見出し画像

ベルサイユにいらっしゃい【欧州街角探訪②=フランス編=】

ボンソワール! どうもケイトです。

フランス旅行二日目は、少し早めに起きてベルサイユ宮殿に行きました。

ベルサイユ宮殿はパリから少し離れた郊外にあるので、電車、ないしはバスで向かうことになりますが、今回は電車をチョイス。

土曜日だったので通勤客もおらず静かな雰囲気。電車内には「この電車はベルサイユ宮殿行きです」と日本語で案内が書かれていました。日本人のパリ人気を感じます。

ベルサイユ宮殿に着きました!ベルサイユ宮殿を建設したルイ14世の銅像が迎えてくれます。まだ朝だったので入場待ちの列はそこまで長くなかったですが、帰り際に覗いてみたら長蛇の列になっていたので、早起きして正解だったな~って感じでした。

パリミュージアムパス」という、指定された観光地への入場ができるようになるフリーパスを買っておいたので、チケットの列ではなく直接入場の列に並びましたが、これがなかなか進まないんですよ。荷物検査がかなり厳重で、一人一人にまぁまぁ時間がかかってしまうんですね。テロが頻発するフランス。どうしても警戒せざるをえないんですね。

さて、無事に入場したら音声ガイドを受け取ります。もちろん日本語ガイドもありますよ。ベルサイユ宮殿の音声ガイドは太っ腹なことに無料なので、大体全員が受け取っていました。

宮殿内は、一部名古屋城のように魔改造されている個所もありましたが、基本的には恐らく当時のままで、この廊下を西洋画で見るような、貴族たちがあの格好で歩いていたんだなと思うと、なんだか不思議な気持ちでしたね。地震がないっていいなと改めて思いました。建造物がちゃんと残っているって素晴らしいですね。


全ての部屋がとにかく豪華で、中でも天井画の迫力はかなりのもの。天井にあんな精巧な絵が描けるってすごすぎないか!?と大興奮でした。なおその辺りの説明等、おそらくオーディオガイドで話してくれていたのだと思うのですが、スマホでムービー撮ってカメラで写真撮って、かつかなりの人混みとてんやわんやだったので、途中からオーディオガイド全く聞いていませんでした笑

ついに鏡の間に到着。向かって右側の窓から外の光が差し込んで、それが左手の鏡に反射することでめっちゃくちゃ明るいです。他の部屋が落ち着いた明るさなのでより際立ちます。当時、鏡は高級品で、それをこれだけふんだんに使えるという事実が、フランス王政の権威を高めていたんですね。その後の歴史を知っているので少し複雑な気にもなりましたが、その後こうして観光客からたくさんのお金を回収できる超有名観光スポットになっていますからね。なんだかんだ言ってもフランスの為になってて良いんじゃないでしょうか。

王の食事処。側近はただ王がご飯を食べるところを囲んでみていたそうです。どんなプレイだ

とにかく豪華な内装の数々


宮殿を見て回った後、マリーアントワネットが住んでいたという離れに向かいます。宮殿内の庭園(広すぎる)を通ろうとすると追加でお金がかかるそうなので、お昼を食べるところを探しがてら外周を回って向かうことに。

道中少し外れたところにあったパン屋さんで、サンドイッチを買ってお昼にしました。写真の道の先をすすむと…

美味しいお昼ごはんが!!サンドイッチと言っても、日本のサンドイッチとは違ってもちろんフランスパンです。テラス席で食べている間、多くのパリジャン、パリジェンヌ達がフランスパンを買っていきました。噂には聞いていましたが、フランスパンを持ち運ぶ用のバスケットって本当にあるんですね…!老若男女問わず4,5本一気に買って、しかもそれを買ったそばからちぎってつまみ食いしていたのが印象的でした。フランス人って絶対あごの力強いと思うんですよ。鍛えられてますよね毎日。


さて、午後になって天気も良くなってきました。小トリアノン宮殿に到着です。

全体的にこじんまりしていますが、ベルサイユ宮殿に比べて可愛らしい内装が多く、マリーアントワネットのカワイイセンスの良さが光ります。

小トリアノンにも庭園があり、庭園内には、オーストリアの田舎風の街並みが再現された村があったりします。めちゃくちゃカワイイ。牧場物語みたい。実際牧場もありました。

オーストリアから嫁いできたマリーアントワネットにとって、王宮の暮らしはなかなか苦痛だったのだと思います。贅沢に暮らせても、自由がないことの不便さは耐え難いものなのでしょう。

つってもこの庭園、ベルサイユ宮殿のそれと比べたらまだマシですけど、十二分に超広いですけどね…この庭園にいる時は、自由を感じれたんじゃないでしょうか。愛の殿堂もありますしね。愛の殿堂でオーストリア皇子と逢引きしていたんですよ…?野外ですよ?やばくないですか??自由すぎません??

しっかし歩き回ったので、本当にへとへとになりました。観光地のクセに庭園内に全然案内板がないんですよ。今どこを歩いているのか、わからなくなってさまよい続けましたよ。ご老人とか熱中症で死ぬんじゃなかろうか。


なんとか帰り道を見つけてベルサイユ宮殿を後にします。この日は夕食にフレンチを予約していたので、その時間までエッフェル塔を見に行くことに。

一日乗り放題の切符を買っていたのですが、何故か切符が利かなくなって焦る僕の図(磁気不良?でした)

エッフェル塔に来たからには、展望台まで登ろうかと思ったのですが、エレベーター待ちの列が長すぎて断念しました。

しばらくしてようやく時間となり、予約していたレストランへ向かいます。道中アニメショップが!!ピカチュウ可愛い…

なかなか日本にいる時も、本格的なフレンチなんか食べに行ったことがなかったので、ワインのテイスティング等慣れないことに四苦八苦しながらなんとか食事にありつきました。

これがまた見た目から味からとにかく美味い!!フランス現地補正もかかって、感激のおいしさでした。

伺ったお店はこちら!公式HP見つからなかったからトリップアドバイザーですが→Savarin la Table

全ておいしくいただいて、気になるお値段ですが、3コース×2人+ワイン1本、水2本で、計€300也!!

……高いですね…たっか…って思いましたよ。でもまぁ、せっかくパリまで来てフレンチ食べないで帰るのも…ねぇ?ということで良しとします。美味しかったし。雰囲気もね。よかったですよ。おすすめです。

因みに、アイルランドでは€20で、一か月スマホがデータ使用料無制限で使い放題なので、15か月分のスマホ代でございますね(こういう風に考えちゃいけないことは分かってますよ)


一日歩き回った疲れにワインのアルコールがガツンと響いて、ホテルに帰るや否や倒れるように寝てしまいました… さて、翌日はモンサンミッシェルへ出かけます。モンサンミッシェル、素晴らしいですよ。次回お楽しみに。


もし、この記事を特別気に入っていただいた方、いらっしゃいましたら是非 今後もYoutuberバリに頑張ります。よろしくお願いします。