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なんのために働くのか?

組合の役員として立候補してくれないかと打診がありました。年次のわりに早いそうです。とはいえ自分では年齢的には妥当だと思っています(学生時代が長かったのでその分歳を取っています)。

業務的には既にきついです。今の部署の状況を考えるとたぶんみんな業務的にきついので、私に話を振る前に何人かに打診して断られているかもしれないなと思います。

なので、お受けした、というと、周りからは「わぁおイエスマンだね」というようなリアクションをされます。確かに、断る理由が忙しい以外になかったから受けたというのはあるのでイエスマンなのは否定できないのですが、それ以外にも最近感じることがあります。


私は、どうなりたいのか?


自分の働く理由は
① お金。生活するため。
② 社会に参加したい。社会に役立ちたい。
だなと思います。そこにさらにモチベーションになっているものを加えると
③ もっと良い自分でありたい。
④ 誉められたい。認められたい。
だと思っています。
ほぼマズローの欲求5段階説な人間ですね。笑

この③について最近考えます。
もっと良い自分ってなんだろう。
きっと人によって全然違うだろうな。

そこで冒頭のくだりに戻るのですが、引き受けたときの自分の気持ちの先に「なりたい自分像」のうっすらとしたものがあったのかなと思いました。

所属部署は女性が2割弱。子育て世代の先輩が2人。私と同世代の先輩が2人。数歳下の同期と後輩、数人。目上のお2人は出産を機にデスクワーク業務へ移られて、女性で今子育て中の実験者はゼロ。
ちなみに弊部署は男性で子育て中で実験者の方も多くなく、一概に性別の問題ではないと思っています。
他部署には子育て世代実験者が少なくないと聞き、どこの世界線の話!?となったものです。
それならば異動すれば、とも考えたのですが、直結する異動先は大人気だし、他の部署に変われば主専門分野も変わるものだし、結局やりたいことを天秤に載せるような状態。

入社当時から、何でこんなにロールモデルになる人がいないんだろうと不思議でした。

子育て中の女性の先輩の1人は、実験業務を希望していたけれど、復帰後今の仕事に希望変更したんだよ、とマネージャーから聞きました。が、そもそも当時実験と子育てを両立できる環境があったかも怪しい。そのマネージャーはコテコテののしあがりサラリーマンをやってきたタイプなのであまり共感できない部分もあり。それで「希望が通ったんだよ」みたいな言い方なのはなー。

ロールモデルがいないというだけで結構尻込みしてしまうものなんですよね。自分が希望するキャリアで評価されている先輩が不在というのは、積極的にキャリアを選ぶ中では精神的なハードルになると思っています。

なら私がやるかー。
せっかく「迷ってる」んだし。

ロールモデル不在とかを置いとけるとして、実験を続けることを希望する若手がどのくらいいるかは分かりません。
が、自分のキャリア希望がこれまでの先輩方の歩いた道と違うなら、後輩たちの参考になる例がひとつ増えるのかもしれない。

そんな大層なことを考えていたら、他部署のリアルはどうか、弊社の労使交渉で何が行われているか、マネジメントの本音はどうか、そういうことも気になってきまして。
労使役員になれば自分の存在感が(良いか悪いか)アップするのは間違いないので、業務の方でもあの人今こんなことやってるってよ、と他の人の目に留まりやすくなるかもしれない。

一部打算的なのも含め(笑)、そんな気持ちが冒頭の「お受けします」の中にあったなぁと、じっくり考えて気づいたところです。





大層なことを書きましたが

あとは、できるかどうかですね!!!(白目)

あー数年後にこの文章を読むのが怖いな。

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