名古屋グランパス 「新エンブレム等の共創」
株式会社名古屋グランパスエイト様(以下 グランパス様)の2024シーズンから使用する新エンブレム等の共創・制作に、ワンダーズとして携わらせていただきましたので、プロジェクト実績をご紹介いたします。
【プロジェクト概要】
プロジェクト期間:2022年10月〜2023年12月
担当内容:企画プロデュース、プロジェクト設計・マネジメント、クリエイティブディレクション、デザイン
サッカーJリーグ加盟の名古屋グランパスが、GRAMPUS SOCIO PROJECTという共創プロジェクトの第一弾「新エンブレム等の共創」を実施。
30年の歴史の中で積み上げてきたこと・大切にしてきたこと、次の30年の未来に向けて挑戦したいこと・成し遂げたいこと、大いなる夢や共有したい価値観を共に話し合い、それらを表現した新しいエンブレムを共に創り上げるプロジェクトとなります。
ソシオプロジェクトメンバー・有識者・クリエイティブチーム・クラブスタッフと検討、対話を重ね、新しいエンブレムを検討していきました。
ワンダーズでは、新エンブレム制作にあたってのクリエイティブチームの立ち上げから、共創プロジェクトで多くの方々と対話をしながらエンブレムの制作を行うプロジェクトの設計・マネジメント、クリエイティブディレクション、デザインプロデュースを担当しました。
【ワンダーズ 担当内容】
クリエイティブチームの立ち上げ
新エンブレム制作を担当するクリエイティブチームの立ち上げを行いました。
名古屋グランパスの新たな象徴としてのエンブレムを制作するにあたって、単なるロゴ制作ではなく、名古屋グランパスやサッカーの歴史・カルチャー、サポーターの想い、クラブの未来とも向き合い、熱量をもって進めるアプローチが重要であり、その要件を満たせるメンバーが必要でした。
御縁があり、今回アサインしたクリエイティブチームのデザイナーは、各デザイン分野での豊富な経歴もありつつ、全員が長年の熱烈なグランパスサポータでもあり、熱い気持ちでプロジェクトに参加いただきました。
エンブレム・ロゴタイプ・クラブフラッグ・チームカラーのデザイン制作
GRAMPUS SOCIO PROJECTでの対話から「グランパスファミリーとして大切にしたい価値観」を「グランパス ファミリー ステートメント(Grampus Family Statement)」として策定。
それをデザインコンセプトとし、プロトタイプデザインを制作。GRAMPUS SOCIO PROJECTでの対話・評価を繰り返し行いながら、新エンブレムの開発・ブラッシュアップを進めていきました。
名古屋グランパス クラブエンブレム(2024 - )
名古屋グランパス クラブロゴタイプ(2024 - )
名古屋グランパス クラブフラッグ(2024 - )
名古屋グランパス チームカラー(2024 - )
新エンブレムコンセプト
2023年12月10日に「新エンブレム決定」が発表され、2024シーズンから名古屋グランパスのエンブレムとして使用されています。
デザインシステムの企画・設計・制作
新エンブレム等の制作に伴い、ブランドとしての一貫性・統一性を担保するルール策定、多様な用途を想定した運用性などを考慮したデザインシステムの企画・設計・制作を行いました(一般非公開)。
様々なシチュエーションや異なる立場の方々に利用されることを踏まえ、グランパス様とクリエイティブチームにて細部まで検討・調整を行っています。
【PROJECT CREDIT】
企画:名古屋グランパス
企画プロデュース:名古屋グランパス,WONDERS Inc.
プロジェクトマネジメント:WONDERS Inc.
共創プロジェクト:GRAMPUS SOCIO PROJECT
クリエイティブチーム
クリエイティブディレクション:岩田 玲(WONDERS Inc.)
ディレクションアシスタント:天野 優子(WONDERS Inc.)
デザイン:徳間 貴志(Bowlgraphics inc.),小島 正継(graff inc.),稲葉 俊
【関連プロジェクト実績】
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