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ほのぼの生きる  011_20230111

ホームシック

やっぱりなぁ~と笑われそうだ・・・
帰省1週間目でギブ!
夫よ、会いたいぞー

母が読んだら激怒するだろう。
「ここがあんたのホームやないんかいっ。何が気に入らんのっ💢」

実家を離れてから10年以上も経つのだな。
実家はとても居心地がいい。
が、ここには自由がない。
(今自由を求めるのもいかがなものか。自由が不要も理解済)

仲良しのnoterさんが最近、室生犀星の詩『小景異情(その二)』「ふるさとは遠きにありて思うもの・・・」を添えて「帰省中の生活で自然体でいられる訳ないです」とコメントをくれた。それもそうかなぁ~とも思う。

父と母は2人のルールの中で生活している。
そこに私が一人入るだけで生活のリズムが狂ってしまう。
「普段この時間にしていること」がずれてくる。
「普段この場所においているもの」が一瞬なくなる。
「普段こういうテンポの会話」が乱れる。
「普段私たちがしていること」を私がしない。
「普段」「普段」「普段」日常が日常でなく、それ(非日常)が2週間も連続して起こる。
70代の夫婦には少しきついかもしれない。

そう思って私もできるだけ二人の生活を乱さないようにしたいのだが、これはこれでなかなか難しいことである。

私の大好きな夫(うぉんばっと)くんはどうしているだろうか。
朝ご飯食べたかな?ラジオ体操一人でしたかな?(つるっつるの道路を運転して)無事に職場についたかな?お仕事順調かな?・・・気がつけばもう23時、電話かかってこなかった・・・寝たかな?

私のホームは夫だということがよくわかる。しみじみわかる。
両親、こちらも心のふるさとである。あたたかい。安心する。

でも今の私を理解してくれているのはどちらかな。

noterさんたちだったりして(笑)

ココロがぐじゃぐじゃにかき乱される。
笑ったり、怒ったり。
喜んだり、傷ついたり、悲しくなったり、寂しくなったり。

これが今の私の大切な時間。

感情が入り乱れる感覚。
こういう感覚を求めている自分がいる。
普段を封印して、今に集中する。目の前の人に集中する。
ココロを受け取る。いろんな価値観、常識を受け入れる。
その異端を受け入れ、自分をブラッシュアップする。
昔の自分(好きだった部分、失ってしまった部分)を取り戻す。

この時間を与えてもらっていることに感謝。


今日は3人で少し遠出をして、お寺を参詣した。
前にnote記事に書いた33番観音様だ。
なんか心が洗われた。祖母と参った頃を思い出し、童心に帰る。
私はこの両親から生まれたのだ。
ありがとう。父、母。
そしてそんな私を受け入れてくれた夫よ、あともう少し待ってておくれ。


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