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むかし書いた韓国コラム #83

 高速鉄道KTXが開業してきょうで10年となった。それに合わせコレール(韓国鉄道公社)もさまざまなイベントを行っているが、中には開業当日のKTXのチケットを窓口に持参すれば往復のチケットを無料で進呈するというものもあった。惜しいことに当方が初めてKTXを利用したのは開業翌日の2004年4月2日だった。釜山往復の料金も安くはない。10年後にそんなイベントがあると知っていれば開業当日に乗ったものを…。

 ところで、実は開業前にKTXに乗った経験がある。開業直前の3月中旬に、一般を対象にした無料試乗会があったのだ。ソウルから釜山まで一足早く高速鉄道を体験した当日は、ホームにいる客を車内から見下ろしちょっとした優越感にひたったもの。

 そんなわけで、個人的には日本人でKTXに最初に乗った…とまでは言えないにしても、相当早い時期に乗った1人だと自負している。

【解説】
 一般を対象にした試乗は2004年3月19日から22日まで行われた。その初日に乗っているので日本人としては早い時期に乗っているのは間違いないといまでも思う。その後、湖南高速鉄道の1番列車、水西を発着するSRの1番列車に乗っている。いずれも日本人としては早い時期に乗っているはずだ。

(初出:The Daily Korea News 2014年4月1日号 note掲載に当たり解説を加筆しました)

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