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日テレで使って頂きました

先日放送されました「笑ってこらえて・吹奏楽の旅」+「衝撃のアノ人に会ってみた」特別企画番組で、映像を使って頂きました。

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恩師である京都洛南高校吹奏楽部顧問宮本輝紀先生が、急逝される2年ほど前に私たち卒業生の呑み会に来られた際、当時のコンパクトデジカメの動画機能で撮影したものを、YouTubeに上げっぱなしにしてあった54秒の映像(再生回数一万三千)を、日テレのディレクターさんが見つけ、今回取材対象になった後輩諸君達が私を捜し当てて、日テレから使用許諾の連絡が入ったというケースでした。

私は番組を拝見し、「ダメですパンチ」と「ご機嫌やね〜」を思い出しました。最後までもっと一生懸命生きないと怒られそうです・汗。

「宮本先生から最後のメッセージ」として紹介されていました。数え切れないぐらいの数々の思い出や名言、暗黙知は、卒業生の個々人の心の底に沈着し、ことある毎に意識に湧き上がり活き活きとしていると思いますが、こうして目に見える形で遺ることで世々代々につながるということと、敢えて言うと映像が唯一のものとなるある種の「危険性」も持ち合わせています。

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〈生きているもの〉と言うのは、実はいきているものではない
と如来は言っている。それだからこそ、
生きているものといわれるのだ。
(中村・紀野1960)

個々人の中にいきているものと言うのは、実はいきているものではない。

つながっていること、つながっていくことが「生きている」「生きていく」と云うことだと、実在でもって体感させて貰いました。

テレビ放映を通して洛南高校吹奏楽部員のみならず、全国の吹奏楽部員及び部員の親御様、吹奏楽ファンの皆様、たまたまテレビをご覧頂いた方に、宮本先生の遺志が「つながった」と思います。

またテレビ番組放映日の11月20日と、翌日の東寺の弘法さん11月21日の御影供は、洛南高校吹奏楽部第56回定期演奏会でもありました。つながりです。

「今生きている値打ちを創らなイカン」
「お互いに感謝の心を忘れんように」

「命とはつながり」「つながりは命」

映像ご活用頂き有り難うございます



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