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聞いて。

聞きながら
心の奥の壁で止めて
少しずつ噛み砕いて
そこに沈めて

聴きながら
壁の向こうから手を出して
少しずつ手繰り寄せて
そっと掬って

私は、ある意味流されやすくて、感情で判断しがちって
そんな時代があった。

それはもしかしたら、確固たる意志が無くて、
聞いて肯定することは、実は優しさをはきちがえて損をしているとかそういうことかもしれないと、

でも人との関わりってそうじゃないのかなって思ってた。
あんまり人を嫌いにならない、その人を否定しない、
ただ、自分は絶対見失わない。

私の話の聞き方の話をしたい。

聞くよ。

相手の考えてること、言ってること、何が言いたいのかなって汲み取って、受け入れて、受け入れるまで。

飲み込んで自分の意見を見失っちゃうのは違うから、あくまで受け入れるだけ。鵜呑みにはしない。ただ心の中にちゃんとここまでって箱を作って、そこでちゃんと噛み砕きながら受け入れる。

もちろん、ぶれる感情も大事にしながら。
楽しんで聞く。

そして聴くよ。

それで受け入れてから、落ち着いて、いいな面白いなって思ってから、より深く飲み込むところを探す。これは、私のためになる話、初めて聞いてとても面白いと思った話、今後につながる話、
そして相手に貢献出来そうな話。

自分の中で把握していた話と、擦り合わせながら、丁寧に掬っていく。

聞いて。

聞くこと、聴くこと、そして尋くこと。

私が人との関わりの中で、大事にしたいこと。



お写真、お借りしました。




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