見出し画像

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラってどんなとこ?

アルペンスキーワールドカップ、唯一のスロベニア開催となるKranjska Gora(SLO)クラニスカゴラ!

毎年、技術系種目が開催されている場所です!どんなところか、さっそく見ていきましょう!

2023-2024シーズンも以下のスケジュールが組まれていますよ!
2024年3月9日(土)大回転(ジャイアントスラローム・GS)
2024年3月10日(日)回転(スラローム・SL)

2023-2024シーズンのスケジュールはこちらの記事でも紹介しているのでぜひ読んでみてね。

どんな場所?

スロベニアがヨーロッパということはご存知かと思いますが、どこにあるの?という方も多いかもしれません。

スロベニア共和国は、中央ヨーロッパの南部に位置していて、北はオーストリア、西はイタリア、東にハンガリー、南はクロアチアに面している20,271 ㎢と日本の四国と同じくらいの面積の小さな国です。

ヨーロッパで3番目に森林が多い国で、なんと国土の58.3%が森林で覆われているという自然豊かな場所です。

旧ユーゴスラビアから1991年に独立して、スロベニア共和国となった歴史がありますが、現在はEU加盟国で通貨もユーロ。公用語はスロベニア語です。

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラがあるのは、スロベニア北西部クラニスカゴーラ市、オーストリアとイタリアの国境に近いアッパーカルニョーラ地方のサヴァドリンカ川沿いの山岳地帯です。

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラの地図がこちらです!

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラスキーリゾートがあるエリアは、北にはカラヴァンケ山脈の端、南にはジュリアン アルプス、東にはイェセニツェ、西にはサヴァ川とジリヤ川の流域があるアッパーサヴァ渓谷にあって、ヨーロッパらしい自然風景が広がる緑豊かな場所です。

第二次世界大戦後に観光業がさかんになった地域で、この頃にスキー場もできたようです。今では、ウィンタースポーツの街として有名なんだそうです!

クラニスカゴラ公式HP

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラの公式HPを見つけましたよ!

リフト券は、ナイト券・2~5時間券・1~10日券など種類が豊富!これまで紹介してきたアルペンスキーワールドカップが開催されるスキー場の中で、2時間券ってもしかしたら最短かも?!

長期滞在も出来るけど、朝だけとか午後からちょっと遊びに行くみたいなお客さんも多いのかもしれないですねー!

大人1日券で45ユーロ、日本円で約7,200円(2024年2月現在)と比較的お手頃な料金設定のようですね。

スキー場マップ

14リフト、21ゲレンデを有するKranjska Gora(SLO)クラニスカゴラスキー場のスキー場マップがこちらです!

アルペンスキーワールドカップが開催される、ヨーロッパの他の巨大リゾートに比べるとそこまで大きなリゾートではないですが、日本と比べると十分広いですよね!

どんなコース?

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラでは、男子・女子ともに開催月が違いますが、毎年アルペンスキーワールドカップが開催されていますよ!

レースが開催されるコースがどんなコースなのか見ていきましょう!

ヴィトランカップ公式HP

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラの大会公式HPを見つけましたよ!

ここで開催されるアルペンスキーワールドカップは、Vitranc Cup ヴィトランカップと呼ばれています。

レース開催コース

大会公式HPにレース開催コースの紹介ページがありましたよ!でも、とってもあっさりしたページw コースについては、あまり情報書いてません!

大回転(ジャイアントスラローム・GS)コース概要
スタート地点:標高1,278m
ゴール地点:標高836m

回転(スラローム・SL)コース概要
スタート地点:標高1,035m
ゴール地点:標高836m

過去のレースからコースを見てみるとスタート直後は、急斜面でリズムを掴まなければいけません。

中斜面が続いて、短い緩斜面を通過してまた斜面変化がある中斜面と続きます。ゴール前は右下りの片斜面&急斜面で最後まで気を抜くことが出来ません!

全体的に中斜面が多くて緩斜面が少なく、短いフラットと片斜面が次々にやってくるのでセットによっても難易度が変わってくるコースです。

また男子のレースは、例年3月とシーズン後半に開催されるので、雪質や気温などのコンディションにも大きく左右されるレース展開が予想されます。

前回レース

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラで昨シーズンに開催されたのは、大回転(ジャイアントスラローム・GS)の2連戦でした!

初日のレースは、Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが優勝!

この優勝で、最終戦を待たずしてOver all 年間総合タイトルを決めたレースになりました。

2日目もMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが優勝!

この優勝で、大回転(ジャイアントスラローム・GS)の種目別年間タイトルを決めました!

Kranjska Gora(SLO)クラニスカゴラで開催されるレースが最終戦前の最後のレースとなります。

2023-2024シーズンは、早々にMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットがOver all 年間総合タイトルと大回転(ジャイアントスラローム・GS)の種目別年間タイトルを決めてしまいましたね!

あとは、全戦全勝なるか?!歴代最多獲得ポイント更新なるか!?が見物ですねー!

昨シーズンも、このレースで年間タイトルが決まったこともあり、まだ決まってない回転(スラローム・SL)の種目別年間タイトルがどうなるのか!?も注目ポイントです!

種目別タイトルの行方はもちろん、最終戦へ出場できる各種目のランキングTOP25が確定するレースでもあります。

ランキングリストとにらめっこしながら観戦するのもまた楽しみのひとつ!見逃せないレースですよ!

おばさんは、たくさんいる推しが最終戦への出場権を獲得できるように最後まで全力応援です!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめていますので、こちらもぜひ読んでみてね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?