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2023-2024 ジュニア世界選手権

いつもアルペンスキーワールドカップの話題ですが、今回はアルペンスキージュニア世界選手権についてご紹介したいと思います。

実は、アルペンスキーワールドカップにもめちゃくちゃ関係あるんですよー!


ジュニア世界選手権とは

アルペンスキージュニア世界選手権は、FIS(国際スキー連盟)主催の20歳以下の若い選手を対象にした大会です。

毎年開催されていて、個人種目で優勝した選手はアルペンスキーワールドカップの最終戦に出場する権利が与えられるんですよーー!!めちゃくちゃワールドカップに関係ありますでしょー!?

このジュニア世界選手権 優勝の権利でワールドカップ出場を果たし、飛躍していった選手たちはこれまでたくさんいます!

fisalpinejunior公式Instagramがこちらです。

アルペンスキーワールドカップに出場するには、ヨーロッパカップなどの下部大会で成績を出して出場権を獲得する方法もありますが、20歳以下の選手たちは、この1レースで結果を出せば、最終戦へ出場できるという大きなチャンスが与えられています。

この最終戦というのが、ほんとにその後のキャリアに大きなことなんです!!

なぜなら、最終戦にはそのシーズンのワールドカップランキングTOP25とジュニア世界選手権の優勝者しか出場しないため、世界トップレベルの選手たちと同じコースで戦う経験が出来るのと、出場選手が少ないため、いいコース条件で滑ることが出来ます。

通常のワールドカップレースは、70人前後の出場者の中から、TOP30に入らないとポイント獲得が出来ません。

最終戦は通常のレースとルールが違って15位以内に入ると、ワールドカップポイントが獲得できます!

もちろん15位に入るのはとても難しいことですが、コース状況がいいところで滑ることが出来ますからチャンスが広がります!

ここでポイントを獲得出来たら、その後のキャリアで出場レースを増やすためにも大切になってくるんですねー。そして何よりいい経験が出来ますよね!

男子歴代優勝者

これまでジュニア世界選手権で優勝して最終戦に出場して飛躍した選手たちをご紹介したいと思います!遡るときりがありませんので、おばさんセレクトでご紹介しますねー!

回転(スラローム・SL)
2022年 Alexander Steen Olsen(NOR)アレキサンダー・ステン・オルセン
2019年 Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー
2018年 Clement Noel(FRA)クレメント・ノエル
2015・2014年 Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン
2013年 Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー
2008年 Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャー

大回転(ジャイアントスラローム・GS)
2022年 Alexander Steen Olsen(NOR)アレキサンダー・ステン・オルセン
2021年 Lukas Feurstein(AUT)ルーカス・フォルスタイン
2019年 River Radamus (USA)リバー・ラダムス
2018・2016年 Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット
2017年 Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード
2015・2014・2012年 Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン
2013年 Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデ
2011・2009年 Alexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー
2008・2007年 Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャー

スーパー大回転(スーパーG・SG)
2021年 Giovanni Franzoni(ITA)ジョバンニ・フランツォーリ
2019年 River Radamus (USA)リバー・ラダムス
2018年 Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット
2014年 Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ
2007年 Beat Feuz(SUI)ベアト・フォイツ

滑降(ダウンヒル・DH)
2022年 Giovanni Franzoni(ITA)ジョバンニ・フランツォーリ
2020年 Alexis Monney(SUI)アレックス・モニー
2018年 Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット
2007年 Beat Feuz(SUI)ベアト・フォイツ

アルペン複合(アルペンコンバインド・AC)
2022年 Giovanni Franzoni(ITA)ジョバンニ・フランツォーリ
2018年 Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット
2017年・2015年 Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード
2013年 Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

すごい顔ぶれじゃありませんか!?Over all 総合&種目別タイトル獲得者はもちろん、いまアルペンスキーワールドカップの第一線で活躍している選手たちばかりですよ!

2018年は、なんとMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが4冠!この頃から圧倒的な強さだったんですね!

またワールドカップの初優勝が2014年で、当時18歳だったHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンは、ジュニア時代も敵なしの強さだったことが伺えますね!2012年の16歳でジュニア世界選手権優勝、すごいですねー!

18歳でワールドカップを優勝するんですから、ジュニアではなかなか勝てる選手がいなかったのではないでしょうか?!2015年の結果を見ると、-1.55差のぶっちぎりの優勝でした。

ここに書いたのは、ほーーんの一部で、優勝者だけでなく表彰台メンバーもいまやアルペンスキーワールドカップのトップシードに入っている選手たちばかり!

過去のジュニア世界選手権 男子のレース結果は、こちらのFIS Alpine公式HPでみれますよ!こんなジュニア時代からのライバルなんだーとか、世代が同じなのね!とか色々なことがわかって、とってもおもしろいですよ!

女子歴代優勝者

女子のジュニア世界選手権 歴代優勝者がこちらです!男子とちょっと違うなー?!と思った方がいたら、相当アルペンスキーワールドカップファンだと思いますw

回転(スラローム・SL)
2022年 Zrinka Ljutic(CRO)ズリンカ・リュティッチ
2017年 Camille Rast(SUI)カミーユ・ラスト
2015年 Paula Moltzan(USA)ポーラ・モルツァン
2014年 Petra Vlhova(SVK)ペトラ・ヴルホヴァ

大回転(ジャイアントスラローム・GS)
2019年 Alice Robinson(NZL)アリス・ロビンソン
2014年 Marta Bassino(ITA)マルタ・バッシーノ
2012年 Ragnhild Mowinckel(NOR)ラグンヒルド・モウィンケル
2011年 Sara Hector(SWE)サラ・ヘクター

スーパー大回転(スーパーG・SG)
2018年 Kajsa Vickhoff Lie(NOR)カイヤ・ヴィックホフ・リー
2014年 Corinne Suter(SUI)コリーヌ・スーター

滑降(ダウンヒル・DH)
2018年 Kajsa Vickhoff Lie(NOR)カイヤ・ヴィックホフ・リー
2014年 Corinne Suter(SUI)コリーヌ・スーター
2008年 Ilka Stuhec(SLO)イルカ・シュトゥヘック

アルペン複合(アルペンコンバインド・AC)
2013・2012年 Ragnhild Mowinckel(NOR)ラグンヒルド・モウィンケル
2011年 Wendy Holdener(SUI)ウェンディ・ホルデナー
2009年 Federica Brignone(ITA)フェデリカ・ブリニョーネ

あれ?と思った方がいるかもしれませんが、Mikaela Shiffrin(USA)ミカエラ・シフリンの名前がないんですねー。2011・2012年に出場履歴はあるのですが、4レースだけで優勝はありませんでした。

しかし、Mikaela Shiffrin(USA)ミカエラ・シフリンのワールドカップ初優勝は、2012年で当時16歳!同シーズンですでに4勝をあげていたんですねー!

20歳になるシーズンまでに14勝!その頃にはもうジュニアの大会は、出る必要がないほどに強かったということですねー。いやーすごい!

また、今ではスピード系種目で圧倒的な強さを見せているSofia Goggia(ITA)ソフィア・ゴッジア、技術系種目でMikaela Shiffrin(USA)ミカエラ・シフリンのライバルであるPetra Vlhova(SVO)ペトラ・ブルフォヴァ、Lara Gut Behrami(SUI)ララ・グート・ベーラミもここには名前がない&少ないんですねー。

※結婚前は、Lara Gut (SUI)ララ・グートでした。

もちろん出場はしていましたが、ジュニア時代はここまで圧倒的な強さではなかったようで、ワールドカップデビューしてから力をつけてきたことがわかります!

過去のジュニア世界選手権 女子のレース結果は、こちらのFIS Alpine公式HPでみれますよ!

ご覧の通り、男女ともに錚々たる顔ぶれですよね!このジュニア世界選手権が、いかに若手選手たちにとって大切な大会かつ大きなチャンスであるかが分かると思います!

出場選手たちの中には、すでにアルペンスキーワールドカップへ出場経験がある選手もいるんです!

とくに女子は近年10代の若手がワールドカップでも活躍していることもあって、ワールドカップで見たことある選手が多かったように思います!

このジュニア世界選手権の回転(スラローム・SL)で、優勝し最終戦へ出場後、いまやトップレーサーとなってアルペンスキーワールドカップで戦っている、Clement Noel(FRA)クレメント・ノエルが今回ジュニアたちに応援のコメントをくれましたよ!

fisalpinejunior公式Instagramで動画が投稿されていました!

FIS Alpine Junior 2024 on Instagram: "🎿🏆 MERCI aux skieurs pros du circuit Coupe du Monde pour leurs messages et conseils avant le début des Championnats du Monde Juniors de Ski Alpin 2024 ! Demain au programme, le premier entraînement de Descente. Le soutien de nos idoles compte beaucoup et alimente les rêves des juniors, qui prendront part aux différentes compétitions toute la semaine ! FIS Alpine Junior 2024 🎿🏆 Thrilled to receive heartfelt greetings and pro tips from the World Cup athletes, as we gear up for the FIS Alpine World Junior Championships 2024! Tomorrow, we have the first Downhill training on the menu. The support from our idols means a lot and fuels our dreams. Let the journey to success for the next gen begin FIS Alpine Junior 2024 ! #FISAlpineJunior #portesdusoleil" 221 likes, 0 comments - fisalpinejunior on January 27, 2024: www.instagram.com

2023-2024 ジュニア世界選手権 フランス大会

毎年開催されているジュニア世界選手権ですが、2023-2024シーズンは、以下のフランス国内5つのリゾートで 1/27(土)〜2/3(土)まで開催されましたよ!

  1. Châtel(FRA)シャテル(地図

  2. Morzine(FRA)モルジヌ(地図

  3. Avoriaz(FRA)アボリアッツ(地図

  4. Les Gets et(FRA)レジェッツ(地図

  5. Saint-Jean-d'Aulps(FRA)サン=ジャン=ドル(地図

2023-2024 ジュニア世界選手権 フランス大会公式HPを見つけましたー!こちらです!

2023-2024シーズン ジュニア世界選手権の開催種目は、以下の通り!

  1. 滑降(ダウンヒル・DH)

  2. スーパー大回転(スーパーG・SG)

  3. 大回転(ジャイアントスラローム・GS)

  4. 回転(スラローム・SL)

  5. チーム複合(チームコンバインド・TC)

  6. 男女チームパラレル(TP)

アルペン複合(アルペンコンバインド・AC)の個人はワールドカップ同様ないんですねー。

また、2023-2024シーズンでワールドカップでも当初スケジュールに組まれていたものの、結局中止となってしまった、チーム複合(チームコンバインド・TC)が開催されたみたいですー!

fisalpinejunior公式Instagramで開催スケジュールも発表されていました!

滑降(ダウンヒル・DH)

ジュニア世界選手権 滑降(ダウンヒル・DH)の表彰台メンバーがこちらです!男女ともご紹介しています!

男子

  1. Livio Hiltbrand(SUI)リヴィオ・ヒルトブランド

  2. Gregorio Bernardi(ITA)グレゴリオ・ベルナルディ

  3. Max Perathoner(ITA)マックス・ペラソナー

優勝者である、Livio Hiltbrand(SUI)リヴィオ・ヒルトブランドがワールドカップ最終戦への切符を手に入れました!

実はリヴィオ、昨シーズンもスーパー大回転(スーパーG・SG)で最終戦へ出場していて17位でした。2年連続の最終戦出場となりますよ!すごいですねー!昨年よりいい順位に入れるか注目です!スイス期待の若手がどんどん出てきますねー!

自身のInstagramでも昨シーズンのレースの様子を投稿してくれていました!

2位のGregorio Bernardi(ITA)グレゴリオ・ベルナルディも2023-2024シーズンワールドカップデビューを果たしていますので、これからの活躍に注目です!

女子

  1. Victoria Olivier(AUT)ヴィクトリア・オリヴィエ

  2. Malorie Blanc(SUI)マロリー・ブラン

  3. Rosa Pohjolainen(FIN)ローザ・ポーヨライネン

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーの紹介がありましたよ!

こちらの写真でも分かる通り、優勝したオーストリアのVictoria Olivier(AUT)ヴィクトリア・オリヴィエ、ヘッドスポンサーがしっかりついてますね!

このヘッドスポンサーは、ワールドカップのトップ選手である同じくオーストリアのKatharina Liensberger(AUT)カタリーナ・リエンスベルガーと一緒なんです!

いかに期待されているかがわかりますね!これまでワールドカップ出場はなったので、まさにワールドカップへの切符、チャンスをつかみました!楽しみですね!

3位のRosa Pohjolainen(FIN)ローザ・ポーヨライネンは、すでにワールドカップに参戦していて、キャリアベストは回転(スラローム・SL)の14位!オリンピックにも出場経験があります!これから注目の選手ですね!

スーパー大回転(スーパーG)

ジュニア世界選手権 スーパー大回転(スーパーG)の表彰台メンバーがこちらです!男女ともご紹介しています!

男子

  1. Max Perathoner(ITA)マックス・ペラソナー

  2. Ander Mintegui(ESP)アンデル・ミンテギ

  3. Livio Hiltbrand(SUI)リヴィオ・ヒルトブランド

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されてました!

Max Perathoner(ITA)マックス・ペラソナーが最終戦への切符を手に入れました!ワールドカップが毎年開催されている、ドロミティのVal Gardena(ITA)ヴァルガルディナがヘッドスポンサーですねー。

滑降(ダウンヒル・DH)でも表彰台でしたから、イタリアのスーパースターDominik Paris(ITA)ドミニク・パリスみたいな選手になってくれるかもしれませんね!ワールドカップ出場がまだない選手ですから、いよいよデビューですよー!

また、2位にスペイン勢Ander Mintegui(ESP)アンデル・ミンテギが入っているのも驚き!ワールドカップで技術系種目には、選手がいますがスピード系種目に出ている選手がいませんので、これからの活躍に期待したいですねー!

女子

  1. Malorie Blanc(SUI)マロリー・ブラン

  2. Viktoria Buergler(AUT)ヴィクトリア・ブアグラー

  3. Nicole Eibl(AUT)ニコル・アイブル

fisalpinejunior公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されてました!

優勝したMalorie Blanc(SUI)マロリー・ブランですが、最終戦への切符を手にしたすぐあとにヨーロッパカップのレース中に靭帯断裂の大怪我をしてしまったとお知らせがありました。

最終戦楽しみにしてたでしょうに・・・残念です。この悔しさをバネに強くなって戻ってきてほしいですね。

Malorie Blanc(SUI)マロリー・ブラン が怪我をしてしまったので、恐らく2位だったViktoria Buergler(AUT)ヴィクトリア・ブアグラーが最終戦に参戦してくると思われます!ワールドカップデビューが待ち遠しいですね!

大回転(ジャイアントスラローム・GS)

ジュニア世界選手権 大回転(ジャイアントスラローム・GS)の表彰台メンバーがこちらです!男女ともご紹介しています!

男子

  1. Ryder Sarchett(USA)ライダー・サーシェット

  2. Alban Elezi Cannaferina(FRA)アルバン・エレジ・カンナフェリーナ

  3. Fabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツ

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーの紹介がありましたよ!

River Radamus (USA)リバー・ラダムス以来のアメリカ出身選手が最終戦への切符を手にしましたね!リバーは、後輩の活躍をよく自身のInstagramでシェアしてくれているのですが、心強い後輩が出てきてくれて喜んでいるでしょうね!

Ryder Sarchett(USA)ライダー・サーシェットも自身のInstagramで滑りを投稿してくれてましたよ!ついにワールドカップデビューです!

2位のAlban Elezi Cannaferina(FRA)アルバン・エレジ・カンナフェリーナは、昨シーズン優勝して最終戦に出場、さらには世界選手権の代表入りもしていた実力者です!

3位のFabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツは、ワールドカップにすでに参戦していて、本ブログでもご紹介しましたね!

Fabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツは、こちらの記事でもご紹介してるのでぜひチェックしてくださいね!

女子

  1. Britt Richardson(CAN)ブリット・リチャードソン

  2. Stefanie Grob(SUI)ステファニー・グロブ

  3. Lara Colturi(ALB)ララ・コルトゥーリ

fisalpinejunior公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されていました。

Britt Richardson(CAN)ブリット・リチャードソンが、最終戦への切符を手にしましたが、すでにワールドカップには参戦しているんです!キャリアベストは、14位!これからの活躍に注目ですよー!

2位のStefanie Grob(SUI)ステファニー・グロブもすでにワールドカップに参戦していて、昨シーズンはジュニア世界選手権の滑降(ダウンヒル・DH)で優勝して最終戦へ出場していました!

3位に入ったアルバニアのLara Colturi(ALB)ララ・コルトゥーリも、すでに2023-2024シーズン、ワールドカップで戦っています!キャリアベストは、回転(スラローム・SL)の9位!!!

ご覧の通り、ヘッドスポンサーはあのレッドブルですよー!しかも、まだ17歳!超ーー注目の選手です!

fisalpinejunior公式Instagramのこちらの投稿でも単独で取り上げているほど注目されている選手です!ぜひ、女子のワールドカップでも注目して頂きたい!

回転(スラローム・SL)

ジュニア世界選手権 回転(スラローム・SL)の表彰台メンバーがこちらです!男女ともご紹介しています!

男子

  1. Lenz Haechler(SUI)レンツ・ヘヒラー

  2. Moritz Zudrell(AUT)モリッツ・ズドレル

  3. Hans Grahl-Madsen(NOR)ハンス・グラール・マドセン

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されています!

Lenz Haechler(SUI)レンツ・ヘヒラーが最終戦に登場してくることになりました!

2023-2024シーズンのAlta Badia(ITA)アルタバディアでワールドカップデビューはしていますが、その1レースのみでしたから、最終戦でいい順位に入って飛躍していってほしいです!

2位のMoritz Zudrell(AUT)モリッツ・ズドレル、3位のHans Grahl-Madsen(NOR)ハンス・グラール・マドセンもワールドカップデビューはしていますが、強豪国で選手層が厚いため、まだ出場は1レースのみ!これから注目していきたいですね!

女子

  1. Dzenifera Germane(LAT)ドゥゼニフェラ・ジャーマネ

  2. Anuk Braendli(SUI)アヌク・ブレンドリ

  3. Cornelia Oehlund(SWE)コーネリア・オーエルンド

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されています。

なんと、Dzenifera Germane(LAT)ドゥゼニフェラ・ジャーマネ、ラトビアの選手が優勝!アルペンスキー強豪国でないラトビアでどうやってここまで強く育ってきたのか興味ありますねー!

と言っても、実はすでにワールドカップ参戦していて、キャリアベストは8位!回転(スラローム・SL)ランキング21位で実力で最終戦に出れるほどの選手なんです!

fisalpinejunior公式Instagramでも、単独インタビューが投稿されるほど注目されていた選手ですが、これからの活躍が楽しみですね!

2位のAnuk Braendli(SUI)アヌク・ブレンドリもすでにワールドカップデビューしていますし、3位のCornelia Oehlund(SWE)コーネリア・オーエルンドもワールドカップ参戦中でキャリアベスト10位と実力者ぞろい!

最近のジュニアはほんとすごい!先輩たちうかうかしていられませんねー!

チーム複合(チームコンバインド・TC)

チーム複合は、滑降(ダウンヒル・DH)orスーパー大回転(スーパーG・SG)と回転(スラローム・SL)をチームでそれぞれ滑り、合計タイムを競うという新しいフォーマットの種目ですよ!

ワールドカップ最終戦では、チーム複合(チームコンバインド・TC)の開催はないので、最終戦出場は叶いませんが、ジュニア世界選手権 チーム複合(チームコンバインド・TC)の表彰台メンバーを男女ともご紹介します!

男子

1.ITALY 1
Max Perathoner(ITA)マックス・ペラソナー
Edoardo Saracco(ITA)エドアルド・サラッコ

2.FRANCE 1
Alban Elezi Cannaferina(FRA)アルバン・エレジ・カンナフェリーナ
Antoine Azzolin(FRA)アントワーヌ・アゾリン

3.AUSTRIA 3
Moritz Zudrell(AUT)モリッツ・ズドレル
Jakob Greber(AUT)ヤコブ・グレバー

fisalpinejunior公式Instagramでは、地元フランスペアの熱狂ぶりわかる動画を投稿してくれていました!いいですねーこういう雰囲気!

女子

1.SWITZERLAND 1
Malorie Blanc(SUI)マロリー・ブラン
Anuk Braendli(SUI)アヌク・ブレンドリ

2.AUSTRIA
Viktoria Buergler(AUT)ヴィクトリア・ブアグラー
Natalie Falch(AUT)ナタリー・ファルチ

3.SWITZERLAND 2
Stefanie Grob(SUI)ステファニー・グロブ
Janine Maechler(SIU)ジャニーヌ・メクレール

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されていましたよ!男女ともに個人種目でも活躍した選手がいますねー!

女子はスイス強いですねー!男女ともに強豪国のチームが表彰台ですね!やはり選手層の厚さを感じます!

男女チームパラレル(TP)

パラレル種目は、赤と青の2つの同じコースセットで選手が2人同時にスタートします。選手は、赤と青をそれぞれ1回ずつ滑って合計タイムを競い、トーナメント形式で優勝者が決まります。

ジュニア世界選手権の男女チームパラレル(TP)の結果をご紹介します!

fisalpinejunior公式Instagramでコースを紹介する写真が投稿されていました!いい雰囲気ですねー!

  1. NORWAY ノルウェー

  2. SWEDEN スェーデン

  3. USA アメリカ

アルペンスキーワールドカップの最終戦にチームパラレルはないので、最終戦出場は叶いませんが、男女チームで力を合わせて戦うのはいい経験になりますよね!

この表彰台に強豪国のオーストリア、スイスが入ってないんですねー。オリンピックや世界選手権でもこういう展開がおもしろかったんですよー!この種目も個人種目と違った戦いになるので、ぜひ見てほしいです!

FIS Alpine公式Instagramで表彰台メンバーが紹介されていましたよ!

パラレル種目の詳細は、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

日本代表

日本代表もこのジュニア世界選手権に出場していましたよ!残念ながら男子の出場はなかったようですが、女子は1名出場!結果は以下の通り!

女子
渡邉愛蓮 選手(わたなべ えれん) 
大回転(ジャイアントスラローム・GS)37位
回転(スラローム・SL)22位

1名のみは寂しいですが、これからの活躍に期待したいですし、次世代の選手たちはもっとたくさん出場できるようになるといいですね!日本代表も応援しましょう!

最終戦

ご紹介したとおりジュニア世界選手権の各種目の優勝者が、アルペンスキーワールドカップの最終戦に出場してきますよ!

アルペンスキーワールドカップのエリート中のエリート、トップ25だけが出場する最終戦でジュニアのトップ選手がどこまで戦えるのか、注目ですよ!

最終戦は、2024-2025シーズンに世界選手権の会場となる、オーストリアのSaalbach(AUT)ザールバッハで、3/16〜3/24に開催される予定です。

この最終戦で、いい順位に入ったら2024-2025シーズンには、アルペンスキーワールドカップ常連選手になるかもしれませんし、おばさんも全力で推していきたいと思います!w

今から楽しみですー!次世代の活躍にぜひ注目してくださいね!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめていますので、こちらもぜひ読んでみてね!

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