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ぐっときたことば(英語教育)

「ぐっときたことば」の備忘録。

青山学院大学教授の
アレン玉井光江先生
の著書『小学校英語の教育法』
理論と実践より。

何度読んでも、
やはり、同じ箇所が
心にぐっと響く。
以下、抜粋。

 「早期外国語教育の
重要性が唱えられたのは
1950年代であり、
人類が2つの大きな戦争を
経験した後のことであった。
これらの戦争体験から、
人類の未来には文化や
宗教の違いを超えた
人間理解が必要であり、
そのために外国語能力を
養うことが重要であると
認識された。」

 母国語以外の
言語を学ぶのは、
他者理解と
平和への希求が
ベースにあるということ。

この視点は大変尊く、
英語講師として
いつまでも心に
刻んでおきたい。

 それに加え、
異なるものへの
純粋な好奇心や喜び、
葛藤や疑問などを
伴うのも、
外国語学習の醍醐味。

そう。
「評価されるため」
が、一義的な目的で
はないのだ。

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