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白川茶のルーツ『幡龍寺 大門茶』

美濃加茂茶舗のお茶が栽培される東白川村のお茶のルーツは、今から約450年前、幡龍寺(ばんりゅうじ)の住職が京都宇治から茶の実を持ち帰り、村人に与えて茶の栽培を奨めたのが始まりと伝えられています。

幡龍寺は廃仏毀釈により壊されてしまいましたが、寺の跡地になっている参道の石垣には、檀家さんたちの手によって守り受け継がれてきた自生する在来種のお茶が今もなお残されています。

一般的な畝状になっている茶園とは違い、機械で収穫することができないため、ひとつひとつ丁寧に手摘みされます。

収穫された茶葉は『大門茶』と名付けられ、出来上がった茶葉の半分は住職様に献上するともに、東白川村の茶業の繁栄を祈念する「献茶祭」が開催されます。

先日、その献茶祭に参加させていただきました。

献茶会には、大門茶保存会、茶業振興会役員、茶商、東白川村のお茶に関わる方々が参加されていました。

今年も無事に大門茶ができたことに感謝し、茶業の繁栄を祈念したあと、日が白川村の郷土料理とともに大門茶が振る舞われます。

祭事の最中、美濃加茂茶舗のことをご紹介いただき、代表してご挨拶をさせていただきました。

その中で、去年初めて東白川村のお茶を飲んで、そのおいしさに魅了されたことがきっかけで店長として美濃加茂茶舗を引っ張っていくことになったと、皆様にお話させていただいた。

東白川村の茶業者の方々の前だからではなく、本当に感動するお茶に出会えたことがきっかけでした。

去年の5月に開催されたイベントで茶師の田口さんに淹れていただいたお茶を口にするまで正直、自分の中で「白川茶」はそこまで意識する存在ではありませんでしたが、そのイベントで振る舞われたあるお茶がきっかけで、その翌月には東白川村に行き「白川茶」が大好きになりました。
(その"あるお茶"については後日詳しく…。)

もし、美濃加茂茶舗にご来店いただきましたらぜひ「利き茶」をご注文くださいませ。

その日淹れられる最高のお茶をお淹れするとともに東白川村のお茶の魅力について存分に語ります。

去年、自分が感動したような体験を東白川村で栽培された至極のお茶でもって今度は僕がみなさまに提供し、白川茶を大好きになっていただこうと思います。

そして、来年の大門茶の献茶祭には大勢の新しい仲間を引き連れて参加しようと思います。

というわけで、引き続き美濃加茂茶舗で一緒にお茶の魅力をお伝えしてくれる仲間を募集しています。

↑こちらからご連絡いただけると嬉しいです!
よろしくお願いします。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!