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パラシェルターからスプラトゥーン3を学ぶ(2)

第2回 キンメエリアで見るパラシェルターの動き

こんばんわ。今回はキンメダイ美術館のガチエリアで見るパラシェルターの効果的な動き、そして、スプラトゥーン3の対戦の面白さのひとつについて書いていきたいと思います。

1.パラシェルターはヘイトが取れる

ほんとは役割についてお話したいのですが、ギアの話や前衛、中衛などのややこしい話になるので、別の機会により詳しく触れたいなと思います。

今回はパラシェルターのヘイトについてです。
そうです。パラシェルターはヘイトが取れます。

「ヘイト」とは、敵に憎まれる・狙われるという意味があります。

効果としては自分が狙われているあいだに、他の味方は動きやすくなります。
そのできた余裕で、隙をついて味方がキルを取ってくれたり、ホコやヤグラやエリアのポイントを進めてくれたりする重要で面白いテクニックです。

そして、パラシェルターは傘を開くことでたおされにくくなり、よりヘイトを取る時間を長くすることができます。

…そういう論法で「パラシェルターはヘイトが取れるブキだ」となっているわけです。

しかし、「ヘイト取る=攻撃されやすくなる」ため、たおされるリスクがでてきます。

パラシェルターも、複数人に狙われてしまったり、しっかりと戦いに行ってしまうと、もうエイムやキャラコンで勝つしかありません。

また、「このくらいの時間稼ぎすれば、仲間が助けに来てくれるだろう…」という計算で前に出たけど、仲間が助けに来ない!なんてのはあるあるです。

そこでパラシェルターのヘイトってわからん!!となりがちです。

(※復活短縮ギアなどのゾンビギアで、そのリスクを減らしたりするわけですが、投稿主はあまりゾンビ構成の旨みがわかっておりませんので、調査してまた次の回にでも書きますね。)

2.キンメ初動で見るヘイト

「てか、配信者がよく言ってるけど、ヘイトってほんとに効果あるの?」と思う方もいると思います。私もそう思いました。実感がないとわからんのです…。

ここで出てくるのがキンメダイ美術館のガチエリアの初動です。

私の平凡なデスがヘイトになって、一瞬ですがエリアが取れます。
まあ、種を明かせば、中央高に弓の圧力がかかったのと、私がやられたからか、安心して台から降りたスシコラ、反対の高台から潜伏して眺めていたヒッセン…と人数有利ができていたから他ならないのですが。

マップで見たバージョンもご覧ください。

それでも私はやられはしましたが、こういう一瞬の動きのおかげで、エリアに触る人数に差ができました。

本来であれば敵を倒すか、倒されないように時間を使うかが必要ですが、パラシェルターはクワッドのように戻れるブキではありませんよね。


3.消極的なヘイト(ヘイトとポーク)

ここで提唱するのが「消極的なヘイト」です。簡単に言えばやられたくないけどヘイトはとる!というよくばりプレイです。
もうひとつキンメエリアの初動を撮りましたのでご覧ください。

今度は戦いに行かずに、少し前に出ては撃ち、下がるを繰り返しています。
これが消極的なヘイトです。最終的には戦いにいき(やられ)ましたが、なにもしっかり対面しなくてもヘイトは取れるのです。

この少し前に出て塗りを出したり空撃ちしたりしてることを「ポーク」といいます。

ポークは、一方的に攻撃する意図で使われていますが、「つっつく、ちょっかいをかける」という意味合いで言えば、ことスプラトゥーンに置いては塗りを出してるだけでもポークと言えると思います。
相手のいるところに塗りを出しているということは、その塗りを使って攻めてくるのでは!?と警戒させることもできます。

私が塗っていたらもみじが降りてきてくれました。また、その後もホットブラスターが撃ってきています。これは私がヘイトを取ってる状態です。この状態で中央の味方ホットが1キル取ってくれました。それでヘイトがなくなったので前に出ています。(やられなければ100点なんですが…)

こちらも上から視点を添えておきます。

こんな感じで無理なく、しかし遠くない距離で塗りを出すことで、やられずにヘイトを稼ぐことができます。

これがスプラトゥーンの「塗る」という要素が絡んだ面白いところですよね!
パラシェルターじゃなくてもできると思うのでぜひ参考にしてみてください!

そして、パラシェルターはこの攻防において無類の強さを発揮します。(と、思ってます。)

なぜなら、ポークされた敵は詰めようにもパラシェルターの盾があるので簡単には近づけないからです。
他のブキより安定してポークし、ヘイトを取ることができます。(たぶん)

これがスプラシューターならどうでしょう。
傘ほど体を晒して塗ることは難しいと思います。

スシを今まで使ってこなかった投稿主は先月初めてがっつり握ってそういう物足りなさに気づかされました。無防備感に耐えられなかったのです…。

さて、この方法で大事になるのが「距離感」になるのですが…また今度、こちらも書いていこうと思います。

4.まとめ

今回はパラシェルターのヘイトの取り方のひとつについてお話ししました。

復活短縮ギアで、前線に切り込んでヘイトを取りまくる戦法もまたヘイトのやり方ですが、そちらではうまくいかなかった!0キル10デス0スペでした!という私みたいな人は、どうぞ意識してみてください!

コメントなどお気軽にどうぞ。
それでは失礼いたします。

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