約の決め手は沢山ありますが、
お互いにこれが大きかったです。

あと、もう一つ挙げるとしたら

私がADHD、ASDなことを
気にしていてごめんねと謝った時
彼から
人によって困っていることは違うと思う。
僕は伶ちゃんが鮮やかな世界で生きているって
思っているし、羨ましい。
その特性を活かしていってほしい」
と、言われたことです。


発達障害なのを分かって貰って、
配慮して貰って当たり前“
とは思ってないですが
(いつも本当にありがとう)
なんていうのかな…そうやって見てくれるんだ!と、嬉しかったのと言葉のセンスがいいな、
そういうところ好きだなと思ってました。

本業のボディケアを突き詰めようと
好きなところには一直線なところ
得意分野(今は整理収納や色彩関係)に
関しての閃きやリサーチ能力、
映像作品に良くも悪くも感情移入してしまって
影響受けやすいところ
これ!!と思ったら
すぐ行動に移してしまうところ
感覚過敏を持っていて
色々と繊細に感じられるところ

コンプレックスだったところを
彼のこのたった一言で、
全部ひっくるめて私だし、活かして生きていこうと前を向けました。

こんなことを言ってくれる人は私には、
もう現れないと思います。

彼がいてくれたからこそ
変わった部分

  • 自分のことを大事にするようになった。

  • 周りに素敵な人達が沢山いるの気づけた

  • 仕事を詰めすぎないように働き方を変えて家庭を大事にするようになった

  • 自炊メインの生活をするために献立を考えるようになった

  • 自分がコンプレックスに感じていた
    発達障害の部分も
    受け止めてくれたからこそ、
    自分でも受け入れられるようになった

  • 1人の体じゃないからこそ健康に気を使うようになった

それから

現在、結婚に向けての同棲をしています。
私は働き方を変えて、シフトを減らし
家事が苦手な彼のために家事全般を
やっています。

食べるのが好きな彼の為に献立を考えて、
帰ってくる時間に合わせて出来立て
ご飯を出したり、交代でリングフィットを
やって筋肉痛でヒーヒー言ったり、
新発売のアイスを半分こしたり…

こういうのが平和なんだな、あったかいなと
思いながら毎日を過ごしています。
まぁ、たまに喧嘩もするんですけどね
これも人と生きてる醍醐味ってことなんだなと
思っています。

あとがき

今回彼とのnoteを書きながら思っていたのは

  • 親がどくタイプでも自分の人生は選べる

  • 発達障害でも自分なりの幸せを掴める

  • 生きるのを諦めない大切さ

  • 大切なもの(私の場合は彼ですが、良き友人や趣味など人によっては違うと思いますが)があると人生は好転する

  • 泥臭くっても何でも頑張っていると必ず見てくれている人はいる

  • 運命って本当にあるんだよね


と、思い返していました。


彼が私に会いたいと思ってくれたのは、
話が合いそうと思ってくれただけではなくて
泥臭くっても一生懸命生きて成長しようと
努力してる部分に惹かれてどんな人なんだろう?と興味を抱いてくれたかららしいです。
異性に会いたいと自分から興味を持つのが
レアケースだったそうです。
(本人談)(レアポケモン扱い)

本当、人生って何があるか分からないですね。
苦しくっても何でも諦めずに生きていれば、
周りがちゃんと見てくれるんだ。

今周りにいてくれてる人達を、
改めて大事にしたいなと思いました。

これを書きながら
白米大好きな彼のために今日もご飯が
すすむおかずを作って帰りを待っています。
夜ご飯は炊き立てご飯(2合)と
生姜焼きとわかめと豆腐の味噌汁です。
朝ごはん用に
多めに作っているんですが(3人前)

きっと、多分…

全部食べそう…笑



おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?