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むかし書いた韓国コラム #519

 大韓航空の例の問題でマカダミアナッツの売れ行きが普段の数倍に急増したというが、新たな関連ヒット商品が登場そうだ。事件の現場となった航空機の模型だ。現場に居合わせたファーストクラスの乗客にお詫びの品として模型を送ろうとしていたことが明らかになったことから脚光を浴びているという。大韓航空の通販サイトにアクセスすると、トップ画面でその模型が登場する。エアバスA380型機の200分の1スケールのプラスチック製模型で全長37センチ。価格は7万5千ウォンで、事件の前から品切れ状態となっており年末にも入荷予定となっている。このほかにも縮尺や機種の違いでいくつかのモデルがある。

 模型を制作しているのは亜細亜特殊模型というメーカー。明洞の中央郵便局から新世界百貨店に続く会賢地下ショッピングセンターには小さいながら同社のショールームがある。あまり安いものではないので衝動買いする前に実物を確認してみるのも良いだろう。
 
【解説】
 お詫びの品というけれど、飛行機好きならもらってもうれしいかもしれないが、そうでない人にとってはそれほどうれしくないのではなかろうか。個人的には飛行機好きだからうらやましいけど。写真は同社公式サイトより拝借。

(初出:The Daily Korea News 2014年12月16日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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