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むかし書いた韓国コラム #863

 きのうの続きで今回は台湾系チェーン店のお話し。世界10大レストランのひとつとして知られる「鼎泰豊」は明洞をはじめソウル市内に6店舗を展開する。タピオカミルクティなどの「貢茶」は日本には進出していないが韓国ではすでに200店舗以上がある。4月に日本進出を果たし話題となったマンゴーアイスの「マンゴーチャチャ」も日本より一足早く昨年10月にソウル・江南にオープンしている。いずれのお店も中国系とは違い女性好みのおしゃれ系のお店と言えそうだ。

 台湾みやげの定番であるパイナップルケーキでは「微熱山丘」が昨年末に東京・表参道に進出しており、日本ではちょっとした台湾スイーツブームが起きている。同店はまだ韓国には進出していないが、韓国でも日本に劣らず台湾スイーツのお店が増えている。韓国でも少し前に人気ドラマで台湾が紹介されたことで台湾への関心も高まった。今後も台湾スイーツの韓国上陸は期待できそうだ。

【解説】
 いまや日本でも「貢茶」は多く見られるが、この当時はまだなかった。「マンゴーチャチャ」は韓国で複数の店舗を展開していたが、現在も存続しているかは不明。少なくとも江南店は2017年には姿を消している。写真はこのコラムを書いた3カ月後に明洞で見つけた「鮮芋仙」。これも台湾系で韓国でも複数店を展開していたが現在も存続しているかは不明。明洞店は閉店済み。

(初出:The Daily Korea News 2014年6月12日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)


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