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『キャリアブレイク』でポジティブな空白期間をつくる

こんにちは、WorkWithプロジェクトです!
みなさんはキャリアブレイクという言葉を知っていますか?
キャリアブレイクとは、一時的にこれまでの仕事を離れ、自身の将来のキャリアについて再考し、学び直しやスキルアップ、リフレッシュなどに時間を充てる期間を指します。

これまでのキャリアを振り返り、将来の人生の方向性を考え、キャリアを再構築するための準備期間となるこの期間は、自己成長や新たな方向性の模索に貴重な時間を提供し、個々のキャリアの発展に不可欠な役割を果たします。

今回はキャリアブレイクをテーマに、メリットや、企業がキャリアブレイク経験者を採用する際のポイントについて解説していきます!


キャリアの形成をポジティブに考える

以前は否定的に見られていたキャリアの空白期間は、人生100年時代を迎える今、長期間の職業生活が見込まれる中で、自分らしいキャリアの形成に必要な時間としてポジティブに捉えられます。

個々のキャリアは自己で構築されるものであり、キャリアブレイクは自身のスキルや経験を振り返り、より充実した仕事に繋げる重要なステップとなります。また、企業側にとっても、異なるバックグラウンドを持つ人材の受け入れは、新たなアイデアを取り入れる機会であり、時代に対応するための変革を促進する可能性があります。

反対に『キャリアブランク』はネガティブな意味合いで使われることが多いので混同してしまわないように注意が必要です。


キャリアブレイクが注目される3つの理由

キャリアブレイクが注目される理由はいくつかあり、ひとつめに『個人の成長とリフレッシュ』が挙げられます。キャリアブレイクを取ることで新たなスキルや経験を身につける機会を得るだけでなく、心身をリフレッシュすることができます。

また『多様性と創造性の促進』も重要な理由です。異なるバックグラウンドや経験を持つ人々が職場に戻ることで、組織内の多様性が増し、より創造的なアイデアや新しい視点が生まれる可能性が高まることが期待されています。

さらに、『現代の労働市場の変化への対応』も重要です。キャリアパスが非線形である今日、キャリアブレイクは一般的な選択肢となっており、企業や組織はこれに対応するための制度やプログラムを整備する必要があります。


企業がキャリアブレイク経験者を
採用する際のメリット

キャリアブレイクの考え方は、学業や仕事の間に取る、1年間程度の休暇や活動のことを指す『ギャップイヤー(Gap Year)』と似ています。

この期間においては主に、海外旅行、ボランティア活動、語学留学、インターンシップ、技術やスポーツの練習など、様々な経験を通じて自己成長や社会貢献を目指します。

日本でもギャップイヤーを取ることは可能ですが、日本の社会ではギャップイヤーがまだ一般的とは言えず、一定の課題や制約もあります。しかし、近年ではギャップイヤーの意識が高まりつつあり、特に若者の間で海外経験や社会貢献の重要性が認識されるようになってきています。

キャリアブレイクやギャップイヤーの選択は、選択をした人のみにだけメリットがあるわけではありません。

キャリアブレイクを経て入社する人材は、従来の採用者とは異なるバックグラウンドを持っていることで、企業にとっても新たな視点や発想をもたらす可能性があります。また、同じ職場で働く従業員にとっても、キャリアブレイク経験者の加入は、自らのキャリアを主体的に捉える姿勢の変化を促すことが期待されるでしょう。





新しい働き方を会社の内外に示すことは、多様な価値観を受け入れる企業だという評価を得ることにも繋がるので、企業の採用活動にもプラスになりますね!

転職や就活、進学のタイミングで「やっぱりなにか違うかも」という違和感を感じた時、ぜひ一度『キャリアブレイク』について考えてみてはいかがでしょうか?



運営会社  株式会社ヒロセの賃貸

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