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初めてタイで14歳の男娼と会話した話inゴーゴーボーイ

HOT MALE (熱男)と書かれた看板の扉を開いた。

ゴーゴーボーイと言われる店である。わたしははじめて男娼のいる店に入ったのである。

2015年の春。タイはバンコク、パッポン通り。そこにはたくさんの男娼が自身のカラダを売り生計を立てている、日本にいるとあまり見れない光景が目の前に広がっていた。


熱男の扉の向こうにはステージにムキムキに鍛え上げた体をさらし俺を選んでくれと観客にウインクしたり、アピールをしまくっていた。

と共に外の汗がしたたるような暑さとは真逆で、冷房がキンキンにきいてる店内。東南アジア特有の店内が寒すぎて毎度のごとくわたしはカバンからカーディガンを取り出し羽織った。

寒すぎる冷房の風と一緒に、安っぽいラブホみたいなお香?なのか香水なのか分からない独特の香りが店内を充満させている。


店内が暗いから気にはならないが、過去に来た客がタバコを落としまくって穴が開きまくったソファに身をうずめた。甘ったるく鼻の奥に染み付く独特のにおいが気持ち悪くてすぐにタバコに火をつけた。一目散に鼻をにぶらせたかったのである。

そんな気持ちとは裏腹に本心では、

うへ~、やっべぇとこ来てしまったよ。と本心で思った。にひひ。と思っていた。

そうここは、男娼を直接見て選び一緒に外出するところ。(一緒に外出することをタイ語でベイパーと言う。)ちなみに店には外出するときにお金を払う。外出しなくても全然かまわない。ただ、お酒の一杯は頼まないといけない。一杯はたしか150バーツ(500円)とかで、時間は無制限・いつまでも男娼とお客のやり取りをのぞけるのである。

はじめての店内でわたしはドギマギしていたので、速攻でテキーラサンライズのテキーラ多め。ストロングストロング。と店員に言い注文した。

ほぼ、一気飲みするかのごとくテキーラサンライズの超強め。ほぼテキーラを体内に流し込んだ。

酔いが回ると自然と店内をゆっくり見渡せた。

お客さんのほとんどが男なのである。白人のゲイで埋め尽くされている。時々わたしたちみたいな好奇心だけで来た女性客もいた。

みんな一様にステージの上の男娼を見定めていた。じろじろと好奇な目だったな。

タイでしか流れていないタイのミュージックにあわせて男たちが踊っている。踊っているといっても足でリズムとってるだけだったが、俺を選んでくれと必死だった。彼らは選ばれて店を出てやっとお金が入るので本当に必死だったのであろう。

踊ってる男娼の半分ぐらいはベトナムやカンボジアなど近隣の国から出稼ぎに来ていた。まだまだ、若い少年たちだった。親に甘えたいであろう歳で、ただカラダを売りに来ていた。実家に仕送りしないといけない子たちが多く見えた。その必死さが痛々しかった。まだ、カラダを売ることがどういうことか分かってないけど、一度売ってしまったら大金を稼げることを知ってしまったのだろう。カラダを売るのってきっと麻薬と一緒なのかもとこの時に思ってしまった。

少年たちがブーメランパンツを履き、パンツの上にはデカデカと番号の書かれたバッジを付けていた。

気に入った男娼が居たら席に呼び寄せて交渉する。

出ていくときに店に1000バーツ(3500円)やら2000バーツ(7000円)を支払い、その先のベッドやデートはお客さんと直接交渉するのである。

ほとんどのお客さんが白人でお金持ってそうだったので多分ベッドで2万ぐらい払うんだろうなと思った。

そう思うと、カンボジアとかだったら、月収2万ぐらいなこともあるから、すんげぇ大金をきっと2時間とかで稼いでしまうから、そりゃ麻薬と一緒やわと思ったと同時もう普通の生活なんて出来ないであろうと思った。

目の前で男娼がお客さんと交渉し、店を出ていく光景にわたしたちは圧倒されていた。とりあえず席に呼ぶだけだったら、100バーツ(350円)とかで安かったのでわたしたちも呼んでみることにした。

呼んだ少年は14歳の子供だった。ベトナムから来たらしくもう1年働いてると話してくれた。

見た目は子供、中身は大人コナンくんかと思うぐらい、彼から出てくる言葉は大人だったwww

「気持ちいいことしよう。ぼくのアソコ大きいwww。気持ちいいよ。お姉さん可愛い。だから、2000バーツ(7000円)2時間で良いよ。」日本語交じりで話してくれたwww

本心では男とは行為したくないらしく、ただお金のためにしてるとのこと。

だから、わたしたちみたいな若い女子としたい。とずっと言われたwww

そもそも、こんな少年とするとかある?犯罪やんって思った。まるで、おっさんが若い子とするの犯罪やんって言うけどほんまそれやんと思ったw

その時25歳だったのでいうて10歳ぐらいしか離れてないけど。

そんなことを考えてたら、お酒飲みに行くだけでも良いよ。1000バーツ(3500円)で3時間とか良いよ。とも言われた。

その時はそもそもそんなことも何も考えてなかったので、また今度と言い店を後にした。

この後から、わたしはバンコクの男娼の店、パタヤの夜の店にたくさん足を運ぶことになるとは知らずに。

実はいまだかつて彼らと店の外に出たことが無いのだが、今度一度一緒に飲みに行ってみたいと思う。本当のはなしをしてくれるのかどうかは分からないけど、彼らの瞳の奥を見てみたいなと思う。

#タイ #バンコク #ゴーゴーボーイ #男娼 #ベイパー #世界一周 #バックパッカー







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