ads.txt

2019年8月1日までにads.txtを付けなければadsenseの広告が止まります!

多分できていない事業者多いんじゃないかなー?自分も登録をミスってすでに停止状態にありました。そこからの回復と、正しい設定方法について書いて行くよ。

こんな人が対象です

主にRTBあたりからきたものなんだけど、うちRTBやってないし、急に変なこと言われてもわかんない。そもそもさ、ads.txtって?けどadsense止まるのは困るからやっておかなきゃ。あ、そうそう独自ドメインで運営されている全サイトが対象ですよ。ブログサービスなどは運営会社がやってくれます。

ads.txtとは?

iabって言う業界団体があって、そこがRTBの共通仕様や広告のカテゴライズなどを決めているのですが、昨今の不正広告事情を受けて3年前くらいに登場してきたのがads.txtです。実は去年くらいから推奨されていて、adsenseでは使えていました。

え?今まで使えていたのなら大丈夫じゃない?

いえいえ、今回はちょっと違います。今まではads.txtがあったら遵守するけど、なければ使わないって言う状態だったんです。8月1日からはads.txtがなければ配信しない!になります。

~8/1 ads.txtが無ければ配信する
8/1~ ads.txtがなければ配信しない

さらっと書きましたが、googleのads.txtの捉え方が変わることで、adsenseのタグを貼っただけでは広告が配信されなくなるのはわかって頂けたかと思います。

え?googleのads.txtの捉え方が変わるだけ?

そうなんです。googleの捉え方が変わるんです。他のSSPなどが変わるわけではありません。だから全部が止まるわけではない。robots.txtって知っていると思うんですが、検索エンジンに見ちゃいけない階層を指定できるあれと似ていて、ちゃんと業界ルールに則っていない業者なら無視することもできる。googleはそこをちゃんとやろうとしているって言う事ですね。


ads.txtの現物

次の画像は実サイトで運用しているads.txtのスクリーンショットです。
画像から見て取れるように、各事業者のIDを改行区切りで記載していきます。

「事業者名,事業者ないで通用するID,配信形態(RESELLER/DIRECT)」
「事業者名,事業者ないで通用するID,配信形態(RESELLER/DIRECT)」
「事業者名,事業者ないで通用するID,配信形態(RESELLER/DIRECT)」

フォーマットは改行くぎりで、数に制限はありません。

色々わかった。ad.txtに記載するべき情報はどこでもらえるのか?

これらの情報はi-mobileやnend、adstire,adGenerationなどの事業者に問い合わせて行くと、必ずもらうことができますが、最優先事項のadsenseのidを手に入れる方法を記載します。

adsenseは、自分で簡単に作ることができます。以下のフォーマットの000000000の個所を自分のidに変更してads.txtに保存するだけです

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

サイト運営者IDを確認するには、「アカウント」→「アカウント情報」と辿ると画面から確認可能です。


これを追加した最小限のads.txtはこのようになります。

これを保存して、http://ドメイン/ads.txt に配置して、ブラウザで普通に観覧できるのが正解です。

これだけ覚えれば大丈夫!

・原則1 サブドメインを使えません!!!(*使う方法もあります)
・原則2 改行区切りでただのテキスト


うちのサイトも対応してーって要望受けています。

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